年末といっても、今では私は玄関の戸を拭いて、
目立つ窓ガラスだけきれいにして、
あとは、お正月用の食器を出して、「お節」をつくることぐらい。
今は、何か足りない、となっても、お正月中もスーパーが空いているので、
特に買いだめする必要も無く、生協の宅配もほぼいつも通り。
人の服装も行動も普段と変わりなく、
暮らしに「ハレ」と「ケ」の区別が無くなったなー、と思います。
かつて、お正月が近づくと、
障子の張替えや、布団を打ち直したり、
畳を上げて叩いたり、
バケツと雑巾と箒をもって走り回り、
大量の食べ物の買い出しやお酒の準備、餅つきの準備・・・
服装も普段とはちょっと違うものを用意して、
髪もきれいにして、
なんて大変なことをやっていたのでしょう!
でも遠方に居る兄弟姉妹やあるいは父、夫、あるいは子どもたちが帰ってきて皆がそろうお正月は、
待ち遠しいわくわくする日々だったと思います。
元日の枕元には新しい下着が置いてあったものでした。
餅花を作りました。
小さな可愛い冬芽がいっぱいついた梅の枝を一枝切って来て、
レンジで柔らかくしたお餅をくっつけていきます。
いい感じにできて嬉しい!
部屋の中は黒豆を煮る香りが充満しています。
一昨年も昨年も作らなかったので、
賞味期限を過ぎた黒豆(未開封)を使っています。
上手くできるかなー?ちょっと心配・・・