マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

土手の草花

2016-09-29 | 自然
鴨川べりを散歩です。



鴨川の土手の草の海の中に
2種類の赤が目立っています。
オシロイバナとヒガンバナです。
どちらも緑の中で、ひときわ鮮やかです。

黒い実の中の白い粉がオシロイバナの名の由来らしいのですが、
あのすばらしい香りは、なにかに使われることはないのでしょうか?
バラのように花びらそのものが持っている香りではなさそうです。
そしてあのきれいな赤紫の花べんに見える部分はガクなのだそうです。

オシロイバナを少し摘んで持って帰り、
花屋さんが作ったブーケの傍に置いてみました。
エノコログサはおまけ。

昨日は断続的に強い雨が降りました。、
ヒガンバナの方はもう倒れてしまっているかもしれません。

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案山子

2016-09-24 | Weblog

一瞬どきっ。
案山子(かかし)でした。
小道具が効いています。
下の案山子は紐を結ぼうとしています。

山沿いの住宅地ですが、
所々畑が残っています。
この案山子はカラスよけかな?
でもこの辺りには猿や鹿もやってくると聞いています。
アライグマはどうでしょうか?
無事に野菜を育てるのは大変な苦労だなぁ…
奥には小川が流れていて、
手前には金属の柵が張ってあります。
放し飼いの犬がいなくなり、
シカやイノシシや猿にとって、
怖いものはなにもありません。
人家の近くにまでやってくるようになった鹿たちは、
マダニも運んできているそうです。




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かぼちゃのケーキとかぼちゃのパン

2016-09-22 | グルメ
しばらく前から、
炊飯器でケーキやパンを作るのが流行っていると聞いていました。
夫が大量のカボチャ(伯爵)を収穫してきたので、
そうだ、炊飯器ケーキを作ってみようと思い立ちました。

賽の目に切ったカボチャをたっぷり、
干しブドウや、スパイス(シナモン、オールスパイス)を用意して、
小麦粉にコーンフラワーも混ぜてふるい、
次にバターを練る。砂糖を混ぜる…
それらの手順は普段のケーキ作りと同じだけど、
たねを炊飯器にそのままそっといれて、
早炊きのスイッチを押すだけというのは楽。
天火の温度調節や、型にオーブンシートを敷いたりなどの下準備が要らない。

焼き上がりもおもしろい!
甘さ控えめなので、朝食にも。
2~3日経っても美味しい…


こちらはマッシュしたカボチャをたっぷり入れたパンです。
炊飯器ではなくていつものようにオーブンで焼きました。
オーブンの皿いっぱいにぎっしり並んだ
黄色がきれいな、ふわふわぱん。
食べる時にちぎってトースターでちょっと焼いて食べます。

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オニバスはスイレン科(薬用植物園Ⅳ)

2016-09-20 | 自然
ハスは葉が水面から離れて立ちあがっているけれど、
スイレンの葉は水面に接している、
ハスは花の後に特徴的な実(蜂の巣型)をつけ、
茎にもレンコンのような穴があいている。
そして時に、根茎が肥大化してレンコンを形成するけれど、
睡蓮はレンコンを作ることはない。
などがハスとスイレンの大きな違いなのだそうです。

で、オニバスは
スイレン科。

薬用植物園では絶滅危惧種なども収集して栽培しています。
私はここで初めてオニバスをみました。
オニバスもかつては日本のあちこちに自生していたのだそうです。

大きな葉でしかも皺だらけ、
さらに表面積を増やして太陽の光を受けようとしているのでしょうか。
皺を伸ばしたらもっと巨大になることでしょう。
そして裏も茎もトゲだらけ!
花は葉を突き破って水面に出てきて咲くそうです。
ちなみに蕾もトゲだらけ、
果実もトゲに覆われているそうです。
こんなに強そうな植物なのに、
今ではすっかり減ってしまって絶滅の危機にあるのだそうです。

水面を覆い尽す水草たちも冬になる頃には、
ハムシたちに食べられ、
あるいは枯れ朽ちて、水面からは消えてしまいます。






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スイカのカクテル

2016-09-19 | グルメ
中玉スイカを2個、夫が収穫してきました。
ちゃんと食べられるスイカだろうかと心配しつつ切ってみましたが、
大丈夫、未熟でもなく、熟れ過ぎにもなっていなくて、
よかったよかった。
さてお味は、う~ん、少々甘味が足りない。
一口サイズに切って、ジュースやサイダーをかけて食べると良いかもしれない。
しかし今日は、
少し凝って、
スイカのジュースに少量の砂糖を溶かし、

白ワインを注ぎ、
氷を入れる。
次にそっとマンゴージュースを加えるとマンゴージュースが下に沈んで、
2層になる。
ミントの葉を添えれば、
おしゃれなカクテルの出来上がり。

味も上々です。
名前をつけたいな。
ワインではなく、ウオッカやテキーラでもきっとおいしい。
スイカはまだまだある!
テキーラもある!
レモンもある!






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モヒートはいかが!(薬用植物園、Ⅲ)

2016-09-16 | 自然
シソの葉(大葉)は梅ぼしや柴漬けにはもちろん、
薬味としてもかかせません。
シソ科は茎が四角なので、
私でもすぐに判別できます(例外もあるかも)。

バジル、ミント、ローズマリー、ラベンダー、セージ、
マジョラム、オレガノ、タイム、レモンバームなどなど、
シソ科のものは香りも豊かで、身近に良く利用されています。

喉がイガイガすれば、ミントの入った飴を舐めます。
ミントチョコアイスも大好き。

ミントの清涼感はどんな味と言えばいいのでしょう。
辛い、とはちょっと違う気がします。
スッとする味、とでもいうのか、
シソ科の植物の味は、
甘い、辛い、すっぱい、苦い、塩っぱい、では言い表わせません。
しかし、「ヒキオコシ(延命草)」のようなものもあります。

気を失っている人に飲ませると(齧らせる)と
あまりの苦さに驚いて生き返る、のだそうです。
ヒキオコシはいろいろな効能があり昔から生薬として使われているそうです。
育毛に効果があるとも…

下の写真のキャットミントには、
またたびと同じ成分が入っていて、
猫が大好きなのだそうです。

とてもいい香りだし、花も他のミントより華やかできれいで、
グランドカバーに良いな、と思うけど、
猫が集まってきたら困るなー

今夜は庭で雑草化しているミント(上の写真、なにミントか忘れてしまった)で、
時々作るのは「モヒート」です。
今日のレシピは、
たっぷりの新鮮なミントと少量の砂糖とレモンをグラスに入れ、
良く潰して、ラムを注ぎ、
ソーダ水と氷を入れて軽く混ぜれば出来上がり。
夏バテした体に効きます。










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確率の問題?

2016-09-14 | Weblog
先々月私は医者に処方された抗生剤を飲んで、
激しい副作用に苦しんで救急にかけ込みました。
点滴などの処置を受け、幸い一時のことで済みました。
今まで薬の副作用(薬によるアレルギーなど)の経験が無かったので驚きました。
ネットでその薬について調べてみると、
どの解説でも、この薬は、副作用もほとんどなく、
従来ピリン系などにアレルギーがある人も服用でき、
大変よく効く薬である、と書いてあります。
「ほとんど」の中に私は入れてもらえなかったみたいです。


子どもが小さかった時に、予防注射の際に、
「何万人に一人」くらいの確率で、まれに重大な後遺症(副作用)が残ることがあります。
と説明を受けました。
自分の子供がまさか「何万人に一人」になることはないだろう、
悩みながらもほとんどの親は接種を受けさせます。
私もそうでした。
そして事実、めったにそんなことはないものの、
どこかで、、何万人に一人の誰かがその注射の後遺症で苦しんでいるかもしれないのです、
そのことを今回は強く思ったのでした。


「宝くじ」では当りが何万人に一人でも、
もしかしてそれが自分かもしれないと期待して券を買います。
何事も人は自分に都合のいいように解釈するものだな、
と改めて思います。
(実際は、ジャンボ宝くじの当選確率は1000万分の一、
隕石に当って死ぬ確率7万5000分の一より更に更に桁違い。
当らないと確信しているので、私は宝くじは一度も買ったことがありませんが。)


ワクチン、交通事故、飛行機事故、地震、噴火、彗星・・・
などで確率が時々話題になります。
でも確率を捉えるのはやはりむつかしい。
100年に一度と言われれば、一生に一回あるかないか、
ということだと思うけど、
それが、明日かもしれないわけです。

数字というものは残酷だなと思います。
でも数字に感覚があるわけではありません。
数字を扱うのは人間です。
その数字をどう理解するのか、
そこが一番大切なのに、
それが抜けている、
統計や確率を報じる記事を見ていていつも感じることです。



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色っぽい草(薬用植物園、Ⅱ)

2016-09-14 | 自然
前から見たかった植物の一つ、
「青花」の花が咲いていました。

土手や我家の庭にも咲いているツユクサは小さくて雑草の中に埋もれてしまいますが、
この「青花・オオボウシバナ」は大きくて
2枚のひらりとした花弁に色っぽい風情があります。
それもそのはず「色」を採る花なのです。
この花から取り出した青色で友禅の下絵を書き、
最後に洗うと、さっと水に溶けて消えてしまうのです。
その「色つくり」の工程が非常に大変で、
しかし、それはそれは興味深いものです。
ぜひこちら「青花紙は今」をご覧ください。

(安藤広重、青花栽培)
そして「アイ・藍」
藍の青のほうは水で流しても落ちません。
世界中で様々な手法で染めに使われてきました。
でも、「アイ」がこんなに「イヌタデ」にそっくりだとは知りませんでした。
花が咲いていれば区別も付きますが、それでもそっくり。

藍の葉は発酵させることで、
麻や木綿などもしっかり染められるのだそうです。
発酵させない場合は、
予め豆乳などに布(絹や羊毛以外)を浸けておく必要があります。

庭のイヌタデ(あかまんま/左)と
本物のアイ(藍/右)
植物園には蓼酢にするヤナギタデもありましたが、
写真を取り損ねました…残念。

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超超激辛?

2016-09-12 | Weblog
薬用植物園の見学に参加してきました。
2時間程でしたが、
見て、触って、匂いを嗅いで、齧って、
大いに楽しんできました。
さらに倍位の時間をかけて見てあるきたいくらいでした。
薬用植物園ですから、
植えられている植物は全て何らかの薬効があり、
それぞれ興味深いものでした。
でも、結局、
わ―すごい、というばかりで通り過ぎてしまいます。
忘れないために、
ちょこっと記録。

最初は、唐辛子について。
唐辛子のいろいろが植えられている一画がありました。
「タバスコ」というのは商品名だと思っていましたが、
唐辛子の一品種名だったことを初めて知りました。

タバスコの横にあったのが、
ギネス認定、世界で一番辛いという唐辛子。
名前はキャロライナ・リーパー



調理するには防護服が必要だそうです。
しかしそんなのを食べる人がいるというのが驚きです。
でも、なんでそんなに辛くなったのでしょう?
ネットで調べてみた所、
辛いものは獣は食べないけれど、
鳥は平気なのだそうです。
タネを丸呑みして、遠くへ運んでくれるので、
トウガラシにとって辛くなるのは有効な戦略らしいです。
そして今は、ヒトが世界中で増やしてくれているわけです。

唐辛子の辛さはスコヴィルという単位で表すそうです。
キャロライナリーパーは150~300万スコヴィル、
ハバネロが30~50万スコヴィル。
タカノツメは4万~5万スコヴィル。
ちなみにピーマンは0スコヴィル。

唐辛子でも、
ワサビでも、
辛子でも、
胡椒でも、
山椒でも、
辛みは料理に欠かせない。
けど…

家に帰ったらこんなラーメンがテーブルの上に。
早速作って半分食べました。
かなり辛いけど、さっぱりしてて美味しかった!


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虫の声

2016-09-11 | 自然
夜更けに湯船につかりながら
秋の虫の合唱を聴く幸せ。

しかし、とりわけ大音量で、
長く鳴き続けるのは、
アオマツムシ、
風流を越えている。
とうとう京都の我家の庭にも侵入してしまった。
もう日本中どこにでもいるのかもしれない。
最初は街路樹の高い所で鳴く虫だと思っていたけれど、
低い灌木にもいっぱいいるようだ。
アオマツムシの声は他の虫の声を全てかき消してしまう。
たまに、アオマツムシが鳴きやむと、
他の虫たちの声が聞こえてくる。

この小さな庭の草むらに、
鳴く虫は一体何種くらいいるのだろう。
りんりん、じりりぃ、
りぃ、りぃ、チロチロ
り~ん、り~ん

チンチンチン…

別の場所から、虫の音が重なって、
さらに、別の虫の音が幾つも重なって、
ちんちん、という声は聞こえなくなる。
また、アオマツムシが鳴き始めた。
しばらくすると、また、間が空いて、
また合唱が始まる。

ずーっと続く。
朝も昼も夜も。

橋の上で自転車を止めて、下を見ると草の波が揺れていた。
湧きあがるように虫の声が聞こえてきた。


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