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マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

新京極通りの「蛸薬師」

2009-03-31 | Weblog

蛸薬師通りも整備されて、
裏通りもすっきり、安心と言えばそうなのですが、
少々物足りない雰囲気になりました。
ところで、蛸薬師って面白い名前だなと昔から思っていましたが、
今日はじめてその由来を知りました。
写真のお寺は永福堂と言うのが本当の名だそうですが、
平安時代…
『ある時その寺の一人のお坊さんの母親が病気になったので、
母親の大好きな蛸を食べさせたらよくなるかもしれないというので、
そのお坊さんは、こっそり蛸を買いに行ったそうです。
ところが、坊主が戒律を破り、生ものを買ったと人に知れ、
蛸の入った箱を開けろと迫られます。
お坊さんは一心に「この難をお助け下さい」と薬師様に祈ったそうです。
箱が開けられるとその中に妙法蓮華経の8巻の巻物が入っていて
お坊さんは救われ、母親の病気もよくなった』
という由来があるそうです。
その後蛸薬師と呼ばれるようになり、
病気平癒を祈願する人々で賑わい
蛸薬師通りと呼ばれるようになったということです。

境内には木彫りの蛸があり、
ぴかぴか光っていました。
このエピソードは、都合のいい話ではありますが、
戒律より人の心や許しの気持ちを大事にしようと言っているのでしょうか。
これを「蛸」の話にしているところに中世の庶民の生活感もうかがえておもしろいです。


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高速道路通行料金

2009-03-30 | Weblog
高速道路の通行料金がETC搭載車は1000円になったそうです。
今まで高すぎたと思うけど、
でもびっくりな料金です。
みんながマイカーで出掛ければ
観光地も潤い、食べたり飲んだり、お土産買ったり、
消費活動が元気になるんだそうです。
定額給付金にしてもこの高速道路料金のことにしても驚くべき行き当たりばったりの政策、
国民を馬鹿にした政策だと思います。

二酸化炭素の排出量をどうやって減らそうかと苦心惨憺しているところなのに、
一体どうするつもりなのか?
公共交通を誰もが便利に安く使えるようにすることを、
まず考るべきなのでは、
都市の規模や特徴に合う電車やバスの交通機関の充実を本気で考えて、
根本のところを変えていかないと。
最近テレビでエコと聞くと胡散臭くて。
こまったことだなー…
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エル システマ

2009-03-25 | Weblog
先日深夜に偶然NHKでグスターボ・ドゥダメル(マーラー指揮者コンクール優勝、現在28歳)指揮の
シモン ボリバル ユース オーケストラを見ました。
ドゥダメル指揮のベルリンフィルの演奏(ワルトビューネコンサート)も続けて聴きましたがどちらも素晴らしいものでした。
あんなに楽しそうな指揮と演奏、初めてみました!!
特に南米の作曲家の作品は魅力的でした。

ドゥダメルはベネズエラのエル・システマ出身、
シモン ボリバル ユースオーケストラはエル・システマの青少年オーケストラの一つです。
ベネズエラでは「全ての子供は音楽を楽しむ権利がある」として、
現在20万人以上の青少年がオーケストラに参加するという驚くべき音楽活動が展開されています。
そして世界的なレベルの音楽家を多数輩出しています。

ベネズエラは世界有数の石油産出国ですが、
1980年代の金融危機を規制緩和や福祉のカット、
公共料金の値上げなど(日本の小泉政権が導入した事と同じ政策)
で乗り越えようとしたことから、
農村の疲弊、都市への人々の流入、
スラムの拡大、貧民層の増加など、ひどい格差社会となり、
誘拐などの犯罪が多発して社会崩壊寸前に陥ったそうです。

この本は、貧困層の子供たちの一人ひとりが、クラシック音楽や
様々な楽器にどのように出会い、魅せられていったかをドラマチックに語っています。
もともと音楽好きの国民性に加えて、
学校から帰った子供たちを犯罪の横行する路上から遠ざけたいと願う母親たちが、
無料で本格的な音楽を教え、楽器を弾けるようにしてくれる音楽教室を積極的に支持して、
口コミで裾野が広がっていったそうです。
また、技術の向上した子供が、
後輩を教えて報酬を得て家計を助ける仕組みなどアイデア満載の音楽教室はついに社会全体を動かしていきます。

何も知らなかったべナズエラ(ラテンアメリカ)のことをこの本で初めて知りました。
まだまだ、危険がいっぱいの国のようですが、変化が楽しみな国です。



『エル システマ』  山田真一  教育評論社  2008

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コラージュ 6

2009-03-24 | Weblog
読みかけの本をそのままにした一週間でしたが、
ここらで一区切り。
少し時を置いてまた包装紙を集めて…

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コラージュ5

2009-03-23 | Weblog
「海の中の夕暮れ」

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コラージュ 4

2009-03-21 | Weblog
「渦と円」



額に当たる部分は段ボールで作って紙を貼り一部アクリル絵の具を塗っています。
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コラージュ 3

2009-03-21 | Weblog
「赤いドア」


毎日一枚製作中。
サイズはA4より少し大きい目、
土台の紙は子供用のスケッチブックの画用紙です。
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コラージュ その2

2009-03-20 | Weblog
しばらく止まりません。

「カクテル」


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コラージュ (貼り絵)

2009-03-19 | Weblog
この1週間は、包装紙のコラージュにはまっていました。

子供の頃、外国土産のチョコの缶や包装紙やリボンは宝物でした。
今も、きれいな包装紙はためています。
洋服やアクセサリーなんかを買った時に包んでくれるいろんな色の薄紙もきれいで捨てられません。
和菓子などの包装紙もいいものです。
箱に張ったり、小さな袋を作ったり、貼り絵に使ったり、
包装紙の紙質や色やデザインは変化に富んでいて面白くて
切ったり、貼ったり…
子供のころも同じことをして遊びました。
進歩がないというか…

「風景 1」

「風景 2」


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法然院のヤブツバキ

2009-03-18 | Weblog
仕事に行く前に法然院に寄ってみました。
ここの椿は近くの霊鑑寺の華やかな月光椿、日光椿などとは全く違う野性味あふれるヤブツバキです。
道に落ちているのや石垣に引っかかっている椿を見つけなければ
咲いているのに気がつかないかもしれません。
法然院の椿はそれほど大木で見上げなければわかりません。
濃い緑の葉の中に深紅の小さな椿の花が咲いています。
いいお天気で、まるっきり春の陽気でしたが訪れる人も少なくひっそりとしていました。
メジロが花から花へ飛びまわっていました。


写真の椿の背後に移っている木の幹は別の木です。

水を誘導するのは椿の葉
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