子どもの頃見た菜の花畑は、アブラナだったのでしょうか?
油をとるために育てられていたのか、それとも畑の肥料になっていたのでしょうか?

上の写真は京都の住宅地に囲まれた畑で、こぼれた種が勝手に育った、という感じです。
春の草花がかわいい!
鴨川の中州などに群れ咲いているのは「アブラナ」の花ではなく
アブラナ科の「セイヨウカラシナ」の菜の花だと教わりました。
そして、アブラナ科の仲間の花は十字架花なんだと知り、
アブラナ科の野菜の花はみんなそっくり「菜の花」なんだと知り、眼からウロコでした。
「菜の花漬け」は「ハタケナ」などの脇芽の蕾を摘み取って漬物にしたのが始まりだった、とか、
観賞用の寒咲きアブラナの蕾を摘みとって食べたらおいしかったので栽培を始めた、とか、、、
買ってきた菜の花漬けをじっくり見ても、何の野菜の蕾かわかりませんが、
でも、食べられる野菜の花の総称として「菜の花・なばな・はなな」と呼ばれるのだな、と納得。
写真は三重県の田舎の畑で夫が収穫してきた野菜の花です。
ハクサイの花、コマツナの花、ダイコンの花です。
すっかり咲いた中心の花はグラスに挿して見て楽しんで、
柔らかい葉に包まれた小さな蕾は食用に。
コマツナとハクサイの菜花はアクも無く柔らかくてとてもおいしくいただきました。
少し堅い茎の部分も炒めると美味しいのでいろんな料理に使えそうです。
ダイコンの花はまだ試食していません。

ハクサイの花

小松菜の花

ダイコンの花(もうすぐ咲きます)