マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

大文字山

2012-12-27 | Weblog

(今年の10月ごろの大文字山)

(本日、12月29日の大文字山)
天気予報はいろいろなことを言っていましたが、
いいお天気で暖かくて、
大の字あたりに人の姿がたくさん見えました。
毎日「大文字山」に向かって自転車を走らせています。
帰りは西に連なる山々のシルエット向って自転車を急がせます。
秋から冬にかけて、大文字山の木々の色がぽっぽと部分的に次々変わり、
今頃になると常緑樹と落葉樹の分布がハッキリわかります。
でも実際には大文字山の何も知りません。

楽しいブログを見つけたので紹介します。
大文字山を食べる
眺めるのと行くのとは大違い。
おまけに食べて・・・・・とは!!

大文字山に通い続けて、いまや大文字山の生態系の一部となりつつある
「大文字山を食べる」(新風舎)の著者安田陽介さんのブログです。
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クリスマスの物語(クリスマス その二)

2012-12-27 | book
シュトレーンあと二切れ、、、

クリスマスの本は山ほどあって、
心にしみいる物語がたくさん残されています。
私にとってとくに
トルーマン・カポーティの「クリスマスの思い出」とチャールズ・ディケンズの「クリスマスキャロル」は最高のクリスマス文学と思います。

何もかも嫌になる虚しさにとらわれそうな時にも、暖かい気持ちを注ぎこんでくれます。

ディケンズは人間の善を信じていたから「クリスマスキャロル」のような物語を書いたのでしょうか。

たとえば東電の幹部や経団連のボスたち、
IAEAの委員たち、その太鼓持ちの学者や医者たちは
どんなに自分たちの行いが人を苦しめ悲惨な状況に追いやっているかを目の当たりにしても、
亡霊におびやかされても、
地獄に落ちると脅されても、
心を入れ替えることはないと思います。
なぜなら想像力が欠如した人間だから


クリスマスキャロルの主人公、血も涙もない守銭奴スクルージは改心しました
この物語はディケンズの願望だったのでしょうか。


人間には2種類いるのかも、といつも思います。
人の身になって考えることが出来る人と出来ない人、
要するに、想像力がある人とない人、と。

上っ面の立派さや、見た目の優しさの仮面をはがし、
ほんとうの優しさとは何かをリアルに見せてくれる、
現代日本の小説をもっと読みたいと思います。


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クリスマス その一

2012-12-26 | グルメ
昨年シュトーレンを作ったらとてもおいしかったので今年もシュトーレンを作りました。
ずっと忙しかったので24日の朝作りました。
シュトーレンの形は幼いキリストの寝床を模した形だそうです。
天板いっぱいのまさにお布団のようなシュトーレンが出来ました。
時間がたつと中のフルーツやナッツや香辛料やお酒の味がパンに移っていっそう美味しくなるのですがついつい手が出て食べてしまいます。

夜はウインナーソーセージやエビやホタテ、いろんな野菜を加えて、小さな土鍋を使ってチーズフォンデュを食べました。
そしてスープとザワークラウトもどきと、たっぷりのグリーンサラダでした。
わが家で鶏肉を使わないクリスマスは珍しいことでした。

自分自身の、そして子どもたちが小さかったころの沢山のクリスマスにまつわるエピソードを思い出しながら、クリスマスソングを聞きながら、お腹いっぱい食べました。
もう今年もあと一週間足らず、
しなくてはならないことが山積みです。
さあ、がんばらなくちゃ、、、




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『こないかな、ロバのとしょかん』

2012-12-24 | book
お勧め絵本です。

コロンビアの小さな村にある日、2頭のロバがやってきました。
パカパカという音とイーアというロバの鳴き声で目を覚ましたアナは岡をかけ下ります。何を積んでいるのでしょう?
ロバは本を運んで来たのです。


「Biblioburro」(ロバの図書館)と書かれた看板を抱えてロバに乗ってやってきたおじさんと子どもたちの交流の小さな物語です。
木の板にペンキで描いたような絵がとても楽しい。
いい絵本を見ると温かい気持ちが湧いて来て嬉しくなります。
翻訳も丁寧でコロンビアの雰囲気を伝えるためにいくつかの言葉がカッコつきでスペイン語で書かれています。
もちろんふりがな(カタカナ)も書いてあって、声に出してスペイン語っぽく巻き舌で読めばぐっと深みも出てカッコ良くなります。
(と思うのですが、私は巻き舌が出来ません。スペインにも巻き舌が出来ない人とかいるのかな~?)
外国の翻訳絵本にこのような形で原語を紹介するのはとてもいい試みだと思います。

  

『こないかなロバのとしょかん』
     文 モニカ・ブラウン  
     絵 ジョン・バッラ
     訳 斉藤規
            新日本出版社  2012


日本にも昔「ロバのパン屋さん」がありました。
ロバがパンを並べた馬車を引っ張って、あの印象的なメロディを記憶の中に残していったのですが、昭和30年代まであったそうです。
私は見たことがあるようなないような、
それにロバではなくて馬だったような、、、
それも「パッカパッカ…♪」の歌のせいで、
本当は私が見たのは自動車だったのかもしれません。
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「へび」がいっぱい、出町の弁天さん

2012-12-21 | Weblog
雰囲気がいいなとか、いつもきれいにしてあるな、
とか思いつつ通り抜けていた出町の弁天さんに
こんなにたくさんの「へび」がお祀りしてあるなんて全然知りませんでした。
「へび」は弁天様のお使いだそうですが、

中央に「双頭の蛇」。

近づいて中を覗いたら、蛇の絵馬や「へび」の絵があちこちに。

さらにこの小さいお堂の後ろへ回ったらなんと「へび」だらけ、
あ~びっくりした!



昔の物もあれば最近描いたようなのやいろいろありました。
極彩色の異国っぽいのもあります。
「へび」の姿が浮き彫りになった瓦も奉納されています。

ユニークな社です。
来年は巳年、お参りする人も増えることでしょう。
(本堂の六角堂は中を覗けませんでした。)

蛇足ですが、私の母は「へび」をとても怖がる「へび」嫌い。「子(ねずみ)年生まれだから、」といつも言います。
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初冬の木々

2012-12-19 | Weblog
河原町今出川の交差点に植えられたサンシュウの実が真っ赤に色づいています。
ここを通る度にこの木を見ると、「♪庭のサンシュウの木は~」のメロディが頭をよぎります。でも平家の落人の里、宮崎県椎葉村の「稗つき節」のサンシュウは山椒(サンショウ)がなまったもので、サンシュウ(山茱萸)ではないそうです。(ちょっと残念)
サンシュウは春先の花も、紅葉も、文字どうりグミ(茱萸)のような真っ赤な実も季節ごとの変化が華やかです。

街路樹もいろんな木があると楽しいことを赤い実が気づかせてくれます。
木にやってくる虫や鳥たちの種類も増えるに違いありません。

この木には名札がぶら下げてあります。
最近は街路樹や土手や公園の木でも時々名札を見かけます。
名前を覚えると親しみがわきます。
小さな名札一枚ですが、ここにその木を植えた人たちの気持ちが伝わってくるような気がして嬉しいです。


葉を落とした木々と雲が川面に映っています。ピンク色に輝いて。
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平和憲法、崖っぷち!

2012-12-18 | Weblog
政治なんか大嫌い、
出来ることならニュースも聴きたくない、というのが私の本音です。

子どもの頃、太平洋戦争になぜ大人たちは反対できなかったの?
とすごく思いました。
何を聞いてもいいわけに聞こえました。

大空襲で、広島、長崎で、そして沖縄…無辜の命が抹殺され、
数え切れないほどの血の涙が流され、やっと平和になったのに、
この平和はもう離さないと誓ったはずなのに、
いままた日本の国民は戦争を呼びよせています。

太平洋戦争の前もきっとこんな感じだったんだろうなと今になって理解できます。
私の1票は虚しく空中分解してしまいました。
平和を大切にしたい、命を大切にする政治を、と願う声は多くても、
選挙結果には反映されません。

民主党が見事に露払いの役目を果たしました。
軍国主義の復活を喜ぶ雄たけびがあがっています。
ドイツなら許されないような驚くべき光景が自民党の秋葉原の集会で繰り広げられました。


アメリカも喜んでいることでしょう。
基地も安泰、TPPもアメリカ国債も原発も武器もアメリカの商売に障害は無くなり、
がぜん活気づくことでしょう。

放射能に汚染されて苦しむ日本はさらにアメリカの食い物にされ、
じわじわと奈落へ落ちていくのでしょうか?


でも選挙の翌日PCを開けたら
16日投開票された衆院選について、「1票の格差」が是正されないまま実施されたのは違憲として、広島県の弁護士が17日、県選挙管理委員会を相手に選挙無効を求める訴訟を広島高裁に起こした、というニュースが出ていました。
 原告となる金尾哲也弁護士らは、現行の衆院小選挙区の定数配分は人口に比例しておらず、選挙権の平等に反すると主張。
 衆院選の無効訴訟は、別の弁護士グループも17日午後、全国の高裁、高裁支部に一斉に起こす予定だそうです。 
自分の出来ることを実行した弁護士たちの勇気は素晴らしいです。

私には何が出来るのでしょう?


平和で自由で豊かで安全な暮らしを望んでいるはずの人がなぜ自民党や公明党や維新の会に投票するのか、いったい何がほしいのか?

考えれば考えるほど胸の中の暗い塊が膨らんで、もうどうでもいい、、、
と逃げたくなります。

子どもたちの時代がこんなことになるなんて、
思ってもみなかった、、、

このまま指をくわえて戦争まで進むのを眺めているだけではあまりに情けない、

このブログで今まで私なりに考えたことを書いてきましたが、

いったい私に何が出来るのか、、、
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リンゴジャム作り

2012-12-17 | グルメ
紅玉を見かけるとジャムを作りたくなります。

果物屋さんの店先に、笊に山盛りの真っ赤な青森産のリンゴ、
数えたら10個、580円でした。
部屋いっぱいにリンゴを煮る甘ずっぱい香りが漂います。
忙しい朝の時間の中で、濃いミルクティと焼きたてのトーストに美味しいジャムをたっぷり乗っけて味わう、
その一時の幸せ感は、
手づくりの手間や時間をかける価値あり、です。

ところで、それから3日ほどしてまたその商店街へ出かけたら、
その山盛りリンゴがなんと380円でした。
う~ぅ!残念。




リンゴジャムは今回11個のリンゴで約8瓶作りました。
水をほんの少しだけ加えました。
あとはグラニュー糖とレモン1個
(リンゴの皮は使っていません)
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沢田研二の応援演説を聞いてほしい

2012-12-15 | Weblog
2012年12月14日、荻窪駅前で 「沢田研二」の京都弁の短いけど個性あふれる応援演説 がありました。

文字起こしもされています。

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糺の森の紅葉

2012-12-13 | Weblog
ムクノキやエノキなどのにれ科の木々は紅葉して散り、
カエデが次第に赤さを増しています。
大木が思いっきり枝を伸ばしている姿は見ているだけで気持ちがいいのです。
地面には幾層にもなった落ち葉が深く複雑な色合いになって朝露に濡れて光っています。


紅葉する木々


落葉した木々



もみじには水が似合います。
水に浮いた落ち葉、水の中に沈んだ落ち葉、水に映る木々と冬の空と、
本当に美しい!


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