祓川の河口から1〜2キロ地点に架かる橋を渡っている時、
川の中に人の姿が見えました。
車から降りて橋の上から、
小魚でもいるのかな?と思いつつ夫が大きな声で
「何をしておられるのですか?」
すると大きな声がかえってきました。
「シジミや、今頃のシジミは旨いで!」
「・・・そのシジミは出荷されるんですか?」
「いや、友だちにやるんや・・・」
「・・・魚はいますか?」
「春になるとな、 ウナギでもなんでもおるで、
夏は潮が引いたら、長靴で川に入れるで・・・」
と、時期や時間等・・・
橋の上と川の間でしばらく会話をかわしました。
アシが繁茂し、オギの穂が風に搖れる真冬の風景の中で
一人で冷たい水に腰まで浸かって、
友だちにあげるための小さなシジミをとっているのです
嬉しくなりました。
もしかしたら、シジミ友達はイノシシを獲ってくれたりして!
などと一気にファンタジーのページが開きそう・・・
橋から撮った、川下の風景 ↓
同じ橋から川上を撮る、逆光でまぶしい ↓
蜆のみそ汁が食べたくなって、スーパーで探してみたけれど売っていませんでした・・・