マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

紅葉と橋と・・・

2024-11-28 | 

一日中雨が降った翌日、お天気になりましたが

方々に水溜まりも出来ていて、外仕事はできないので、

山の方へ紅葉を見に行こうということになり、

ポットに熱い紅茶を入れて、

以前から行きたかった波瀬(はぜ)方面へ車を向けて午後2時頃出発しました。

櫛田川の源流、奈良県との県境の方(西)へ向かって、どんどん遡ります。

川は蛇行し、道も蛇行しているので

たくさんの橋を眺め、たくさんの橋を渡りました。

真っ赤な橋、朱色の橋、錆びて茶色になった橋、黄色の橋、青い橋、緑色の橋、

↓ そして前から行きたかった「沈み橋(沈下橋、潜水橋)」に立ち寄ることが出来ました。

櫛田川には、同じような「沈み橋」が本もあるそうです。

かつては木と石でで作られていた沈み橋も現在はコンクリートでガッチリと作られています。

増水時には文字通り水の下に沈み、木切れや土砂などが引っ掛かることなくスムーズに流れ

その役目を果たすそうです。

↓ 道沿いの木々、すっかり葉を落とした木と、真っ赤に紅葉した木と、

↓ ここにも小さな橋が

川沿いの木々の紅葉が美しい

* 帰路、夕闇迫る中、車を走らせていると、道路わきで手を振るおじさんが!

車を止めて尋ねると、トラックのバッテリーが上がってしまったので、

この先の家の方まで乗せてほしい、とのことで、

その人を載せてほんの10分くらい言葉を交わしました。

その方の話によれば「・・・罠にテンがかかってな・・・

殺したくないので、山に放しに行ってきたんや・・・

そして車に戻ったら、エンジンがかからんのでな・・・」

「テン!珍しいですね」と私が言うと

「・・・かわいいよ!」と顔をほころばせて言うのです。

狩猟免許を持っているそうで、その辺りのことなど色々お聞きしたかったけれど、

あっという間に、ご自宅付近に到着し、丁寧にお礼を言って降りて行かれました。

 

往復約130キロのドライブでした。

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もうすぐ11月が終わる

2024-11-27 | 自然

トンボもチョウもカマキリもカエルもめっきり減りました。

イトトンボがいました(アオイトトンボ?)

(撮影の角度のせいで胴が短く見えますが実際にはずっと細くて長いです。)

サツマイモの茎とトノサマバッタ

サツマイモをやっと掘り上げましたが、芋のまったくついてない茎も多くあり、不作です。

残念!!!

でも、芋掘りは面白い、思わぬ遠くに大きな芋があってスコップで切ってしまったり、

形も様々で、巨大なのや小さいのや、ワッと驚いたり、感心したり、ガッカリしたり・・・

ヒサカキの実がいっぱいなっています。

この実がブルーベリーの様に美味しく食べられたらいいのになー。

人は食べられないけれど小鳥たちにはご馳走のようです。

メジロが何羽も木の中を飛び回りながら啄ばんでいました。

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タヌキの続き

2024-11-25 | 自然

2022年に、環境省が中大型哺乳類分布調査をしています。

『タヌキ・キツネ・アナグマは日本の在来種であり、文学作品の

題材となるなど、歴史的に日本の文化と深いかかわりを持っている・・・』

ということで、3種の分布調査が行われました。

その結果日本の各地でタヌキが一番多くて、

アナグマの数はタヌキの半分くらい、キツネは、そのあいだくらい、生息していると推定されています。

 

狸汁はアナグマのことで、タヌキは肉は少なく不味い、とか

アナグマのことをムジナと呼んだり

狸とアナグマは昔から混同されてきたようですが、

どちらも身近な存在だったことは確かです。

狐は神様のお使いとして、巻物などを咥え、油揚げをそなえてもらい、お稲荷さんとして親しまれ、

狸はお酒の徳利をぶら下げて、庭や玄関先の置物になって愛されている、

面白いことです。

ところで、タヌキのことを色々考えていたら、ちょうど新聞のスーパーの折り込み広告に

各地の銘菓祭り、として小さな写真があってそこに「たぬきまんじゅう」というのが出ていたのです。

・・・買いに行ってきました。

饅頭は思ったよりさらに小さくて、えっと思いましたが、

食べてみると、小豆餡を白あんでくるんであって、なかなか濃厚な饅頭でした。

四国のお菓子です。

四国にはタヌキを祭った祠がたくさんあるそうです。

たぬきまんじゅうを食べながら、我家の畑にやって来るタヌキ除けについて思案中。

上はタヌキに掘り返された畝

畝の上にキラキラテープを張ってみました。

殆ど風が無くても揺れてきらきら光ります。

2日経って、意外に効果があるようです。

 

ところで東京で「たぬきうどん」といえば「天かすが載ったうどん」のことです。

大阪では「たぬき」といえば「甘く煮た揚げが載ったそば」のこと、

京都では「たぬきうどん」といえば「甘く煮て刻んだ揚げを載せたあんかけうどん」のことです。

私は「たぬきそば(刻み揚げをタップリ載せたあんかけ蕎麦)」が大好きです。

 

 

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光る目

2024-11-23 | 自然

日が暮れるのが早くなりました。日の入り時刻は4時45分。

6時にはもう真っ暗・・・足元も、手元も見えない・・・

近所は街灯も少なく、人家の明かりも遠くにぼんやり見えるだけ、

でも、タヌキやネコやキツネの目には見えるらしいのです。

夜行性の獣の目は僅かな光りを増幅することが出来るそうです。

 

暗闇の中で2個のライトが光っています!

狸です。

動きがのっそりしていて、猫やキツネと違います。

(、危険を感じたら素早い!)

更に嗅覚も人間よりずっと発達しているそうです。

狸たちが見る世界はどんな風景なのでしょう?

苗を植えるために、牛糞や石灰を撒いておいた畝が、

ボコボコに掘り返され、足跡だらけになっていました。

肥料の匂いに惹かれてやって来たのか、フカフカの土が気持ちいいのか、

今からニンニクやタマネギやエンドウ豆を植え、

ホウレンソウなどの種を蒔こうと思っているのですが、心配・・・

人を恐れる様子が無く、こちらの作業をじっと見ている、というか窺っている感じです。

(、ほっといたら、ドンドンこっちへ来る)

「タヌキ除け」を考えなければなりません。

写真をPCで明るく加工してみると、お座りしてこちらを見ているではありませんか!

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手提げ袋とミシン

2024-11-20 | 手づくり

数え切れない位『手提げ袋』をを作ってきました。

母に頼まれて作ったのはなるべく軽くて、必要最小限のものだけ入る袋でした。

私は作るのが楽しい、のが第一で、持つのが楽しい、が2番目、

3番目は作ったことが無いもの、でした。

今は少し変わって実用第一、カメラや財布、スマホ、マスクやティッシュやハンカチ、

メモ帳やボールペン、エコバッグ、時には文庫本、今の時期はスカーフなども入れたいので

ある程度の大きさが必要です。

昔作ったバッグ類の中から冬向きのを一つ、アレンジして作りました。

(刺繡には銀糸やスパンコールやビーズも使っています)

マチがほとんどない袋だったので、周りを切って

たっぷりマチのある袋を作って貼りつけました。

手元にあったキルトの布を使いました、が、

本当はしっかりした木綿の黒や紺色の布の方が良かった・・・

でも今年の冬はこの袋が活躍すると思います。

(中はたくさんポケットのある、ダイソーのバッグインバッグを入れています。

百均のマグネットホックを使用、とても便利です)

右は3台目の電動ミシンです。

母が使っていた黒い足踏みミシンとは比べ物にならない便利さですが、基本は同じです。

足踏みミシンの音や鉄の匂い、小さな部品の数々、足踏み台の動きなど、忘れられません

 

昔の西洋では『お針子』は子どもの時からお針子、働いて働いて、

自分の手動のミシンを手に入れるのが夢だったそうです。

そして、ようやくミシンを手にしたら、今度はその重いミシンを持って注文主のお屋敷に通い、

お屋敷のカーテンからベッドカバー、屋敷の住人の肌着やズボンやコートや帽子、

そしてフリルやレースやリボンがいっぱい付いたドレス、

子供服や小間使いのエプロンまで、

ありとあらゆるものを縫ったのだそうです。

 

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いつもの散歩道

2024-11-18 | Weblog

私が住んでいる村は小さな村だけど、

田んぼがあって、小山(丘)がいくつかあって、牧場もあって、

大きな池や、中くらいの池や、小さな池があって、

小川(農業用水路)や林や森があり、

古い家や新しい家が混在していています。

それらの家の周りには花や野菜が元気よく育ち、

そのたたずまいは季節ごとに変わり

いつものコースを散歩していても、まるで初めて出会ったような気持になります。

上の写真の山裾の道を左から右へ、そして手前へと進みどんどん行くと、

下の写真の竹藪の道へと続きます、ここを抜けると、広域農道へ出ます。

梅と柿の木はとても多い。

この柿はどうするのでしょうか?

何の木かな、気になる・・・

 

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アオマツムシの骸

2024-11-16 | 自然

玄関先にアオマツムシの死骸がころがっていました。

アオマツムシは近年都会で急速に分布を広げています。

車がビュンビュン走る広い道路沿いの街路樹の頭上からも、大きな声で途切れなくきこえてくるアオマツムシの声、

他の虫たちと姿が少し違うこともあって、すっかり嫌われモノになっています。

でも、それは都会に、スズムシやコオロギやクツワムシなどが棲めなくなっている事の証しです。

田舎(ここ)では夏の夜長は虫たちの大合唱、そして秋が深まり夜が冷え込むようになるまで、様々な虫が鳴いています。

その虫の声の中にアオマツムシも混ざっているのでしょう。

都会の街路樹などには、アオマツムシと競合する虫が少ないので、

アオマツムシばかりがどんどん増えていったということだと思います。

干からびて、笹の葉のようになったアオマツムシの死骸は何かを訴えているのかもしれません。

 

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11月の庭の蝶たち

2024-11-15 | 自然

空の色も、山の色も、庭も畑も、

近所の叢も、川も、池も、

急速に秋が深まっています。

今は未だ、日が差せば、赤トンボが飛び回っていますが、もうじき見られなくなるでしょう。

ヤマトシジミチョウをよく見かけます。

一番目立つのがこの黄色いキチョウです。

草木を燃やして、灰を取り去った跡にたくさん集まっていました。

近付くとほとんど飛び立ってしまいましたが、

夢中で吸水していて遅れるのもいます。

 

熟した渋柿の汁を吸っているのは、キタテハです。

遠くから見ると『熟した柿と枯れた柿の葉』にしか見えません。

翅裏のC模様がクッキリ!

かなり翅が痛んでいるようにみえますが、

キタテハの飛び方はかっこいい。

 

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タラの木とハゼの木

2024-11-13 | 自然

2年前にタラノキの枝の挿し木をしたのが、

見上げるばかりに成長しました。

小さな木も入れると、7本くらいになりました。

来春はたくさんタラの芽を食べられそうです。

 

タラノキに負けないくらい成長の早い木のひとつがハゼです。

鳥が種を撒き散らすのか、ハゼの木がこんなところにもあんな所にも・・・

切っても切っても、新しい枝を伸ばし、

一年も経てば太く高く成長して傘のような葉を広げます。

この辺りでは「かぶれの木」と呼んでいるようですが、

まさに『かぶれる』ので、切る時は、万全の注意が必要です。

でも、紅葉は美しい。

もう葉を落とした木も、

これから紅葉の木も、そして実をいっぱいぶらさげた木も。

 

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ヒバ(アスナロ)の花

2024-11-10 | 自然

ここへ越してきた時に、

庭に大きな三角形の針葉樹があって、ヒノキかなと思っていましたが、

大工さんにヒバ(アスナロ)だと教わりました。

(上は2021年のヒバの姿)

その大工さんに、とてもいい木なので大切に、と言われたのですが、

天辺が電線に届きそうになっていて、

これはまずいと夫が天頂部を切りました。

(青森や北海道では、樹高30m、直径80cm~1mにもなるそうです。)

ついでに少し枝も払ったのですが、

切った所から新しい枝が出ることは無く、

枝先を切ったら、その枝全体が枯れていくことが分かりました。

(東側)

その結果、見栄えのいい木とは言えなくなりましたが、

そして、どうしたらいいのか分からずそのままにしています。

(西側)

常緑で、葉もいい香りです。

そして今、所々に花が咲いています。

赤い矢印が雄花、触れるとぱらぱらと落ちます。

青い矢印が雌花、白い花は次第に硬く茶色に変化していきます。

ヒバの産地、青森では初夏が開花時期らしいです。

今頃咲くなんて、大丈夫かな。

今年の猛暑と関係あるかな・・・

 

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