マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

きなこパン

2016-02-28 | グルメ
物ごころつく頃からず-っと朝はパン。
ミルクティとパンが無いと身体が目覚めません。

自分でパンを作るのも、
餅つき機を使って捏ねるようになってから、
気楽にできるようになりました。
きなこパンは10年前に「オレンジペ-ジ」で見つけて以来
時々作っています。
お正月に買った「きな粉」がまだたくさん残っています。
きなこパンの出番です。
噛むほどに味が出てくる、香ばしいきなこパン、

自分でパン作りをしている人は試してみて下さい。
薄力粉と強力粉を100グラムづつに、
15グラムのきな粉を加えて、
砂糖とイ-ストを入れ
バタ-ではなくサラダオイルを大匙1加えて、
塩を少々入れて…
あとは普通のパンと同じように捏ねて、
一次発酵させて、休ませて、成形して(小さめに)、
2次発酵させて、焼いて(しっかり焼いて)、
出来上がり。
お薦めです。
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ちりめんじゃこ

2016-02-26 | 自然
ちりめんモンスタ-などと呼ばれる、
ちりめんじゃこの中の異端児、
最近のちりめんじゃこの中にはすっかり少なくなってしまいました。
でも今夜、冷凍のちりめんじゃこを器に入れて、
しばらくして、ふと見たら、
黒い目の、
君はイカかい?
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実感できない齢

2016-02-25 | 手づくり
だいぶ腕が上がるようになったけれど、
肩に重いリュックをず-っと背負っている感じ。
「おんぶおばけ」ってもしかして、このこと?
いやいや、あれはたしか、
山の中で「おんぶして-」と言っていたのは鬼の赤ちゃんだった。
夜中に痛むのだけでも治ればいいんだけどな。
肩を打っただけでこんなになるなんて思いもよらなかった。
歳だから、なんて思いたくないけど…
何かある度に歳を感じるのだけど、
直ぐに忘れる。
たぶん、忘れたい…からかも。

亡くなった父が昔、低いフェンスに足を引っ掛けてこけた、と、
仕事から帰って来て嘆いていたことがあったのを思い出す。
父は運動なら何でもこい、
陸上も得意だった、とくにハ-ドルとか、
まさかこんな低いフェンスに足を引っ掛けるなんて、とショックだったみたい。
なんだか親子で同じことをやっている。

時間は留まらない。
『今』はこの文字を書いたとたんに過去になる。
こぼれたワインがグラスに戻ることは無い。
気分と肉体との差は開くばかり。


21×25(cm)
「海の中でふわふわと、
気がつけばいつの間にか
私は植物になりつつあるのか…」
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折り紙のお雛様

2016-02-23 | 手づくり
我家には古い雛人形がありますが、
出すのがたいへんなので、
もう長いこと飾っていません。
娘の初めてのお節句の時に母が買い求めてくれた、
抱くことのできる市松人形もあります。
昨年までは出していましたが、
今年はそれもパス。
何もないのも寂しいので、折り紙で内裏様だけ折りました。
折り紙の本を見ながら折ったのですが、
省略だらけの折り方図でさっぱり分からず、
適当にごまかして折りましたが、なんとかお雛様に見えるようになったので、
食卓の横の棚に飾りました。
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肩痛のリハビリ?

2016-02-19 | 手づくり
左肩を打撲してお医者さんに行ったら、
治るまで3週間くらいかかる、
と言われたので、
3週間すれば治ると思ってずっと我慢していたけれど、
全然治る様子が無くて、うずいて夜も眠れない。
首より上に腕を上げようとすると激痛がおそう。
あと2日で3週間というところで、
とうとう我慢しきれずお医者さんに行ったら、
関節が固まっています、といわれ、
肩の関節に注射をしてもらい、
痛み止めの薬や
強力な貼り薬も貰ってきて、
肩を少しずつ動かす運動も教えてもらって、
やっと一息。

もっと早くお医者さんに行って痛い痛いと訴えればよかった。
顔まで手が届くようになりました。
少し安心して手始めに刺繍を始めました。



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貝殻の風景

2016-02-16 | 自然

牡蠣を食べた後で、
じっくり牡蠣殻を眺めてみた。
薄い殻が層になっていて、
殻にくっついたフジツボはまるで火山だ。
よくみれば、カルデラまである。


蜆(シジミ)も牡蠣(カキ)も蛤(ハマグリ)も浅蜊(アサリ)も
田螺(タニシ)も栄螺(サザエ)も蝸牛(カタツムリ)も…
みんな虫の字が!
貝が吐いているという蜃気楼の蜃の文字にも虫が。
実は、獣でもなく、鳥でもなく、魚でもないものには虫の文字を付けたのだそうです。
昆虫はもちろん、蛙、蜥蜴、蛇、蛸、蟹、蝦、蝙蝠、貝類に…

そして、始まりは貝殻だったと言われる、
「お金」に関係する文字にはしっかりと貝の文字がついています。
買、販、財、貨、貯、賃、資、貿…

外も内も何色とも言えない色、どんな形とも言えない形!
おもしろいな-。



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ここがいい…らしい、

2016-02-13 | 自然
ここが一番見晴らしが良くて、
一番日当たりがいい、
何といってもこの電柱が一番いい!
針や風車の様な脅しをなど、
なんのその!

針の隙間にまでビッシリ留まっている時もあります。
今は少なめです、しかし、
信号待ちの人は頭上に注意を…
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アスナロ・翌檜

2016-02-11 | 自然
ヒノキかな、と思っていた木はアスナロでした。

ヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹。(日本固有種)

アスナロは、翌日はヒノキになろう、という意味らしいですが、
アスナロの古名のアテヒは「高貴なヒノキ」という意味だそうです。
日本の各地で様々な名でよばれているらしいです。
東北地方に多く、
青森県では「ヒバ」秋田県では「ツガルヒノキ」、
岩手県・山形県では「クマサキ」、
石川県・富山県では「アテ(貴、阿天)」、
新潟県佐渡島では「アテビ」などと呼ばれているそうです。

(上の写真は青森ヒバの原生林)
ヒバがアスナロのことだったなんて、ちっとも知りませんでした。
昔から、建材の他、橋や家具、
椀などの材として大切にされてきたそうです。
樹皮は火縄の材として、また水漏れを塞ぐ材としても重要だったそうです。
地域によって禁伐の対象となっていたそうです。
抗菌性のある「ヒノキチオゥル」が含まれることでも注目されています。
なんとヒノキには「ヒノキチオゥル」はほとんど含まれていないそうです。
貴重なヒノキチオゥルは青森ヒバから取るそうです。
そうだったのか!ということばかり…
裏も表も鱗状の葉が、規則正しく重なって、うねっています。

裏側

こちらが表、見れば見るほどすごい造形!
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「こどものとも」Ⅲ 井上洋介

2016-02-08 | book
井上洋介さんが亡くなられたそうです。
手元に残っている「こどものとも」の中から
「井上洋介 作」の本を探してみました。

「まがればまがりみち」もいい本だったなぁ。
本棚に無いということは、
たぶん息子が持っていったんだと思います…
「あじのひらき」っていうのもあったな-。

「おだんごぱん」は1960年(文は瀬田貞二)
「ボッボッボッ」は1996年

1988年に発行された「まえむき よこむき うしろむき」より、
  





「ボッボッツボッ」(1996年)より



力強い絵、詩的な文、ユ-モアは子どもたちの心をしっかり捉えていました。
改めて見て、読んで、井上洋介の子どもたちへの愛情あふれるメッセ-ジに感動です。


  
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「こどものとも」 Ⅱ

2016-02-07 | book
1956年には、30円で何が買えたのでしょう、「こどものとも」は高かったのでしょうか?
安かったのでしょうか?
年間購読料408円送料込み!

この本には見本の判が押してあります。
どのようないきさつで、
「こどものとも」をとることになったのか分かりませんが、
私が本好き、物語好きになるきっかけだったことに間違いありません。

「こどものとも」裏表紙には作者からのメッセ-ジが小さな文字で書かれていました。
ほとんどは「こどものとも」を手にとる親や教師に向けて書かれていました。

「セロひきのゴ-シュ」では
周郷博が「おかあさんと教師よ…」と呼びかけています。
『おかあさんや教師は子どもに教えようと思わずに、
子どもたちと共感の世界を作ってほしい、
詩人になってほしい、
…人生に対する勇気の様なものを、
絵本(物語)の中から、
子どもたちとともに感じてほしい…』と書いています。

また「てんぐのかくれみの」では
岡本良雄が『かくれみのがあったらどうする、』と小学生に訊いたら、
…かくれみのを着て、世界中の原爆や水爆を海の底へ沈めてしまう…
と答えてくれたことを書き、そうしたいものですね…と書いています。

「はるですよ」では『こどものとものこころ』と題して、
競争の渦に巻き込まれるな、と
非人間的なっていく現代のとくに大都会に住む人々の利己主義について
反省を込めて書いています。

いずれの本からも作者らの意欲が伝わってきます。
しかしその後、裏表紙からこの欄は無くなりました。
押しつけがましい、と思われるようになったのかもしれません。

Ⅲへ続く












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