マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

セミ、セミ…

2014-07-30 | 自然
朝から我家の庭はクマゼミとアブラゼミの鳴き声に占領されています。
どんな音にも負けない勢いです。

「鴨川」の土手や「糺の森」でも大木が多いエノキですが
京都御所の中で一番大きなエノキを友達に教えてもらいました。
近付くとホントに大きい!
向う側の梅林の木々が小さく見えます。
枝別れしている所には棕櫚などが生えています。
盛りあがった根や幹の力強い様子は見ていて気持ちいいです。

見上げるとこんな感じ、で、

一番下の枝でもかなり高い位置にあります。
目を凝らしてよく見ると、
幹にも、どの枝にも、

すごい数のセミの抜け殻。
夕方、蝉の幼虫たちが一斉に昇って行く時はさぞかしすごいだろうな!
そしてその鳴き声は!!!
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みたらし祭りの頃

2014-07-28 | グルメ
「水無月」は京都では梅雨の頃、ちょうど一年の折り返し地点にかかせない和菓子です。

水無月はどこの和菓子屋さんでも、スーパーにも並んでいます。
 
先日近くのスーパーで「水無月粉」を発見。
水無月を作るには、くず粉や白玉粉、米粉、小麦粉などの粉を混ぜなくてはなりませんが、
この粉は米粉、餅粉、小麦粉などが水無月用に混合してあります。
水や砂糖を加えて蒸せば簡単に水無月が作れるのです。
早速作ってみました。
10分位蒸して、甘納豆を散らして、再び蒸してまた10分位で出来上がり。
レシピ〈NHKのきょうの料理の和菓子の本)より水を増やし砂糖を減らしましたがちゃんと水無月が出来ました。
味もばっちり、
今回はサトウキビの粗糖を使いました。
次回は黒砂糖や抹茶を使ってみようかな。

今日は久し振りに少し雨が降りましたが、
厳しい暑さが続いています。

今、下鴨神社は「みたらし祭り(今年は25日~29日)」です。
梅雨が明けて一年で最も暑さが厳しい時、
夕暮れになると近所のお年寄りや子どもが連れだって出掛けます。
森の中に連なる露店の明かりは子どもには堪らない魅力です。
スカートやズボンをたくしあげてろうそくを持って冷たい池の中を歩き、
家族の健康、とくに、かつてはチュウブ〈脳梗塞など)にならないようにと手を合わせたものです。
池から上るとどんな暑い日でもすぅっと涼しくなります。
足がしびれる位冷たい地下水の効き目は格別です。

写真は数年前のもの。火を灯したろうそくを奉納して水から上がって来るところです。



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おもしろい憲法の本

2014-07-26 | book
とてもおもしろい憲法の本を読みました。

改憲論や護憲論や従来の決まりきった論争の枠組みを取り払い
国家とは、国民とは、権力とは、憲法とは何かを新鮮な言葉で書いています。
「押し付け憲法」論も様々な角度から検証し、その論の誤りや矛盾点をさらりと指摘します。
日本国憲法を国際法と比較して考えを深めていく箇所も面白く読みました。
日本国憲法は世界に向けての外交宣言としての役割を果たしていると著者は強調します。
日本国憲法の価値を外から、内から、
過去から、未来から検討していく著者の論理の組み立てには全く無理がありません。
見事な憲法の姿が徐々に浮かび上がってきます。
また著者は、テレビなどのマスメディアの不信から、逆に出所不明の情報を信じるのは愚かしい、
自分で本、テレビ、新聞、雑誌などの情報を探究して考えよう、と言い
「憲法学」の楽しさを伝えたいと語っています。
このような若い憲法の研究者が現れたことが嬉しいです。
憲法だけでなく、感情に先走らずに論理的にモノを考えることの大切さと楽しさを改めて教わりました。

『テレビが伝えない憲法の話』
  木村草太 著
     PHP新書 2014年
(著者は1980年生れ、現在首都大学憲法学准教授)
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大物発見(ヘビの…)

2014-07-24 | 自然
またまたまた森へ、
から池付近、
落ち葉を踏みしめ歩いていたら、
きらりと光る二つの目、

みごとな蛇の抜け殻をみつけました。
頭部近くの胴にわずかに破れたところがありますが他は尾の先まで傷一つなく完璧です。
しっかり乾いています。

メジャーで計ったらおおよそ110センチ。

コメント (2)
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またまた森へキノコを見に

2014-07-23 | きのこ
糺の森の散策できるところをぐるっと回ってきました。
森の北東部は一時期に比べると立ち入り禁止部分は減っていましたが、
見事に整備されているのに驚きました。
林の中に小川に沿って低い柵を張り巡らし散策ルートが作られています。
車椅子でも通れるくらいになりました。
良いことなのでしょうか?
私にはわかりません。
ただ私が知っている森とはずいぶん違う場所になりました。
でこぼこも構わず走り回り、ジャングル探検気分で藪をくぐって遊んだ森ではなくなりました。
隅々まで人手が入って庭園のようになりつつあります。
見事に美しいのですが…

先日ヒトヨタケの群落のあった辺りは今日もヒトヨタケだらけでした。
うっかりすると踏んでしまう位あっちにもこっちにも。
サンコタケのあかちゃんも発見。

下の写真は先日見つけたサンコタケ、どれくらいの時間で上の状態から下の状態になるのかな?

なまめかしいというか…なんというか、、、
きのこの本体は土の下にあって、
胞子を放出するためにだけ地上に出現する奇妙な生物、
植物でもなく、動物でもなく、
美味しかったり、毒だったり、
キノコはホントに不思議な生物です。







傘が割れて花びらのようです。





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マメクワガタ?

2014-07-21 | 自然
庭でちょっと草引きをして家に入ってきたら服にくっついていた。
去年も見つけて、
マメクワガタとチビクワガタとゴミムシの違いなど息子に教えてもらった気がするけれど、
忘れてしまった。
このムシはなんだろう?
1枚写真を撮ってすぐに虫を庭に逃がしてしまったので図鑑を見ても比べられない。
おまけに撮った写真がピンボケ。
ゴミムシに比べてマメクワガタの方が名前が断然可愛いんだけど、、、、
去年見つけたのと同じムシだろうか?それとも違うムシなんだろうか?
去年撮った写真が見つからない…
これはマメクワガタのような気がするけど…
いずれにしても、とてもおとなしくて、とても小さくて可愛いムシだ。
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ヒトヨタケ

2014-07-18 | きのこ
雨量は少ないけれど空が低くて息苦しいような毎日の空気に少々くたびれてきました。
まだまだ夏はこれからというのに今からバテていては困るのですが…
何もかも冷蔵庫に入れないとあっという間に黴が生えてしまいます。
冷蔵庫が悲鳴をあげています。

こんな季節が大好きなのはキノコ。
森の中は今キノコの天国。
ヒトヨダケがあちこちで群れをなしています。
まだ顔を出したばかりのと、溶けかかっているのと。

突然姿を現していつの間にか、あるいはあっという間に消えてしまうキノコには
魅せられるものがあります。

下はエミールガレ作のヒトヨタケのランプ
見事な写実です。
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一本の樹

2014-07-16 | きのこ
糺の森の一角に「ちびっこ広場」がありました。
利用者が居ないという事で数年前に遊具も砂場も取り払われました。

ちびっこ広場の真ん中の大きなムクノキ、
子どもたちの姿は見えなくなりましたがそのムクノキは今もあります。
クワガタを見つけた洞はセメントで埋められています。
でもセメントは割れてきのこがむっくり顔を出しています。
下の3枚の写真のキノコは全部この木のあちこちに同時に生えているキノコです。





苔が生えているのは地面ではなくて木の幹です。
蜘蛛の巣もいっぱい。
この1本の樹にも小さな宇宙があります。





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御神木と狐

2014-07-12 | Weblog
岡崎の満足稲荷、前はよく通るけれど、
鳥居をくぐったのは初めてです。
クロガネモチの迫力の古木がありました。

樹齢はおよそ400年と書かれています。
モノクロにしてコントラストを強めてみました。

お稲荷さんなので当然狐が居ます。
あちこち欠けた古い石の犬に見える、でも怖い顔の狐と、

美形の狐と、
 
雨にぬれてピカピカ光る青銅?の狐、

狭い敷地に建つ小さな幾つかの古い建造物と
これらのキツネの像はもちろんヒトの手で造られた物。
この不思議な空間は人の心が作りだしたもの、
このような場所に立つと、なんだか途方に暮れるような気持ちになります。

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ジュースがお酒に、物々交換!

2014-07-10 | グルメ
梅干しに漬けこんでも、まだ残った赤紫蘇は全部紫蘇ジュースにしました。

2リットルの熱湯に約600グラムの紫蘇の葉を入れました。
約20分煮ます。

直ぐ葉の赤い色が抜けて水の色は黒い色になります。

ガーゼで漉してしっかり絞るとこんな感じ。これは捨てます。
砂糖(500gくらい)を加えてちょっと酢を垂らして、
また20分くらい煮詰めて粗熱がとれたらクエン酸を加えて出来上がり。
出来あがったジュースはウイスキーやブランデーや日本酒などの瓶も総動員して
9本の瓶に詰めました。

先日友達の所に小さな瓶を一瓶届けました。
友人の手づくりのアンズ酒を何杯もお代わりしながら、
夜遅くまでおしゃべりして、
帰り際に彼女の自宅の庭で収穫したヤマモモで作ったヤマモモ酒をもらいました。
飲めるようになるのは半年先だそうですが、
やったー!

左隣にあるのは枇杷酒です。
今年は我が家の枇杷は鳥たちに大判振る舞いをしました。
朝から枇杷の木の周りは大騒ぎでしたが今は静かになりました。
僅かばかり鳥や蜂の食べ残した小さな枇杷をもいで枇杷酒にしました。
半年先が楽しみです。

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