マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

見えたらいいのに

2014-02-28 | Weblog
中国大陸から押し寄せるpm2.5に大騒ぎです。
マスクの常備が必要になりました。

もし、放射能がスモッグのように白く曇って見えたり、
あるいはピンクに色付いて見えたなら、そしたら、
壊れた原発から今もピンクの霧が噴き出ているのが見えるでしょう。
ピンクの水が海へ流れ出ているのが見えるでしょう。
ピンクの雲がたなびいているのも見るでしょう。
「放射能は完ぺきにコントロールされている」なんて嘘はつけません。
世界は変わっていたかもしれません。


江東区の化学工場で出た鉱砕(残滓・猛毒の六価クロム)の処理が出鱈目で、
江戸川区や千葉にまで持って行ってもうどこに埋め立てなのかも分からなくなって何年も経った1970年代、
あちこちの民家の庭や公園(約170か所)で見つかったことがありました。
3、11の後の調査でも、公園で六価クロムが表面に出て来ていることが確認されました。
みつかっても、また応急処置で埋め直すだけです。
ひとたび汚染されたものを元に戻すことは凄く難しいことを示しています。


でも、六価クロム(黄色い粉・黄色い水)は見える!
放射能は見えない!
権威ある人に、無い、と言われれば、そうかな、と思ってしまう。
公園で遊ぶ子どもの身体に降り注いでもわからない。
見えないから、「除染」なんて言葉にごまかされてしまう。

国境を越えてやって来るスモッグは見える。
でも原発から流れ出した汚染水が太平洋を渡ってアメリカ大陸にまで届いても、
誰にも見えない、無色透明、

放射能が見えたらなら、
核実験もできなくなるに違いありません。
劣化ウラン弾も使えなくなるでしょう。
見えない事が本当に残念です。


でも見えないものを想像し、考え、
見えないものを見ようとして、様々なものを作り出してきたのが人なのではないかと思います。
人がこれから先も、生き延びられるかどうか、試されているのかもしれません。






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生きていたキセルガイ

2014-02-26 | 自然
冬の間は、庭の枇杷の木の下の落ち葉の下を掘ると、
キセルガイが見つかります。
小さな小さな陸の貝です。
入口は奥の方でふたがしてあるように見えるのですが小さ過ぎてよく解りません。
明らかにからっぽになった少し大きいカタツムリの殻も同じ場所で見つかります。
拾って軽く洗って、ティッシュで包んで、プラスティックの入れ物に入れて、
数日たって今日見てみたら、
ティッシュに穴が、
その穴の縁にキセルガイがぶら下がっているではありませんか。
おお~、生きていたんだ。
ティッシュを食べていたのです。
急いで見つけた場所に戻してやりました。
部屋に置いていたので暖かくなったと思って外に出て来て、
そしたらお腹が空いていたのでティッシュを食べたのでしょう。

遠い昔海から陸に上がり肺呼吸を獲得したカタツムリの仲間、でも姿はむかしのまんま、
殻をなくして、素早く動くように進化したのが「ナメクジ」だそうです。
ナメクジがすばやい?!

驚くことばかり!

(キセルガイがティシュを食べて穴を開けたので、下に置いた包装紙の赤い模様が一部見えています)
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刺繍

2014-02-24 | 手づくり
久し振りに手から出まかせ刺繍をしています。
でも色が足りない、
グリーン系統の色が欲しい。
紫系統の色も欲しい。
今日のところはある糸だけで刺しましたが、
明日少し色を買い足してくることにしましょう。
100円ショップに売っている糸も使ってみました。。
オリンパスとかDMCとかと色合いが違っているので面白いかと思ったけど、
使って見ると艶が無く、布目を通る時ギシギシして刺しにくくて、
ふっくらした風合いもなくて、残念!
紐を作ったりするのに利用したらいいかもしれないです。
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金(カネ)と命(いのち)と、、、

2014-02-22 | Weblog
今日の新聞の一面の見出しです。
『紛争国にも武器輸出、、』
一昨日の見出しは『再稼働「合格」、、』

経済(カネ)と命(いのち)を天秤にかけると、
金(カネ)の方が重いのか、
命はそんなに軽いのか?
命がないがしろにされていく現状が露わです。

もし、自分の命なら、
自分の命が危ないと思ったら命を守ろうとするに違いないのに、
他人の命にはなんと無関心で冷酷なのでしょう。
このことが戦争を引き起こし、
「ミナマタ」を「フクシマ」を「オキナワ」を苦しめ続けるのだと思います。
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醜いものと尊いもの

2014-02-22 | Weblog
競技を見るのは楽しいけど、メダルの数を比べ、国の名前を連呼し、
国旗を振りまわすのを見たくない。
オリンピックは国境を越えたスポーツの祭典じゃなかったっけ、思い違いかな?

金だ銀だと騒いで、ナショナリズムを煽る低級な番組作りにうんざり。
そしてメダリストの親が、兄弟が、教師がうんぬんカンカンの浪花節も聞いてられない。
どの選手にも親や兄弟や教師などがいて涙と汗と笑いのそれぞれの物語があるのはあたりまえのこと。
メダルメダルと言うのなら、メダルのために全てを捧げて練習をしてきた選手全員にもっと敬意を払うべきです。

けれど尊いものを見ることもあります。
個人個人の努力、すごい精神力を目の当たりにする時、どんなメダルより尊いと思います。
不屈の精神を見習いたいと思います。

あんなふうに飛べたらなー、あんなふうに走れたらなー、
普通の人にとっては、夢の中でしか出来ないようなことができる人たちはうらやましい。
オリンピックに出てくるような選手はみんなすごい、

だけど負けが許されない勝負の世界。
そして勝ち続けてトップに立てば、
その名声と人気を手ぐすねひいて利用しようと待っているものがある。
スポーツはなかなか危険な世界です。

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夏用のを編んだけど

2014-02-20 | 手づくり

木綿糸で編みました。(5号、2本針)
作り目を何目にしようか何度もやり直して決めましたが、
前身頃が出来上がった時点で、これは少々幅が狭いか?
と思ったのですが、結局最後まで編み通して、
やっぱり、小さい!
夏用とはいえもう少しゆとりがある方がいい、、、残念…
出かけたついでに時々利用する古着屋を覗いたら、
ブランドもんの夏用の凝ったすかし編みのセーターとか、
デザインもいろいろ、サイズも様々出ていて、しかも安い。
う~ん、いくら編むのが好きでも、
材料費より安い既製品を見ると、
やっぱり、作る気なくなるなー。

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かわいい

2014-02-18 | Weblog
先日散歩した時に見つけたものの続き、、、
アスファルトの道路にくっきり描いてあります。
視線の低い子どもたちにもしっかり見てもらえそう。

木馬が待ってるよー。

すっかり錆びてしまってるけど、

欲しくなるなー。

安いし!

かわいいと感じるのは人それぞれだけど、
子どもたちのことを思って描いたり作ったりした物からは、
暖かさが伝わってきます。
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取材能力が無いジャーナリスト!

2014-02-17 | Weblog
3、11の時もそうだったけれど、
つくづく日本の大手のテレビ局とか新聞社とかの取材能力は時代に取り残されていると思います。
雪に閉じ込められている被害現場からスマホなどで映像と一緒に、
助けを求めているニュースがツイッターなどを通して次々と入って来るのに、
自分で現場に直ちに飛んでいく様子がまったくありません。
記者は東京で千代田区辺りをうろうろして、警察の発表を聞いてから腰を上げるという感じで、
ついでに各自治体に見舞いの電話をかけて、適当なことを言う。
聞いていて恥ずかしくなります。

パソコンのユーチューブを真似て番組を作ったり、
時にはそのまま放映しているだけで時間を稼ぎ、
あとは芸人やタレントを集めてお茶を濁しているだけ。
そんなことばかりやっているからすっかり頭も心もにぶくなって、
ジャーナリストにとって何が大切か完全に見失っているようです。

安倍首相は日本列島が豪雪にみまわれている時に、
料亭で真昼間に会食したり、金メダルをとった選手に電話をかけていたそうです。
「危機管理」が聞いてあきれます。

PS. 訂正です。
  天ぷらを食べたのは昼ではなく夕方だそうです。
  それまではどこにも出掛けず何も行動を起こさなかったそうです。
  天ぷら会食の予約時間までじっと待っていたのかもしれません……
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孤立する町、車、家、、、

2014-02-16 | Weblog
呑気に雪の風景などブログに書いていたら、
山梨県が大雪で大変なことになっています。
上の大雪をクリックしてみてください。(陸の孤島となった山梨県の様子)
今現在、多くの人が命の危険にさらされています。
不思議なことにテレビのニュースには危機感がありません。
新都知事、舛添の言葉がまさにそのことを表しています。
「こういうのは大した事は無い。一日で終わる話」
関東や東北も大変らしい、
ツイッターでしか情報が得られない。
福島の原発が心配です。
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雪国

2014-02-15 | 
京都大原の少し先「途中峠」を超えると滋賀県、
さらに「花折れ峠」を越えて比良山の西を行くと
風景は一変して雪国。

安曇川の上流、葛川沿いのこの道は、
鯖街道と呼ばれて、
京と若狭を結ぶ大切な道でした。
日本海の海産物がはこばれると同時に、
杣の道でもあり、材木で筏を組んで安曇川を下り、琵琶湖を経由して都に多くの木材を供給していました。
今でこそトンネルがいくつもできて道路も整備され車であっという間ですが、
昔の人たちの仕事は想像を絶します。
現在もこの辺りの山々の木々は見事に手入れされています。
バス停です。

この辺りは少々雪が降っても何の問題も無い、当たり前という感じで、
屋根も傾斜があって、雪はうまく滑り落ちているみたいです。
傾斜の無い屋根や家の前などは除雪されているみたいでした。
集落の中の道を小さな除雪車が動き回っていました。

どの家も薪が沢山積み上げて置いてあります。
煙も上がっていました。
人の姿は見えなくても、
暮らしている人たちの活動が感じられます。

安曇川沿いに琵琶湖まで行くともう夕暮れ、
いつの間にか道沿いの雪も無くなり、
粉雪は雨に変っていました。



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