マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

これが? 蜘蛛・・・!

2020-11-30 | クモ・蜘蛛

これが蜘蛛!実はそんなに珍しくないのだそうです。
だけど、今まで気づかなかったのは、
蜘蛛だとは思わないから!

(豆腐のパックに入れて観察。
休憩?待機?している時の姿です。
糸を張って宙に浮いているのですが、
蜘蛛の糸は細すぎて虫眼鏡を使っても見えませんでした・・・)

なぜ気付いたかと言うと、
夫が山際の樹を伐採した時に、
服にくっついてそのまま家の中に入ってきて落っこちて(飛んだように見えたそうです)
忙しそうに動き始めたからです。
夫が大声で呼ぶので行ってみれば、
始めてみる姿、

虫眼鏡で見て、足の数を確かめて、
(「目」がどこにあるのか、眼を凝らしてもわかりませんでした。)
検索して、始めてクモだということが分かりました。
じっとしている時の姿は1本の細い松葉!草の切れ端・・・
オナガグモというのだそうです。
とても尾が長く、しかも柔らかく曲がる・・・

1~2本の糸を出して、その糸を伝ってやってくる他の小さな蜘蛛!を捕まえて食べているのだそうです。
(この蜘蛛は黒っぽい色ですが緑タイプもいるそうです。)

自然は不思議に満ち溢れている・・・

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すごい山茶花

2020-11-27 | 自然
あちこちで、赤やピンクや白の山茶花の花が咲き始めています。
我が家の庭には椿が沢山ありますが、山茶花はありません。
前の住人は椿が好きだったようです。
椿と似ているけれど、山茶花の華やかさは特別です。

昨日午前中に用事があって車で出かけたので、
帰りにそのまま櫛田川をさかのぼって飯高方面にドライブしました。



山も川も草原も秋の色。
そして時々満開の山茶花のピンク色が目に飛び込んできます。

休憩した道の駅に、
ここから車で5分くらいの所に大きな山茶花の木がある、という案内がありました。
見に行こうといことになり、
道沿いに看板があるというので、目を凝らして走りましたが、見つかりません、
遠くまで通り過ぎて、また戻り、
結局小さなスーパーを見つけて、そこにいた人に尋ねて教えてもらって、
また道を戻り、と何回か行きつ戻りつしてやっとたどり着きました。

けれど苦労して行った甲斐がありました。







茶畑の傍らに、巨大な山茶花の木がありました。
無数の花を咲かせて、輝いていました。
たった1本の木、その生命力に圧倒されます。
辺り一面、山茶花の香りに満ちています。
この香りが椿との一番の違いだな、と思いました。



またいつか訪れたいと思います。










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綿毛はどこへ・・・(ガガイモ)

2020-11-25 | 自然
このところ毎日、大量の綿毛が飛んでいる。
粉雪のようだ。
風がある日は、一定の方向にさーっと、
風のない日は空中でウロウロしながら、小さな虫のような動きだ。
でもベランダに落ちたのを見れば、虫ではなく、綿毛だ。
風が吹けばまた舞い上がりどこかに飛んでいく。

セイタカアワダチソウやアレチノギクやススキやチガヤなどの綿毛だ。









凄い量だな。

ガガイモの実も枯れてきた。
実は垂直ではなく、水平より少し斜めくらいの角度で付いている。
確かに舟っぽい。





種は鞘の中にぎっしりときれいに整列しているが、
少し引っ張り出すとあふれ出てくる。



綿毛を持つ種の中で格段に毛が長い。
毛はやわらかく、絹のような艶がある。
チガヤやセイタカアワダチソウの綿毛と比べてみる。



僅かな空気の揺れで、ガガイモの綿毛だけがふわーっと動く。

綿毛を除いた実の中はつるつるしてとても綺麗。



タンポポも茎をのばして綿毛を飛ばす、セイタカアワダチソウもまっすぐに高く伸びる。
でもガガイモやテイカカズラのような蔓植物にはかなわないなー・・・
どこまで飛んでいくのだろう。

(綿毛の写真2枚追加しました)
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セーターを編む

2020-11-22 | 手づくり
夏の間は触るのも遠慮したい毛糸。
でも、寒くなると、暖かい毛糸が何とも嬉しい。
余り毛糸の中から、
ベージュ系の色を引っ張り出してみたら、
薄いピンクや薄緑などの糸も混ぜて合わせれば、
セーターが一枚くらいできそうです。
合細、中細、絡み糸など太さも色も様々、
そこで、2~3本合わせて、
だいたい同じ太さになるようにして、8号の針で編むことにしました。



足りるかなーと思いながら、
組み合わせを変えながら、
目数も適当に増やしたり減らしたりしながら、
何とか出来上がりました。



古い毛糸ですが、
手編みのセーターはふんわり!とても暖かい、

袖を少し編み直したりしたので、
編み上がるまで、ほぼ1週間かかりました。


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休眠・・・?

2020-11-20 | 自然
干して置いた玉ネギに芽が出てきました。

芽も長ネギのように、薬味にしたりして食べられるそうで、よかった・・・

早く畑の準備をして、玉ネギやニンニクや菊菜やコマツナ、大根やニンジンなど植え付けなくちゃ・・・

昨日はとても暖かかった・・・を通り越し暑い日でした。
そして夜には雨が降りはじめ今朝もまだ降っています。
夕べは時々カエルが鳴いていました。
なかなか冬眠に入れないカエルがいるようです。

こんなに暖かいと、休眠中の果樹の芽や草の芽も悩んでいるかもしれません。

見事な、ロゼット!(根生葉)


檸檬が黄色くなりはじめました。




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電動草刈り機(充電式)

2020-11-18 | Weblog
新聞の折り込み広告に載っていた「女性でも大丈夫」
という「充電式の軽い草刈り機」がずっと気になっていました。
近くのホームセンターに見に行くと
メーカー違いで3種類あって、価格にずいぶん差があります。
悩みに悩みましたが、使いやすさと安全性を第一に考えて,
ついに買いました。



早速初運転、
左手でグリップをしっかり握って支えて、
右手でお任せの開始ボタンを押して・・・

どれくらいのスピードで移動したらいいのか分からないので、
まずは、草の上をなでるような感じで、
次はもう少しゆっくり草の根元から・・・
刈った葉は前に飛びます。
暫くすると左手が疲れて・・・はっと気が付きました。
肩掛けベルトをつけるのを忘れていました。
改めて、ベルトをつけて肩にかけ、刃が地面の少し上になるくらいに調節して、再開。
面白い!らく(楽)!
ぐんぐん草が刈れてきれいになっていく。



(3枚のこんな樹脂刃がついていて、高速で回転する。)
(石などの硬いモノに当たると引っ込む、先がだいぶすりきれた。)

私でも扱える草刈り機があってよかった!

背より高くなって、硬くなったヨモギやオオアレチノギクや笹などは
金属刃のエンジン草刈り機に任せて、
私はもっぱら、花壇の周りや通路や玄関前を。

冬の間は、草もあまり伸びません。
出番が少なくて残念!











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赤い実!

2020-11-15 | 自然
家の裏の山裾の藪や草むらをかき分けると、
赤くなった小さな実が可愛い。

毒のものもあれば、

(ウラシマソウ・来春もまた花が楽しみ)

食べられるものもある。

(フユイチゴ)


あっち向いたりこっち向いたり、
ノイバラの実は風情があるな。


緑の中にひときわ鮮やかなナンテン、実の数は断トツ!


マンリョウかな。


たぶんアオハダ、
庭にこの木を見つけて嬉しい。




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知らない場所

2020-11-12 | Weblog



引っ越してきた時は、
全ての道は初めて通る道で、
全ての場所は知らないところでした。
近くを、自転車で散歩に行く時も、目印になるものを探し、
一生懸命憶えて走りました。
2年たって、自転車で行く範囲の地図は大分頭の中に入りましたが、
車で出かけると、ナビの無い古い車なので、
いつもと違う道を選んで走ると、とりあえず道に迷います。

目的地からどんどん離れていくような・・・
道はどんどん細くなり、
川の土手にぶつかって、行き止まり。
方向も変えられず、バックで戻る・・・
スマホを出して、地図を見る。ナビを検索する・・・
無事脱出・・・
山の中でもなく、砂漠でもなく
急いでいないので、知らない場所もまた楽しい。


枯れ草が美しい。羊雲かなー?
(田畑へ引く水の量を調整する所)


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カラスと柿

2020-11-10 | 自然
渋柿もカラスにとって「食べごろ」があるようです。
向かいの道を隔てた所に、3~4本の渋柿の木があります。
鈴なりの柿が赤くなったけど、カラスが来ないな、
と思っていたら、ある日、鳴きかわしながら群れになって現れて、
電線の上に2~3羽見張りを残し、
一斉に啄ばみ始めました。



カメラを持って、戸を開けて外に出ようとするだけで、たちまち飛び上がって散り、
家の中に入るとまた集まってきます。
仕方なく精いっぱいズームを利かせてキッチンのガラス越しに撮影です。

そして、2日後・・・

見事に食べつくしました。

我が家の渋柿はカラスにはとらせません。
そろそろ今年も吊るし柿の準備です。



とはいえ、採りきるのは無理です。
どの樹にも、カラスやヒヨドリのためにある程度は残っています。


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土蔵(倉)

2020-11-09 | Weblog
この辺りでは街道沿いにも、農家にも、今でも倉が多くみられます。



見るからに土蔵、ではなくて、
表面は板張りで一見、住居と同じように見えます。



けれど、倉の方は、土台が高く、壁が厚く、窓が少なくて、
防火や防湿、防獣、あるいは盗難に対する防御がしっかりしています。
何がしまってあるのでしょう?
かつては、米や芋や繭や酒や布などが保管してあったのだと思いますが・・・
細部にまで丁寧な仕事が見事で、素晴らしいデザインだと思います。
「銅板」の窓がついています。
緑青色になっているのもよく見かけます。

崩れかけた倉がありました。
壁土の中の「竹小舞」が見えています。


「ささらこ(簓子)下見張り」と呼ばれる方法でパネルのようなものを作り、
土壁の上に、張って(吊り下げて)いるのだそうです。
簓子とは、横木との間に隙間がないように刻みを入れた縦の細木のことで、
釘の頭が外に出ないように、
裏側から横木に打ち付けてあるのだそうです。
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             (図はネットから)
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表面はかつては「魚脂の塗料」で黒く塗られていたそうです。
板張りが痛んだら、取替えられるようになっています。
そのような作りになっているのは、
壁土の質が雨風に弱いなどの理由があるのかもしれません。
(台風が多い!)

この倉は最近リフォームしたようです。



簓子板張りに見えますが、
近くからよく見ると、表からしっかり止められているようです。

こちらは、傷んだ部分を(あるいは別棟に通じていた部分かもしれませんが)
波板トタンで表から止めつけています。


こちらは倉ではありませんが、
泥はねや雨から土壁を守るために工夫された「簓子板張り」であることがわかります。
所々表から釘を打って補強しているようです。


昔の家を見ると、大工さんと、本当に様々な職人さんたちのコラボで作られていたんだなーと思います。
昔の技を伝える職人さんがいなくなれば、こんな倉は、もう作ることは出来なくなるでしょう。
残念です。




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