マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

夜の客

2020-07-30 | 自然
毎晩寝床で本を読んでそろそろ寝ようかという頃、
11時ごろかな、
ブーン、バサッ、ゴソゴソと網戸付近で騒々しい奴がいます。
カナブンだろう、と思っていましたが、
夕べはそっとガラス窓を開けてみました。
網戸にぶつかって動き回っているのは、
大きなカブトムシでした。
立派な角が見えます。
裏の山から遊びに来たのでしょう。
しばらくしたらいなくなりました。
また明日も来るかな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毎日 ちくちく

2020-07-28 | 手づくり
本当によく降ります。
毎日家の中でちくちく・・・
雨のおかげで沢山出来ました。

この間,絹の端切れで作ったものを並べてみました。
印もつけずに鋏で切って、ミシンでつないで、
芯を張り裏をつけ、最後は手で縫って仕上げました。
テーブルランナー4枚です。
(長い方の幅が50~60㎝くらいです。)

最初は、色とりどりの布で、


赤系を集めて、


青系で、

まるでジョージア・オキーフの絵のような友禅の布、を中心に。


黄色系

地味なのに自己主張が強い大島紬をちょっと使って、
負けないように、縁取りには繻子の帯地を使ってみました。

こちらは全部手縫い、一応タペストリー?

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蚊取り線香とマッチ

2020-07-26 | Weblog
大きな缶入りの蚊取り線香とマッチは、我が家の必需品です。
家の中では「蚊がいる!」「どこへ行った!」
となったら、5センチくらいに短く切って使っています。
マッチを擦って火をつける瞬間が、楽しいのです。
炎が上がったら、蚊取り線香に炎を移す・・・
なぜ楽しいのか分からないけれど、
ライターで火をつける気にはなりません。
かつての、タバコも、
煙草をくわえ、マッチを擦り、たばこの先に赤い火が付くのを見るところから
楽しみがあったのではないかと思います。
一人一人のスタイルがありました。
そして立ち上る細い煙・・・

焚火も楽しい!
燃え上がる炎は揺れて大きくなったり小さくなったり、
じっと見ていると、胸の中も暖かくなってきます。
都会では焚火を見る機会は無くなりました。
うっかりやったら消防自動車が飛んできます。
京都では近くの河原で、バーベキューも出来なくなりました。
ここでは、今日みたいな雨がそぼ降る日でも、
どこかで草木やもみ殻などを燃やしている匂いが漂ってきます。

マッチのデザインは今も昔ながらの図柄が踏襲されています。




コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020-07-24 | Weblog
蜘蛛はすごいけど、
蚕もすごい!
蚕の家畜化は5000年くらい前、中国で始まった、と考えられているそうです!
蚕は蛾の幼虫ですが、
木の枝葉に掴まることも出来なくなって、
成虫になって翅がはえても、羽ばたくだけで、飛ぶことも出来なくなりました。
ひたすら眼の前に置かれた桑の葉を食べて、糸を吐いて繭を作るだけ。

蚕も大変だけど、
その蚕の繭から、長い長い糸を繰り出して、布を織った人もすごいなー

絹の端切れを黒い木綿のブロードに刺繍糸で止め付け、
刺繍で隙間を埋めて、こんなのを作りました。



アップにすると










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すっかり遅くなったけど、何とか食べられるものが採れた。

2020-07-23 | 自然
朝からセミが鳴いている。
ニイニイゼミとアブラゼミとクマゼミが一緒に鳴いている。
おまけに夕方ヒグラシが鳴く。
不思議な感じ。

誰かが覗いても、この草むらの中に、
ジャガイモがかくれているなんて思わないだろうな・・・

こんな風にしようと思ったわけではもちろんなくて、
最初は、もっとちゃんと育てるつもりだったんだけど、
今日はちょっと用事が、今日は雨が降りそう、今日はやりたいことが・・・
今日は雨が降っている・・・と言ってる間に、草ぼうぼう、
これは大変と草抜きをして、ほっと一息、そして
しばらくして見たら、また草むらに・・・

そんなわけで、植え付けから全てが遅れに遅れたジャガイモは
わずかしか取れなかったけれど、まあ二人が暫くの間食べる分くらいは確保。
 
やはり、植え付けの時期というものがあるもんだな、ということが分かった。
遅れると芽掻きや土寄せや、収穫が梅雨に掛かってしまって何もできない・・・
それに何より、作業するのが暑くて大変。
耕したり、畝立てをするのは、夏になる前に終えて、
いろいろなものを植え付けるのも、なるべく早くやっておくべきだ、ということが分かった。
とにかく今は暑くて、私は30分も畑に居られない・・・

でも、ニンジンは時々間引きして、食べていたせいか、意外にちゃんと育ってくれている。
まだしばらく採れそうな感じ。

(ニンジンの畝、こぼれた種から勝手に生えた赤紫蘇・・・)
土の中からキレイなオレンジ色のニンジン、

ニンジンも、煮物、揚げ物、サラダなど用途が広いのが嬉しい。

(ふわふわのニンジンパン、おいしい!)

(しっとりした、ニンジンマフィンも、もちろん美味しい!)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古い絹の布に夢中

2020-07-21 | 手づくり
木綿の端布同様、絹の着物地の切れ端、襦袢、裏布の端切れも私には大切です。
祖母や叔母や母のものです。
シミや繕いの跡がたくさんあります。
色もデザインも現代の着物とは随分違います。
その艶やかさといったら!
明治、大正、昭和の初め頃まで、老いも若きも、多くの女性は黒髪を結い、着物を着て、
草履や下駄をはいて「お出かけ」していたなんて、ウソみたいです。

昔、といっても、それほど昔のことではない時代、
日本中の多くの農家では、
農作業の合間に桑を育て蚕を飼い、糸を紡いでいました。
自分が着るのは、麻やせいぜい木綿の着物、
それも自分で育てて、紡いで、織って、縫って、着ていました。
ガスも水道もまだない頃、
畑で野菜を作り、山で柴を刈り、
牛や、あるいは馬を飼い、
田をおこし、水を張り、自分の口にはほとんど入らない米を作り、
縄を綯い、俵を作り、農具も作り、
その上、農閑期のたまの休みには、お祭りの準備をして、
祭りの本番も、夜通しだったり・・・
いったいいつ寝ていたのだろうと、
日常「やっていただろうこと」を数えるだけで途方にくれます。



段ボール箱の中の布切れを見ながら、
今回は、これをどんな風に料理しようかと、
ワクワクしながら、
少しずつ、切ったり並べたり縫ったりの作業をしています。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひまわり

2020-07-19 | 自然
ヒマワリが大きいのも小さいのも、雨でうなだれてしまいました。。

無事なのを何本か切ってグラスに挿したら、
周りがパッと明るくなりました。

ヒマワリの中心部はぎっしりタネが付きます。
その並び方はフィボナッチ数列と呼ばれています。
(1・1・2・3・5・8・13・21・34・55・・・・・・)
同じ面積で最大の数の種を並べることができる配列なのだそうです。
さらに、ヒマワリの場合、
右回りと左回りの螺旋が混在し、その数が、3種類のいずれかに決まっているそうです。

(今はこんな感じ、やがて全部種になる・・・)
フィボナッチ数列は自然の中にとても多い配列なのだそうです。
身近な例では、パイナップルや松ぼっくりや巻貝などにも、
そしてその配列の姿はとても美しい!
おもしろいことです。
「美しい」と感じる人の感覚は、
そもそも、自然の中で養われてきたものなのだから、
当然のことと言えば当然なのだけど、
ヒトはそこに数を見出し、
黄金比を発見し、
数字で自然の秘密を探ろうとします。
フィボナッチ数列は、微小な世界や、
気象などの広大な世界にも見出せるそうです。

数字の苦手な私でも、
形のバランスを美しいと感じる時、何か秘密がある気がします・・・









コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと変わってる・・・

2020-07-17 | 自然
一時少し青空が見えました、
鋏と籠を持って出て、
キュウリとトマトと長唐辛子を少しだけ収穫しました。
2本植えたトマトの片方は、青い実をいっぱいつけたまま突然枯れましたが、
もう1本は順調に育っています。毎日おいしいトマトをいただいています。
ナスは小さな実をぶら下げたまま枯れかけています。
枝が白くなっています。
いんげん豆は、毎日沢山成ってくれたけどそろそろ終わりです。
ふと見たらトンボがそばに留まっていたので、
取敢えずポケットからデジカメを出して1枚だけ撮って、
スイカやまくわ瓜やカボチャが草むらの中で無事大きくなりつつあるのを確かめて、
蚊の襲来に耐えきれず、
家に入りました。

そして撮った写真をPCで確かめていたら、
トンボだと思ったのは、「ツノトンボ」でした。
よく観て、写真も、もっととってくればよかった・・・
こうやって見ると、トンボとはだいぶ違います。

去年も見つけました。
飛翔力は弱いので、近くで生まれ育っているのでしょう。
ウスバカゲロウの一種で、完全変態をするそうです。
(ウスバカゲロウより、成虫はトンボに似ていますが)
幼虫はアリジゴクに似ているそうです。

屋根裏に泥でできた巣があって、
てっきりトックリバチだと思っていましたが、
時々どこか隙間から部屋の中に入ってくるこのハチはトックリバチではなさそう。
調べてみたところ、アメリカジガバチというらしい。
トックリバチ同様、泥を運んで、巣を作るそうです。

(ガラス戸と網戸の間でブンブン唸っていました)
この細い細い胴のくびれは?
不思議だ・・・
蜘蛛を狩る蜂で、ヒトに害を及ぼすことはなさそうです。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨にも負けず、雑草にも負けず!

2020-07-15 | 自然
梅雨の晴れ間、というのがほとんどない今年の梅雨。
朝方、寝床で雨の音を聞きながら、
また今日も・・・とガッカリです。
庭は草に覆われ、
歩くのもままならなくなってきました。



けれど、
カボチャは元気元気!



そして里芋もますます元気。



でも、蚊がすさまじくて落ち着いて写真も撮れない。
小雨の中で、トンボがたくさん飛んでいます。
頑張って蚊を沢山食べてね、と自分勝手なことをおもいつつ眺めています。









コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボタンが好き

2020-07-14 | 手づくり
服を作るために、ボタンを出してじゃらじゃら遊んでいると
いろいろ思い出します。


昔は「ボタン屋さん」というのがありました。
京都では花遊小路(かゆこうじ)に老舗の小さな店がありました。
壁一面にボタンの箱が並んでいました。
服を仕立てて、最後の仕上げのボタンで、
服の印象ががらっと変わります。
作りかけの服、あるいは生地をもって、
ボタン屋さんへ行って、ボタンを探しました。
ボタン屋さんには、木や皮や骨や貝や金属やガラスのボタンが
きらきら光っていました。
上等なのから安物まで、値段の差がすごくて、
目移りして、だんだんわからなくなるのですが、
何とか財布の中身と相談しながら決めて買って帰ります。
それが大成功の時もあれば、ちょっと間違えたかなー
と思えるときもありました。
そんな服を処分する時は、ボタンを取って箱や瓶に取り置きました。
既製服も、普段着のシャツやパジャマなども、ボタンは取り外して箱の中に入れていたので、
ボタンが溜まりにたまりました。



子どもの時に来ていた服のボタンも少しだけあります。
ボタンをみれば、そのボタンがついていた服を思い出します。

写真は骨製?のボタンと、インドのミラーがちりばめてあるボタン。
10年くらい前に衝動買いしたものです。
いつか何かに使いたいと思って・・・


下の写真のボタンは祖母(明治生まれ)のもの、
早くに亡くなったので私は会ったことがありません。
どんな服についていたのでしょうか?
それとも使われなかったものなのか・・・
母が小箱に入れて大切にしていたものです。
漆塗りの丸い形と朱色がとても美しく、
掌のひらにのせると、そのままふわりと馴染みます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする