今日は21日、21日と言えば京都では弘法さんの縁日、
久し振りに行ってみることにしました。
家の傍のバス停からバスに乗り「東寺道」でバスを降りて直ぐに東寺の東側の門が見えてきます。
今日は良いお天気、おまけに土曜日、
大勢の人で賑わっていました。
広大な境内に立つ五重塔や講堂や金堂もちょうど公開中、
これらの建物の中を拝観するのは初めてです。
重文や国宝の建物の中にはこれまた重文や国宝の仏像がざくざく、
どの仏像も素晴らしくてドキドキしました。
桃山時代や江戸初期のこれらの建造物や彫刻の迫力に圧倒されます。
(弘法大師による創建時の物は落雷などによって焼失)
左の下の隅の人物と大きさを比べてみてください。
残念ながらこれらの建物の内部は撮影禁止ですが、
剥げかけた壁の絵なども眼を近付けてしっかり見ることができました。
優雅さと力強さが見事な彫刻や建築物になって体現されています。
縁日ではありとあらゆるものが売られています。
砥石やさん
帽子やさん
弘法市ではお参りと同時に、
植木をみたり、古道具を見たり、着物を物色したり、
お腹が空けば食べ物も選り取り見取り、
本当に楽しい場所です。
そろそろ帰ろうとバス停近くまで来てお腹が空いているのに気が付きました。
広い道路をわたれば大きなイオンモールがあるけど、
イオンには行きたくないので
しばらく歩いていたら「相生餅」の看板がありました。
小さなウインドウには巻き寿司とお稲荷さんが皿の上に乗せられているだけ、
どうしようかなと思って足を停めたら、
ふわりと「おうどん」のいい香り。
扉を開けて中に入れば普通に「おうどん屋さん」でした。
そこで「たぬきそば」(刻みアゲのあんかけそば、擦り生姜がたっぷりのっている)を食べてバスに乗って帰りました。
お土産は「箸」と「よもぎ麩」と手づくりの小さなアクセサリーです。