マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

羊歯も苔も

2014-05-30 | 自然
森は緑の匂い、胸一杯に吸い込んだら、
私の肺も少し緑になるかも。
細い枝の先の先まで茂った葉が少しでも日の光を浴びようと工夫を凝らしています。
地面は草がぐんぐん伸び、
小道は緑に埋もれ、
太い幹に生えるシダやコケの緑も鮮やかさを増しています。





御苑の中の森の木々はいっそう力強く、堂々として、
命に満ち溢れて、歩きだしそうです。

太い枝はまるで脊椎動物の骨のよう、今にも腕を振り回しそうです。

幹に生えた羊歯に光があたってキラキラ輝いています。




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カマキリの赤ちゃん、バッタの赤ちゃん

2014-05-28 | 自然
クモの観察会ではクモ以外にたくさん昆虫も見ました。
カマキリのあかちゃん、 とてもひ弱な感じがします。
でもカマキリはカマキリです。


バッタの幼態 頭でっかちで足がとても立派、不思議な形
バッタの仲間の何なのか判りませんが、
翅はまだ無くてもしっかりピョーンと跳べそうです。


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セアカゴケグモ

2014-05-25 | クモ・蜘蛛

「京都科学読み物研究会」の「やさしい自然教室」に参加して、
クモのエキスパート、吉田真さんの案内で
初めてセアカゴケグモに対面しました。

国際会議場前(宝が池)の地下鉄の出入り口の建物の周辺に何匹もいました。
まわりは整備された公園です。
セアカコケグモは主にそんなような明るい場所の、人工物に棲んでいます。
この場所では定期的に駆除を行っているそうです。
オーストラリアからやって来たセアカコケグモは、
どんどん分布を広げています。
「毒蜘蛛のいない日本」はもう戻らないのかもしれません。

これがセアカゴケグモの巣、食べ残しの餌(クモ)が巣の上に引っ掛かっています。
巣の左の方にセアカゴケグモが隠れています。

巣を壊して追い出したら出て来ました。これがセアカゴケグモです。

卵嚢と一緒にアルコール浸けにしています。

おとなしいクモなので素手でつかんだりしなければ噛みつくことはないそうですが、
知らなければうっかり触ってしまいそうなほど身近な所に居るのが困りものです。
普段見慣れた日本のクモとはずいぶん違う姿で、
真っ黒な丸い身体に強そうな長い手足、背と腹に真っ赤なストライブ、一度見ればもう忘れません。
かっこいいと思うか、毒々しいと思うか、
ただしそれはメスの姿、オスは目立たない茶色で、メスの4~5分の1くらいの大きさで、
毒も持っていないそうです。
分布が拡大しているので、子どもたちにもアルコール浸けのセアカゴケグモを見せて
覚えてもらうことも大事かなと思います。
2時間で、みんなでセアカゴケグモ他約20種のクモを見つけました。




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紐を作る

2014-05-20 | 手づくり
100円ショップの刺繍糸は刺繍にはあまり適さないけど、
紐を作るのには便利だということが判りました。
遠慮せずにたっぷり使えるし、本数を替えれば太さが変えられるし、
色を混ぜれば色とりどりの紐が編めます。
マクラメの幾つかの技法と四つ組くらいしか知りませんが、
まずは、Tシャツにつけられるチョーカーをブルー系統の糸で、
 
面白いので何本か編んだらしっかり肩こり、
黄色系とか赤系とか作りたいけど…
そういえば昔マクラメの小物を幾つか作った時も肩こりがすごくて止めたのを思い出しました。
マクラメ編みとか組み紐とか言うけれど、
全指を使って連続して結んでいくわけで、
ひっぱる力のバランスを常に取らなくてはいけないので肩が凝るのだと思います。
石の玉を編み込んだ細めの紐もつくってみました。
 
 
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青葉茂る夜は

2014-05-18 | 自然
季節はどんどん過ぎていきます。
毎朝外を見る度に、庭の木々や雑草が一晩で伸びる量に驚きます。
枝を伸ばし葉を広げ緑に覆われていくその速さはゴーッと音が聞こえそうなくらい。

枯れ枝にしなびた黄色い実がぶら下がっていたセンダンの木も
大きな緑の葉が茂り、薄紫の花が花火のように咲き乱れています。
夜になると瓶に挿したセンダンの花の周りに、
香水を振り撒いたみたいないい香りがたちこめます。

今は夜の10時半、
窓を開けたら、アオバズクのホッホー、ホッホーという鳴き声が聞こえて来ました。
森が緑になる5月、東南アジアのどこかからはるばる渡って来るのです。
今鳴いているアオバズクは、もしかしたら去年この森で誕生したアオバズクかもしれません。
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花の中で待っている

2014-05-16 | クモ・蜘蛛

庭にキクナの花が咲いています。
見ているると次々と点みたいに小さな虫が飛んで来ては花に留まります。
花の中で待ちかまえているのはクモ、
残念ながらピンボケだけど。
網にしても地面の穴にしてもクモは「待つ」ことがライフ・ワークのようです。


花びらを全部食べられて花芯だけになってしまったのもあるのですが、
その犯人は見当たりません。

花束を作りグラスに挿せば野菜の花とは思えない華やかさです。


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わたしに出来ること

2014-05-15 | Weblog
 《 核兵器の製造に投資している銀行から資金を引きあげよう!
 1円だって私のお金が核兵器の製造のためにつかわれるなんてまっぴらごめん 》


核兵器に投資しないよう呼び掛けているオランダの平和団体「PAX」のことを昨日の新聞で知りました。
スージー・スナイダーさん等の調査報告から

「……実際に、70億米ドル以上を核兵器製造企業に投資している金融機関が5つ日本に存在します。
千葉銀行、三菱UFJ フィナンシャル、みずほ銀行、オリックス銀行株式会社、三井住友銀行です。
これらの銀行は米国、英国、フランス及びインドにおける核兵器維持のための
主要要素を開発している企業に投資しています。
これは本当に悲しいことです。皆様方の銀行が核兵器に投資しているというのですから。
しかし、気落ちしてばかりはいられません。これはチャンスでもあるのです……」


幸いにも私は上記5銀行に口座を持っていません。
娘に話すと、5銀行の内2銀行に口座があるので
さっそく解約に行くと言っています。

私にできることは何もない、ではなく
何か出来ることがあるのでは、と思っていると、
幾つか何かしら見つかるモノです。
些細なことでもちりも積もれば、、、、
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光の秘密

2014-05-12 | 手づくり
図書館で借りた「ニュートン(2013年9月号)」を見ていたら、
牛乳パックとCDで作る分光器が出ていました。
私にも出来そうです。
最初の作業は、切り開いた牛乳パックの内側をマジックで黒く塗る事なのですが、
「むら」が出来てすっきりしません。
また、光が入る所、スリットのところが、
パックの紙が重なっている場所なのでカッターでスパッと切るのはとても難しくて、
仕上げてはみたもののいまいちの出来上がりでした。
そこで、アクリル絵具で黒く塗ろうと思ったところ丁度黒が無くなっていて仕方ないので水彩の黒を塗ったら、
乾くとパリパリ剥がれてきます。
それならと、黒い色画用紙を内側に貼って、
スリットのところは4センチ角の穴を開けてから
その上に黒い画用紙を2枚2ミリの隙間を開けて貼るというやり方で作ったところ、今度は大成功、

CDはそのままでも虹が見えることがありますが、
やはりこのような物を作って見ると綺麗に見えて、
虹色の全ての色が混ざって無色に見えているという「太陽光の秘密」が実感できます。
覗き穴にカメラのレンズを当てて撮影してみました。
(写真左)太陽光は、色に筋や切れ目がありません。
裸眼では紫や緑がもっとくっきり綺麗に見えるのに写真に撮ると明るすぎるのか色が飛んでしまって残念です。
 
(写真右)室内の蛍光灯は色が途切れて筋になっています。
牛乳パックの分光器の姿はこれ、黒いビニールテープで目張りをするのが大切です。
 
楽しくて、懐中電灯や白熱灯や家中の明かりを見てまわりました。
光がCDに当たる角度を30度くらいにするのがポイント。
海の水は赤い光を吸収してしまうので、残りの青や緑が混ざってあのような海の色になって見えるそうです。

左は白熱灯、太陽光と同じように色は連続しています。
中央と右は懐中電灯です。
トンネルのあのオレンジランプも見てみたくなりました。
コメント (4)
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納得いかない「モンキアゲハ」

2014-05-10 | 自然
白と赤の模様がくっきり美しい「黒いとても大きなアゲハ」のこのチョウの名前は「モンキアゲハ」
なんだか納得いかない名前です。
おまけに白い模様はツツジの鮮やかな色を反射してピンク色に見えます。
図鑑を見たら
白い色はだんだん黄色になる、のだそうです。
でもその図鑑の写真のモンキアゲハの紋も真白でした。
さえない名前だなー。
もっといい名前を付けて欲しい。


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ユリノキの花

2014-05-08 | 自然
真っ直ぐに延びた背の高いユリノキ、
春、花が咲いても葉の間から咲いている花がやっと見える程度、
と思っていたら、なんと写真で撮れるくらいの位置に花が咲いているではありませんか。
葉の色をうんと薄くしたような白っぽい大きな花、オレンジ色のストライプも美しい。



ガクらしきものが地面に落ちています。
とすると、花びらが落ちた後のこれはなんなのでしょう?

ユリノキの花言葉は「田園の幸福」だそうです。
材は建材や楽器に利用され、樹液も豊富で香り高く、
花はとても香りがよくて、良質のはちみつがたっぷり取れるそうです。
もし私が2メートルくらい身長があれば香りをかぐことができるのに、残念。
おまけに秋の黄葉が素晴らしい。
「田園の幸福」とはいい花言葉です。

なのに、ここに今、蜂の姿が見えない。
というか、春の花咲くこの季節なのにどこにいっても蜂がとても少ない、
花だけ咲いて虫がいないのは本当に変です。





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