マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

辺野古「大浦湾の生きものたち」2

2015-10-29 | book
写真は京都の地下街(ゼスト)で行われた写真展のようす(一部)です。
「大浦湾の生きものたち」掲載の写真が展示されていました。

絵葉書大の写真がぎっしりと並んでいます。
写真に添えられた短いコメントがとてもいいのです。
実際にその生物に遭遇した時の、撮影者の感動が伝わってきました。

2007年に発見されたアオサンゴのの大群集、サンゴを折ると中心が青いのだそうです。

これ全部違うサンゴ、次のページも次のページも、

こんな生き物の宝庫を潰して軍事基地にしようなんて、
言葉もない位、愚かな行為です。

多くの人の暮らしてきた大切な場所を奪って軍事基地にしてきたことを、
何とも思わない人間たちなので、
海の生物を奪い殺すことなど何ともないのでしょう。
でも、
日本中の人が皆そんな非常な人間であるわけがありません。
まず、辺野古の海の美しさ、
豊かな自然を多くの人に知ってほしいと思います。

上の写真は、大浦湾の深場で、冬から春の間だけに見られるマジリモク(海藻)の林の写真と
会場でもらったジュゴンの折り紙です。

それにしても、シーシェパードはなぜ「辺野古」に行かないのでしょう。
どこが海洋生物保護活動なのでしょう。
なぜ「大浦湾のジュゴンやサンゴや多くの生き物たちを殺すな」といって、
アメリカ軍や海上保安庁や防衛省に抗議に行かないのでしょう?
シーシェパードは「弱い者いじめの団体」というのが正体のようです。
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「大浦湾の生きものたち」1

2015-10-27 | book
沖縄の大浦湾(辺野古)の生き物たちが、
アメリカ軍の基地建設のために失われようとしています。
現在、日本生態学会をはじめとする21の学会が防衛大臣に対して、
基地建設を見直すよう要望書を提出していますが、
全く無視して、支離滅裂な無法な方法で、
何がなんでも基地建設を強行しようとしています。
いったい、安倍晋三は、アメリカにどんな脅しをかけられているのでしょうか。

この本は大浦湾を望む名護で生まれ育った人たちを中心に、
大浦湾の自然、大浦湾の今を発信する活動を続けている
「ダイビングチームすなっくスナフキン」が作った本で、
A5版、123ページ、オールカラーの生き物図鑑です。

パラパラとめくっただけで、
その生き物の種類の多さに圧倒されます。

これ全部ウミウシ、色とりどりのウミウシの小さな写真がびっしり並んでいる数ページには鳥肌が立ちます。

上の左ページ中ほどの、シンデレラウミウシ、
目はどこでしょう。
サンゴだって、海藻だって、こんなにたくさんの種類があるとは!
色も形も全部違います。その生態もそれぞれ全部違うのです。
こんなにも多くの種類の生き物が、生まれ、育ち、暮らしている大浦湾の豊かさに感動です。

この本では、河口、干潟、海草藻場、泥場、砂地、がれ場、沖、瀬、
更に森、川と言ったそれぞれの環境に生きる生き物たちを紹介しています。

下の写真はカツオノカンムリ、三角形の帆を立てて波間を漂うクラゲの仲間だそうです。
いつか見てみたいです。
そして辺野古の浜で、貝殻やサンゴのかけらを探しながら歩きたいと思います。


『大浦湾の生きものたち』
  ダイビングチーム・すなっくスナフキン/編
  南方新社    2015年9月   定価2000円+税

「2」へ続く
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秋の日差し

2015-10-24 | 自然
川面に反射する光と、
川底にまで届いて揺れる光と、




最高の季節!




川べりも、空も、水も秋の色に染まり始めました。
路傍の草も木も…


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どんぐり

2015-10-21 | 自然
ドングリの季節です。
娘が拾って来たツブラジイ、
名前の通り「つぶら」な姿です。
そして夫が、三重の家の庭で栗を収穫している時に
こんなドングリが落ちていた、
と言って持って帰ったのは
クヌギ(アベマキ?)の大きなドングリ。
周辺にクヌギの木が見当たらないので、
鳥が運んで来たのだと思います。

カシワかクヌギの木を一本植えたいね、
と夫と話していたのが
聞こえたのでしょうか。
小鳥たちからの
プレゼントかもしれません。

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かぎ針編みの袋

2015-10-18 | 手づくり
いつどこで手に入れたのか忘れたのですが、
押し入れの段ボールの中にあった糸で編みました。
(図書館で借りて来た本の作品をアレンジしてつくりました。)
木綿とレーヨンか何かの混紡っぽい生なりの糸です。
かぎ針の簡単な模様編みと、編み込みを組み合わせて、
秋冬用の袋ができました。
底は円に編んで、固めの接着芯を張りました。
財布や筆記用具、デジカメにハンカチとティッシュ、
それに眼鏡、畳んだトートバッグまで、
思ったよりたっぷり入ります。

小物は直ぐに編めるので楽しい、
次は何を作ろうかな。
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かご

2015-10-17 | 手づくり
庭のアケビの蔓があちこちに絡みついているのを取り除いたら、
庭もすっきりして、採った蔓で籠も出来てよかった、よかった。
数年前に作ったかごより一回り大きいのができました。
直径20cmくらい、深さは13~15cmくらいです。
細いツルも少し太いツルも、長いのも短いのも使って
何とか籠の形になるように編んでいくと、
籠のようなものになります。
コツがわかりかける頃に、
蔓が無くなります。
ちょっと残念。



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こんなところに!

2015-10-14 | 自然
夏の間アシナガバチが出たり入ったりしているので、
近寄らなかった、家の横の通路、
ヒサシがあるので雨があたりません。
毎年、アシナガバチが巣を作りますが、
大抵、巣が小さい内に見つけて潰します。
今年も幾つか見つけて、かわいそうだけど潰しました…
涼しくなって、蜂も居なくなりました。
掃除をしつつ、
自転車にかけておいたブルーシートをめくってみたら!!!

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大阪、大正駅付近を散策

2015-10-12 | 
木津川と尻無川に挟まれた
河口の三角洲が大正区です。
運河も巡らされています。
初めて環状線の「大正駅」に降り立ち、
勇んで大正区を散策するつもりでした。
「リトル沖縄」と言われる辺りの
雰囲気を味わいたい。
また、川には渡船場が7ヶ所もあって、
現役で活躍しているそうで、
是非ともそれを確かめてみたいと思いました。

でも、大阪は大きい!
京都の鴨川と高野川に挟まれた所に暮らしている私の想像をはるかに超えて、
道幅が広く、川幅はもっと広く、
橋は巨大です。





一ヶ所だけ川に近付けるところがありましたが、
その後は歩けども、歩けども巨大な倉庫と工場群に阻まれて
川面を見ることも出来ません。

工場や倉庫は川に面して船から直接荷の上げ降ろしが出来るようになっているようです。
道路を歩きながら想像するしかなく、もどかしい気持ちです。



運河らしきものも見つけました。

とにかく渡し船に乗るなら、駅からバスで近くまで直接行くべきでした。
今日は、夕方から、駅近くの小さな店で、
ライブを聴きに行くのが第一目的だったので、
途中で断念して引き返しましたが、
カフェどころか、腰を下ろせるところもなく、足腰がくたびれました。

工場からは金属のぶつかる重い音や鋭い音、モーターの音、
オイルや金属の匂い、
川の匂いかもしれない溝の匂いも時々漂ってきます。
土曜日だったので休業している会社もありましたが、
ここは大勢の人がヘルメットをかぶり油まみれになって働いている場所です。
のんきにぶらぶらカメラを持って歩く私は見るからに場違いです。
少し歩いた位で疲れた等と言っては、申し訳ないことです。

ビルの前に、林檎の木が植えてある会社?があって、
実が生っていました。下の方の実には袋がかぶせてあります。
辺りには緑がほとんどないので、1本の木でもオアシスです。

橋は皆、巨大で高架になっているので、歩いて渡るのはまずむりです。
それで今も渡しが活躍しているというわけです。


戻る途中に公園がありました。
小学生や中学生も楽しそうにドッジボールやバレーボールで遊んでいます。
テニスコートもにぎわっていました。

この辺りは近代紡績の発祥の地で、
東洋のマンチェスターと言われていたそうです。
(マンチェスターはイギリスの産業革命の中心地)
しかし立派な建物群は戦時中に軍需工場に転用され、
空襲で全て焼けてしまったそうです。
戦争というのはつくづく何もかもぶち壊し、
台無しにしてしまいます。

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一億総○○

2015-10-09 | Weblog
使い古され、汚れきって、
腐って打ち捨てられた言葉が
安倍晋三によってまたぞろ持ち出されて来た。

1938年当時の内閣が提唱した「一億総動員」
国家のために全ての人が奉仕し、犠牲になることを鼓舞する標語だった。

やがて「一億総火の玉」「一億総玉砕」となっていく、
敗戦後も懲りずに、
「一億総懺悔」の言葉で、
みごとに責任を空中分解させた。
とどめは「一億総白痴」
一億総…は使い果たされた、はずだった。

しかし、2015年「一億総活躍」
この空疎な言葉をもてあそぶ意味は何だろう。

まともな感覚を持つ人間なら「一億総…」は恥ずかしくてとても使えない。
口にするのもはばかられるような言葉だ。

あり得ないことをやり続ける、
嘘つきで恥知らずの安倍晋三は人間に見えるけど本当はいったい何モノだろう?
鬼、ぬえ、おばけ、妖怪…


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京人形

2015-10-07 | 
自転車の時も、バスに乗って出掛けた時も、
なるべく通ったことが無い道を選びます。
若い時からそのような歩き方をしてきましたが、
京都の町なかの碁盤の目の細い通りは、
通ったことのない道、知らないところが、
無数に、まだまだいくらでもあります。

ここは、暖簾が掛っているのですが、
どこにも何も書いてありません。
でもちょうど表に出て来た年配の女性が人形屋です、と教えてくれました。
この大原女は先代が、三人官女の頭部を使って大原女に仕立てたものなんです、
と教えてくれました。

何とも優雅な大原女、美しい京人形です。
出窓の下の小さな空間に配置されている石や貝も地味に人形を引き立てています。




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