マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

春の花が咲き始めました

2011-03-30 | Weblog



「プルトニウムはとても重いから飛び散らない」とか、
「この程度のプルトニウムは過去の核実験で飛び散って世界中のどこでも検出されるレベルなので問題ない…」とか、
「高濃度の放射能汚染水がたまっていてきっ水まであと10センチ…」とか、
「最終的にはその水を池を掘って貯める…」とか「タンカーでどこかに運ぶ…」とか、
「破壊された建屋を特殊な布で覆って放射能の放散を抑える…樹脂を撒く…」とか、
「日本人は昆布を良く食べているから甲状腺がんになりにくい…」とか
ころころ変わる、とぎれとぎれの無責任な情報を聞いていたら頭が変になりそうです。

外に出ると、木も草も芽が膨らんで、蕾がほころびはじめたものもあります。
軟らかい緑の葉、白やピンクや黄色の可憐な花を眺めていると心が落ち着きます。
写真はアンズ、 シデコブシ、フサアカシヤなど
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1997年に出された警告

2011-03-29 | Weblog
なぜ電力会社と政府はこの警告を無視したのでしょう!
すべて想定されていたのです!
福島原発の事故は恐ろしいほど書かれているとおりの経緯をたどっています。
(岩波書店、雑誌「科学」≪原発震災~破滅を避けるために≫)

http://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/2011touhoku.html


石橋克彦(1994~)地球科学者 専門は地震テクトニクス
2005年には衆議院予算委員会の公聴会で公述しましたが、これも上記のアドレスで読めます。

今日の新聞には関電の社長が「福井の原発を計画通り再開し、プルサーマルも進める」と述べたという記事が載っていました。

日本列島のほぼ全域が大地震の活動期に入ってきている…
もちろん西日本も含まれる…
という再三の警告に、今になっても、まだ耳を傾けないとはなんと恐ろしい人たちでしょう。
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京都知事の対応にショック

2011-03-29 | Weblog
昨夜のニュースをみてびっくりしました。
関西電力の役員が山田京都知事に会って今回の事故に関連して関電の対応を報告したそうです。
すると知事は「…府民も不安を感じている。生活に電力は欠かせない。責任を持って安全対策をお願いしたい…」みたいなことを言ったそうです。

現に福島でたいへんなことが起こっているというのに、なんという鈍感!無能、無知!言葉がありません。

関電の福井の原発には非常に危険と言われているものも含んで13基の原発が林立しています。

今回のようなことが起こったら福井県民はもちろん京都府民も京都に住むことが出来なくなるのです。
琵琶湖の水は飲めなくなります。

もし京都府民の命や暮らしのことを本当に思うなら、
安全安心を電力会社にまかせっきりにしないで、
直ちに独自の調査チーム(たくさん大学もあることだし)を結成して福井の原発の総点検をするべきです。
そして同時に原発ではなく新しいエネルギーに本気で取り組む組織をつくって
未来に向けての構想を打ち出すべきです。

なによりまず原発に頼った街づくりをしてきたことを若い人たちに詫びることから始めるのが首長の責任だと思います。
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あきれた無神経

2011-03-27 | Weblog
ついこの間まで、テレビでクリーンで安全と原発のコマーシャルをしていた俳優が何の臆面もなくテレビに出ている。

昨日まで、格納庫は頑丈なのでそこが壊れることはない、とか多量の放射能が漏れることはない、とか言っていた○○大学の教授がきょうは平然と継ぎ目が破損して少々漏れているかもしれないと言う。

高濃度の汚染水が溜まっているのが判っていて(秘密にして)下請け作業員をを送り込んで仕事させ、被曝が明らかになったら、「情報を共有していなかった」と言う。

なんという非人間的な行為だろう。
東京が快適に便利に機能するために、ふんだんに電気を使えるように、
でも東京に作るのは危ないかも、ということで、福島に原発をつくってそこが現在どのような状況になっているかほとんど考えることもなく過ごして来たことを反省もせず、
被災者に対して頑張れニッポン、あなたたちは必ず復興する、などと言う、
あまりに無神経だ。

数分ごとに入るテレビのACコマーシャルはまるで洗脳しているみたいで怖い。
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中学生の女の子(タレントの藤波心)のブログに驚いた

2011-03-26 | Weblog
原子力発電所の事故について、
感情を抑えながらしっかりと自分で考えて意見を述べています。
こんな少女がいると知って嬉しいです。
ご覧になった方も多いと思いますが、
アドレスは↓
http://ameblo.jp/cocoro2008/
コメント (2)
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緊急報告・広瀬隆/広河隆一 「福島原発で何が起こっているか?-現地報告と『原発震災』の真実」

2011-03-24 | Weblog
昔読んだ原子力発電所の話、チェルノブイリの事故のこと、
もうほとんど忘れてしまっていましたが、そんないい加減な知識しかない素人の私でも、
今回の福島の原発の事故や放射能についてテレビに出てくる立派な肩書の解説者の嘘は見え見えです。

下記のアドレスで検索して、少々長いけれど、二人のジャーナリストの昨日(3月23日)の報告を最後まで聞いてください。

「福島原発で何が起こっているか?-現地報告と『原発震災』の真実」

http://www.ustream.tv/recorded/13509353#utm_campaigne=synclickback&source=http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/926&medium=13509353
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ジャーナリスト

2011-03-22 | Weblog
福島の原発の近くに入ったジャーナリストのレポート
『森住卓のフォトブログ  http://mphoto.sblo.jp/』

京都にいる私は仕事をしたり、お料理を作ったり、食べたり、部屋の中を片付けたり、
本を読んだり、ミシンかけをしたり…依然とさほど変わらない日々を過ごしています。

そんなそれぞれの人の大切な日常を天災によって根こそぎ奪われた上、
原発の放射能におびえる毎日を送っておられる方の不安と苦しみは想像もできません。
テレビの解説者が東京はだいじょうぶですとか、ただちに健康被害が出る心配はありませんとか、
人ごとのような報道をするのがすごく腹が立ちますが、
あなたたちの力を信じています、等の自己満足の言葉は醜いです。

単なる情報のそれも政府や東電の出している情報をただ伝達するのはジャーナリストの役割ではありません。
自らの問題意識を持って自らの目と頭脳で様々な角度から検証したしっかりした報道をしてほしいと強く望みます。

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「福島原発の放射能を理解する」

2011-03-22 | Weblog
http://ribf.riken.jp/~koji/monreal_0320.pdf

『福島原発の放射能を理解する』
 物理と工学の見地から、カリフォルニア・サンタバーバラ校
 物理学科 Ben Monreal教授
(福島はチェルノブイリにはならないという考えを示しておられます。本当であってほしい。)

もし福島の原発ではなく、原発銀座といわれる福井の13基の原発が事故を起こしていたのなら、
今頃私はこんなことをしてはいられません。いったいどうしたらいいのか、想像もつきません。

日本中の豊かな海と自然に恵まれた最も美しい所に、原発は作られてきました。
「安全神話」は政府と電力会社とマスコミとそれを信じたい人々、が一緒に作りあげていったのです。
そのために巨大地震や巨大津波をわざと想定しなかった!!!
今回、盛んに想定外の地震、津波という言葉が使われているのが非常に気になります。
もしも、バッテリーが壊れたら、とか、もしも冷やせなくなったら、もしも建屋が爆発したら、
もしも○○が使えなくなったら、ということを考えていなかったというのは、
原子力発電所の場合許されることではないと思います。



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RCサクセションの「ラブミーテンダー」を聞く

2011-03-20 | Weblog
http://www.youtube.com/watch?v=v5Hxt2CsNp8
(1988年のアルバム「カバーズ」から)
忌野清志郎はもういない。
この現実を見ることはない。
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子どもたちの未来

2011-03-18 | Weblog
ずっと原子力発電に対して反対の立場をとってきたけれど、
でも、実際には、巧妙な策略で各地にどんどん増やされていく原発に対して、
憤って、恐ろしがっているだけで、止めることができなかった。
すごく悔しい、子どもたちの未来を汚してしまった。本当に申し訳ないと思う。
これからどうなるのか想像するのも恐ろしい。
日本列島は未来永劫放射能に汚染された場所になるのだろうか?

マスコミはもういい加減に目を覚まして、
あっちこっちにおべっかを使うのをやめてほしい。
東電は事故直後にとっくに判っていたことを隠し続けている。
それに対して何も言えずに一緒になって後付けの言い訳をして、
大丈夫ですを言い続けている専門家、解説者は現地へ行けばいいと思う。
報道の真の意味を思い出してほしい。
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