マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

福島県二本松市の市長の決断

2011-05-30 | Weblog
福島県の二本松市の市長 (三保恵一) の話を聴いてほしい。

二本松市長のインタビュー

とつとつと語る言葉の中に、
主権在民、大切なのは住民の命である、という揺るがぬ意思があります。
もう、東電のいうことを信じて、国の言うことを聞いて、
福島県のおくってきた健康アドバイザー(長崎大、山下俊一)の言うことを真に受けて、
このまま手をこまねき、放射能の実験台になるわけにはいかない…
自分たちで考えて行動する、、、
という決断に胸があつくなります。
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梅雨?

2011-05-27 | Weblog
5月というのに雨が多くて、空が暗くて、すでにあきあきしてると言うのに、
これからそのまま梅雨だそうです。
肌寒かったり、蒸し暑かったり…
部屋の中全体を模様替えしたいところだけど、
取敢えず棚の1段だけ夏アレンジ。
小さなガラス瓶の前のものはあちこちで拾って来た石や珊瑚ですが、
一番左のはブラジルのお土産、ピラルクの鱗です。
右の花はセンダンです。
夜になるとセンダンの花はまるで部屋の中に香水を振り撒いたみたいに濃厚に香ってきます。
センダンは樹皮や実や葉が除虫や様々な効能があって昔から利用されてきたそうですが、
今はインフルエンザウイルスの薬として注目されているそうです。
なんといっても植物はすごい。
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本当は、、、 実は、、、

2011-05-26 | Weblog
私が原発のことを思い悩んでもどうしようもないけど、
日本中の人が原発について真剣に深く思い悩まなければならない時が来ている、と思います。

「本当は壊れていました。
実はメルトダウンでした、
本当は小さな穴ではなく、大きな穴でした…
本当は水に浸かっていませんでした…
実はたくさん放射能が流れ出ていました…
実は内部被曝を無視していました…
実は作業員の被曝を計測していませんでした…
実は、数値が間違っていました…
実は想定していましたが無視していました……
本当は、、、
じつは、、、」

こんな嘘と言い訳ばかりの東電や安全委員会や政府の楽観的な発表を
未だにそのまま報道するテレビ番組にあきれはてます。

財界の原発関連の長年にわたる巨額の金の流れを調査するでもなく、
原発推進の責任を追及するでもなく、
原発の事故の現在を直視することもなく、
放射能の汚染の情況を独自に調査することもせず、
相変わらず、節電や助け合いの感動物語で誤魔化しています。

もうすぐ地デジになるそうですが、
そのきれいな画面で日本人はいったい何を見ることになるのでしょう?

検索していたら先日関西テレビでこんなのが放映されていたのを知りました。
「被曝する労働者達:下請け・日雇いが支える原発の実態
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豆と新タマネギ

2011-05-25 | Weblog

新タマネギの中にハンバーグ種を詰めて、
コンソメスープで煮て、
タマネギがやわらかく煮えたら、えんどう豆も入れて煮て、
最後に皮をむいたソラマメも入れて、
スープの味を調えて、少しとろみを付けて出来上がり。
豆と新タマネギがおいしい季節
どちらも大好き、
一昨日は新タマネギとソラマメのかき揚げを作りました。
えんどう豆はまだたくさんあります。
さて明日は何にしようかな?
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ミカンの花

2011-05-24 | Weblog


4年前に20~30センチ位のナツミカンの苗を植えました。
2年位はさっぱり伸びなくて葉も増えず、この木は駄目かなあと思っていたら、
去年から急に伸び始め今年は新しい柔らかい葉がツンツン伸びて、
花をいっぱいつけました。
なんともいえないいい香りが辺りに漂っています。

「せっせせー~♫」をしながら歌ったミカンの花の唄、
正確な題名は「ミカンの花咲く丘」だそうです。
穏やかな風景が写生するように唄われています。
素直なメロディ、ワルツのリズムに乗って作者の「懐かしい」きもちがそのまま伝わってきます。

私は小学生の頃、5年間、瀬戸内海に面する町に住んでいました。
工場地帯で、高い煙突が林立して黄色い煙や白い煙が立ち上り、
火を燃やし続けている煙突もあって、喘息の子どもが多い町でした。
海も汚れていて魚や貝も食べられず、水泳は禁止されていました。
でも、小さな山に登れば、遠くの島々、行き交うポンポン船が見えました。

「みかんの花咲く丘」

作詞:加藤省吾、作曲:海沼実、

1 みかんの花が咲いている
  思い出の道丘の道
  はるかに見える青い海
  お船がとおくかすんでる

2 黒い煙をはきながら
  お船はどこへ行くのでしょう
  波に揺られて島のかげ
  汽笛がボウと鳴りました

3 いつか来た丘母さんと
  いっしょに眺めたあの島よ
  今日もひとりで見ていると
  やさしい母さん思われる

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Zazの歌声

2011-05-22 | Weblog
チェルノブイリとスリーマイルの警告を無視して小さい島国は原発を作り続けた。
いま世界はフクシマを見ている。
そして世界は変わるのだろうか?


瞬間移動してこの街角に行きたい。
声も楽器だってことを再認識します。
ZAZは1980年生まれの現在30歳、本名は Isabelle Geoffroy。
フランス、トゥール生れ、
Zaz


「Je veux 」
リッツのスイートを一部屋お願い、いらないわ!
シャネルの宝石、欲しくないわ!
リムジンを一台ちょうだい、それで何するの? (パパラパパラ)
スタッフをちょうだい、その人たちで何するの?
ヌーシャテル(スイスの地名、ドイツ語ではノイエンブルグ)の館、私のためのものじゃないわ。
エッフェル塔をプレゼントしてちょうだい、それで何するの?(パパラパパラ)
(リフレイン)
わたしは愛、喜び、陽気さが欲しい、人のお金が私を幸せにしてくれるんじゃない。
わたしは、誠実なままでくたばりたいの、
さあ、一緒に自由を探しだそう、あらゆるお決まりの考えはわすれて、わたしの真実にいらっしゃい!
礼儀正しさなんてもう沢山、うんざりだわ、!
わたしは手で食べるの、わたしはこうなのよ!
わたしは大きな声でしゃべるし、表裏なく率直よ、ごめんね!
偽善はおしまい、わたしはここからおさらばするわ!
建て前にはうんざり!
わたしを見て、 なにがあろうとみんなを悪くは思わないわ、わたしはこうなのぉぉぉ。。
(リフレイン 4回 )
                                           ”
(歌詞は日本語訳は銀座のフランス語学校のブログを引用させてもらいました。)

モンマルトルの街角の楽しいライブの映像がほかにもたくさんあります。
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原発のせいで、放射能のせいで、

2011-05-20 | Weblog
家族の歴史が詰まった家を捨てて、
可愛がって世話をしてきた馬や牛を棄てて、
芽を出し花を咲かせた果樹を捨てて、
大切に守ってきた田や畑や用水路を捨てて、
家具や農具や服や着物や布団や茶碗も鍋や釜も本もノートもぜんぶ…

暮らしを捨てて、仕事を捨てて、
山や川や池を捨てて、
祭りや大切な地域のつながりを捨てて、

なにもかも、生活の基盤をもぎ取られてどこかへ出ていかなければならない。


飯舘村からのレポート、森住卓のフォトブログ

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着物でリフォーム

2011-05-19 | Weblog


祖母の古い着物をほどいてパーティ向きのワンピースをつくりました。
(今月の末に着ていく予定があって)
実際の色はもう少し深い青で、着ると身体に添ってぴったりした感じになります。
裏地で下に着るキャミソールワンピースも作りました。

先日作ったワンピースの型紙を利用していますが、
少しだけアレンジしています。
絹の薄いタラーンとした生地なので針も糸も細いものに替えたのですが、
ミシン目がいくら調整してもひきつれて縫い目がそろわず、苦労の跡がそこここに残っていますが、
きっと洗濯もあまりしないので大丈夫…ということにして。
白く見える大きな格子は銀糸です。それに合わせて銀の鎖のネックレスと銀のイヤリングが似合うと思います。
それともうんと華やかな色がいっぱい入ったモノをあわせてみようかな。

実は失敗したところがあります。
着物をほどくと細長い布がたくさんできますが、それをあっち向けたりこっち向けたり、
目立つ所に綺麗なところが出るように型紙をあてて裁断したつもりが、
よりによって、縫い目をほどいた時にうっかり小さな穴をあけてしまった所が一番目立つ所になってしまいました。なんとかごまかしましたが、やっぱり目立ちます、
あ~ぁ、いつもどこか失敗します。
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ひどい文科省

2011-05-18 | Weblog
精神科医の抗議

文部科学省が4月20日付けで出した教育現場への通達がひどい!
一見、親切な文章に思えますが、結局
「放射能のことなど忘れて、毎日明るく元気で暮らしなさい、放射能を怖がりすぎるとPTSDになりますよ…」
と言っているように読めます。
犯罪者が責任はあたかも被害者の側にあるかのように言いつのるのと全く同じです。

相変わらずTVなどで言われていることの一つ、「CTスキャンなど医療でもこんなに放射能が使われています…」という説明がここでも使われています。
病気で必要になる時のリスクと、福島で普通に暮らしている人が受けてしまう放射能とを並べて比べることの不思議に納得いきません。

また自然界にも放射能は存在しているけれど、「どんなに少しでも、放射能は生き物にとって受けないほうがいい」というのが長い研究の歴史の中で判っていることなのです。
それなのにそこの部分を省いて数字を並べてたいしたことがないように言うのは基本的に何が大切かというスタンスがないからだと思います。

大切なのは「命」である、と考えているなら、上記のような文科省の文章やTVの放射能の解説はあり得ません。
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油断ならない言葉がいっぱい

2011-05-17 | Weblog
「万能細胞、IPS細胞に拒絶反応」新聞で記事を読んで驚きました。
じっくり考えれば「万能」なんてありえないのに「万能」という名前に惑わされて
すっかりIPS細胞は万能なんだ、と思っていました。
IPS細胞の技術が普及して、これからどんどん多くの病気やけがが治療されるのだろうと。

フロンガスが発見された当時、
人体に無害で、安定していて、燃えたり爆発することもないフロンガスは、熱を運搬する理想的なガス、
夢のガスと言われていました。
まさか、はるか上空でオゾン層を破壊するとはそのとき誰も思っていませんでした。

原子力発電も同様に、
もうこれからは原子力だ、原子力の平和利用だ、資源のない日本に、無限のエネルギーを生み出す原子力は経済発展の原点だ、二酸化炭素も排出しないクリーンなエネルギーで、しかも安い… 全部嘘でした。
(もちろんその時にその言葉を聞いた瞬間それはあり得ないと直感した人もたくさんいたに違いないのです。)

核の平和利用はない、と気づいた少数の研究者が反対の声をあげましたが、
多くの研究者は金に目がくらみ電力会社の旗振り役になり、
また一部の研究者は最初のウソをそのまま飲み込んで沈黙してしまいました。
そしてその嘘に、膨大な宣伝費がつぎ込まれ、多くの人をだまし続けて来たのです。

被災地の報道の中でテレビのアナウンサーが、あるいはタレントたちが、
なんとも歯の浮くような言葉をしゃべるのを聞いていると、恥ずかしくなります。
街角インタビューなどでも、自分の言葉で自分の気持ちを話す人が殆ど見られません。
下手でも、拙くても、言葉少なくてもいいのに…
なにかテレビに出て来る人みたいに格好を付けなければと思うのかもしれません。
ボキャブラリーってこんなにも少ないものなんだ、とも思いました。
同時に、被災者にかける言葉を、私も何も持っていないことを知りました。
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