マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

20ミリシーベルト!!

2011-04-28 | Weblog
原子炉等規制法と放射線障害防止法では、一般の人の年間(総)被ばく許容限度は“自然放射線による被ばくに加えて1年間に1ミリシーベルト(mSv)”と決めています。

それを、緊急時だからと、なんと福島に住む子どもに対して、
現在の放射線作業従事者の許容量として定められている20ミリシーベルトにするというのです。

許されない暴挙です。
外国の識者からあまりに高過ぎる、と驚きの批判の声が上がっています。

日本のお医者さんや保健関連の仕事をしている人たちにもっと声をあげて欲しい。
学校の先生、幼稚園の先生、子どもの親がいっしょになって、
子どもを守るにはどうしたらいいのか、
東電に頼むのではなくみんなで放射能の勉強をして、考えてほしいと強く思います。
今からでも遅くない、チェルノブイリから学ぶべきことがたくさんあると思います。
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ミシンを出して

2011-04-28 | 手づくり
先日買ってきた布でワンピースをつくりました。
木綿の生地でラフなスタイルですが、ダーツなどはしっかり入れて身体にフィットしたデザインです。


娘が言うには、今年は70年代のフランス映画やアメリカンニューシネマの女優たちが着ていたようなノスタルジックなイメージのドレスが人気だそうで、
シンプルでクールなワンピースがたくさん出てきているそうです。
今ではミニもロングもパンタロンもスパッツもひらひらもボディコンも何でもありですが、
それでもやっぱり、新しいスタイルが追及され、新しい素材が産み出され続けています。
若い人だけでなく、私もきらきら輝く最新のファッションに引かれます。
見ているだけで楽しくなります。

そのような世界とは程遠いものの、服をつくる時は、なんとなく流行も意識してしまうのです。




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春の天気

2011-04-27 | Weblog
この数日は一日の内に何度も、雨が降ったと思ったら、日が照って、
突風が吹いたり、雷が鳴ったり、寒くなったり暑くなったり。
上着を脱いだり、着たり、傘をさしたり畳んだり。
春のお天気に翻弄されています。
雨のひどい日は店を開けてもしょうがないのでお休みです。
家の中で、先日京都駅前のイオンモールで買ってきた布を広げて夏のワンピースを作っています。
只今2着目制作中。
そんな中で、気が付けば木の芽が急に伸びて開き、
河原も、街路樹の色も鮮やかな緑色に変身。
雲が去った夕方の光の中で、雨に洗われた柳や草が鮮やかで、まるでPCで加工したみたい。


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騙されたい心理

2011-04-25 | Weblog
「騙されたい心理」というのがあるそうです。
このところの社会情況はまさにそういう感じです。
新興宗教にすがりつく心理と似ていると思います。

その心は、

『真実なんか知りたくない、
真実は怖いし、第一、儲からない。

もしいつかガンに罹ったとしても、
年をとればガンに罹るのは普通のことだし、
ガンになった原因なんかわからない、放射能が原因なんて証明できない。
ならば、今、放射能がどうのこうの言うのはやめて前向きになったほうがいい。

放射能なんて目に見えないものを、怖ろしがっても仕方ないし。
原発の事故のことなど忘れていたい。
大丈夫、という言葉の方が好き。
テレビでも日本は強いって言ってるし、復興のためにみんながっばっているんだし、きっと大丈夫。
それに、もしなんか大変なことになっても、みんな一緒だし…

同じ騙すなら、しっかり騙してほしいからやっぱり自民党、
民主党では騙しの力不足……』

こんな感じでしょうか。


放射線量が多くなり子どもが公園で遊ぶのを制限された地域の幼稚園の先生(?)が、
「こんな規則が出来て子どもたちが可哀相。」また別の人は、「なるべく時間を決めて遊ばせてやりたい。」
放射能が問題なのにまるで規則が子どもをいじめているかのようなしゃべり方に唖然とします。
子どもたちがもはや放射能に曝されて危険だ、と言うのに、
おめでた過ぎます。




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環境省

2011-04-24 | Weblog
放射能で日本の土地が、地下水が、海が、空気が
日本列島の環境が大変なことになっている時に、
ニュースでは環境省は何をやっているのか一向に聞こえてこない。
不思議だなーと思っていたら、
昨日のニュースでわかった。

環境省は「トキ」を見ているらしい。
トキがいつ何の餌を食べたかとか、卵を抱くのを止めたらしいとか、、
何回巣を離れたかとか、ずーっと見ていることがわかった。
もう笑うしかない…

もう一つ、机の上で計算に励んでいるらしい。
福島の原発が使えなくて火力発電所で賄った場合、
二酸化炭素の排出量が何パーセント増えるかなどなどの計算をしているようだ。

いずれにしても環境省にとって一番大切なものは人の命や生活ではないことが良く判った。
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草萌

2011-04-22 | Weblog






かなしき事のつづくに 草が萌そめし

其中一人 いつも一人の 草萌ゆる

おちついて死ねそうな 草萌ゆる

生きられるだけ生きよう 草萌える

「種田山頭火」
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美徳

2011-04-22 | Weblog
被災してもだまって耐えているのは日本人の美徳、とたたえたり、
被災者が自分たちで助け合う姿が美しいとか、
いったい戦争中の話かと思ってしまいます。
我慢するしかないから耐えているのに、
頑張っていないと崩れて倒れてしまうから頑張っているのに、
助け合わなければ生きていけないから助け合っているのに、

為政者というのはなんて傲慢なのでしょう。
その旗振りをしている、どこまでも上から目線のマスコミのずるさに腹が立ちます。
そして、其れに載せられてしまっている者の愚かさに…

外国で日本人の姿が素晴らしいと絶賛されている、などの報道は事実を隠していると思います。
半分は外から見れば当然そう見えるだろう、と思いますが
半分は日本人は思考能力を失って、怒りを忘れたバカだ、と思っているのではないでしょうか?
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大海赫(おおうみあかし)の童話

2011-04-21 | book



大海赫の童話を初めて読みました。今まで読んだことがありませんでした。
私より一回りくらい若い人なら知っているかもしれません。
1931年生まれなので、現在80歳、
摩訶不思議な世界「レインボーワールド」を元気に公開中です。

著書はほとんど絶版になっていたのですが、リクエストの声が高く、ぞくぞく復刊中らしいです。
「メキメキえんぴつ」の中の「あなたのエラサはなんポッチ」がデビュー作。
一度見たら忘れ難い絵もカットもすべて大海赫が描いています。
大きな文字の短い童話を一つ読んだだけで、
この作家のユニークな世界に引きずり込まれます。
「メキメキえんぴつ」は、扉に「ぼくはこわーい本です」と書いてあるとおり、
不気味でこわーい話が五つ入っています。
大人と子どもと受け止め方が違うとは思うものの、
風刺が利いていて、パンチがあり、大人も面白く読めます。
声を出して読みたくなります。
なんで今まで知らなかったのかなー
「メキメキえんぴつ」「チミモーリョーの町」「ドコカの国にようこそ」「あくまびんニココーラ」「ママが6人」「びんの中の子どもたち」などが『ブッキング』から出版されています。
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原種チューリップ

2011-04-20 | Weblog


去年の秋に原種チューリップの球根というのを見つけたのでプランターに植えました。
植えっぱなしで毎年咲くということで私向きの花だと思って。
普通のチューリップよりだいぶ小さい球根でしたが、
小さな芽が出てきて細い葉が伸びて、可憐な花を咲かせました。
チューリップはトルコが原産地、ヨーロッパでブレイクして様々な園芸品種が生み出され、
投機の対象となって、ついにチューリップバブルを引き起こしたという話を聞いたことがあります。
そんなことになるのは人が愚かなのか、それほど花に魅力があるということなのか…



ベビーリーフもプランターでそのままほっておいたら大きくなって菜の花が満開です。



苗を植えて4年目にしてシュガープルーンの花もちょっとだけ咲きました。
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希望的観測

2011-04-19 | Weblog
こうであってほしいという「願い」と科学的な「事実」は全然違います。
地震は起きてほしくない、原発が壊れないで欲しい、放射能が漏れないで欲しい、
誰でもが願うことです。
でも事実は違うのです。
そんなことは誰でもわかっているはずなのに、
何の根拠も示されていない希望的観測にマスコミも政府もしがみついています。
「少し前進できた感じがする。」と言うのが首相の言葉です。

いつの間にか作業員の放射線の年間許容量が倍以上になっています。
(一般の人の年間許容量は1ミリシーベルト、放射線取扱者は20ミリシーベルト、
でも緊急時だから、100ミリシーベルトまで、と決めていたのにさらに250ミリシーベルトに変更された)
それでもほんの数時間、場所によっては30分も作業したらもう一年間作業が出来ないようなところで、
これから格納容器の漏れているところを捜して、直すことが出来なければ、水棺なんてできません。
いったい何千人の作業員が必要なのでしょうか?

そもそも最初に水素爆発した時から、御用科学者(科学者とは言いたくありませんが)は
格納庫は頑丈だから放射能は漏れません、と全く事実を見ようとせず、事実を告げず、
そうであって欲しいと願うみんなの気持ちを弄び続けて来ました。

テレビの解説者たちは「原発反対」とか「放射能が怖い」とか言う人は無知だからそんなことを言うのだ、
といった論調を続けてきました。
隠しきれず、相当大変だとみんなが思い始めた今でも「大人の選択を…」などといっています。

こんなときこそ事実をしっかり見極め、
太鼓持ちの学者ではなくて、原子力の研究をしてきた科学者に知恵と力を借りなければと思うのですが、
原発を手離したくない電力会社や安全委員会やIAEAは、
アメリカやフランスの原発のメーカーに手を借りても、
反原発の立場で事故(地震や津波や原発の事故)の研究をしてきた人達の意見を聞くことはないでしょう。
「自分に都合のいい話にしか聞く耳を持たない」それこそが今回の事態を引き起こした原因だと思います。



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