マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

イチジクのコンポート

2015-08-31 | グルメ
「未熟なイチジクが手に入ったら作って、」
と本に書いてあるイチジクのコンポートを作るチャンスがやってきました。
20個足らず、小さめの未熟なイチジクが手に入ったのです。

先ず、きれいに洗って、
冷凍庫で少し凍らせると皮がむきやすくなります。
そして、鍋に赤ワインと砂糖と「まるのまま」のイチジクを入れ、
落しブタをしてじわっと煮て、
レモン汁とレモンの皮も少し入れてもう少し煮ると出来上がり。
あとはよく冷やして…
抜群に美味しい!
そのままでも生クリームやヨーグルトをかけても。
肉料理やチーズにも合いそうです。
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2015-08-30 | 自然
夫に田舎の畑から、
実の着いた栗を一枝持って帰ってもらいました。
黄緑色のトゲは固くて、怖ろしいほど尖っています。
鳥や小動物は近寄れません。
でもうんと小さな虫ならトゲの間に入り込めるでしょう。
でもそこでは、栗の鬼皮が侵入を阻んでいます。
葉を見ると、無傷の葉は一枚もありません。
虫も凄いし、栗も凄い!
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猿、犬

2015-08-27 | 自然

街路樹や庭木としてあちこちに植えられていて、
珍しくはないのだけれど、
「サルスベリ」独特の濃いピンク色の満開の花を見ると
目が覚める気がします。


「エノコログサ」も夏の暑さにも、排気ガスにも負けません。
(「滑り」とか「犬ッコロ草」とか、「猫ジャラシ」とか、いい名前です。)




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車と石油

2015-08-25 | Weblog
1970年頃、あと30年位で石油は枯渇する、と言われていました。
45年経って、今は推定埋蔵量あと40年位などと言われているようです。
石油の埋蔵量は毎年伸びていってるのです。
石油の掘削技術が進んだのも一因ですが、
幾つもの理由が絡んでいるみたいです。
まるで「狼が来た」状態です。
石油危機でリサイクルや省エネ、が少しは進んだかのように見えますが、
めくらまし、かもしれません。
石油依存体質は何も変わりません。


(上は2年前にホテルの窓から深夜に撮った写真です。
日本で最初に出来た岩国の石油化学コンビナートのはしっこです。
岩国は私が小学生の6年間を過ごした町です。
港には巨大なタンカーが泊まっていました。
父は、暇があると化学の本をめくっていました。
小学生の私に亀の甲の化学式を教えてくれました。
ちんぷんかんぷんでしたが、楽しい思い出です。)

1970年頃に比べて車はうんと増えました。
我家の両隣の家のガレージには今では、2台ずつ車が並んでいます。
我家のガレージにも1台、もちろん45年前には持っていませんでした。
車は石油の塊です。
ガソリンは勿論、
タイヤ、シート、バンパー、堅牢な塗料やハンドル等の部品もほとんど石油製品、
そして車が走る道路のアスファルトも石油から出来ています。
車のことだけを考えても明らかに石油の消費量は増えています。


石油ほど便利な物はないので、
従来の石油が枯渇しても、
何がなんでも、海の底深く深く、砂漠で、ジャングルで石油を探し続け、
砂(オイルサンド)を、石(オイルシェール)を掘り続け、
メタンハイドレードを取りだし、
石油文明を手放すことはないのかもしれません。


そしていつかは、
炭素と水素から石油(のようなもの)を作りだすに違いありません。
温暖化であろうと、寒冷化であろうと、
人類が「核」と決別して生き延びることが出来たなら、
そんな未来も描けます。


その頃の車はどんな姿になっているのでしょう。
その車を走らせて、未来の人はどんな風景を見るのでしょう?


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夏バテ

2015-08-24 | 自然
茂るだけ繁った庭の草木の、
疲れて来た様子が、
夏バテしている人の姿と似ている。
猫背になって、しゃんと立てない、
腕がだるい。
水気が足りなくて干からびてきた、
そんな感じ。

私もこんな感じ。
直ぐに眠たくなって横になりたくなる。
これはまずい!
元気を出さなくちゃ、
今年の夏は高い熱を出さなかっただけまし、ともいえる。
早く涼しくなって欲しい…

夕立の後、
草の上にはキラキラ光る水玉がいっぱい散らばって、
まるで草むら全体が笑っているみたい。
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全てはカネのため

2015-08-23 | Weblog
すべてはお金のため、

戦争ほどもうかる商売は無い、
巨額の税金がつぎ込まれる。
戦闘機や戦車、銃や、弾丸やミサイルを作ったり売ったりして儲かる金額は桁が違う。
戦闘が始まれば底なしだ。
だから三菱重工業をはじめ、日本の軍事企業は自民党にバンバン献金している。
関連団体への天下りもはんぱない。
憲法違反も何のその。

素直な国民は、
昔はただ「お国のため」と言えばだませた。
今は、
「お国の経済のため」といえば、
「しかたないか、」となってきている。
「まったくの嘘」なのに。
しばしば、脅しがふくまれている。

「豊かな生活を保障している石油が潤沢に入ってこなかったら、
みなさんの生活が貧しくなりますよ、困るでしょ、
車にも乗れなくなるし、便利な暮らしが出来なくなりますよ、
その生活を守るためにアメリカに助けてもらって軍備を強化するんですよ。」

「もう事故は起きません…たぶん。それよりお金がいるでしょ。」

「オリンピックで経済が活性化したら嬉しいでしょ、
日本の力、日本の素晴らしさを世界にアピールしましょう。
皆さんのご意見を取り入れて、新国立競技場も安く作ることにしましたよ。
だから、東北のことは忘れて、
まずはオリンピックを盛り上げて、」

こんなごまかしを許してはならない。

「経済の活性化」という「空疎な嘘」が大手を振ってまかり通っている。
物事の真実がすり替えられている。

「おかね」が「神様」になると、
命がどんどん軽くなる。



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鉛筆が好き

2015-08-21 | Weblog
我家ではメモ書きには鉛筆を使っています。
パソコンに向かう時も。

手で握った時の柔らかさ、軽さ、
筆圧を変えれば、線が太くなったり細くなったり、
面も塗れるし、
鉛筆の姿かたちは、用途の美!
デザインの原点です。

この鉛筆削り、
ペットボトルに取り付けてつかいます。
その辺に転がして置いても、
削りくずが外に出てきたりしない優れモノ。
ゴリゴリ削るのも楽しい。

短くなった鉛筆を使うための長いホルダーも必需品です。
消しゴム付きの鉛筆もやっぱり便利。
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「レッド・ツェッペリン」と「メンフィスミニー」

2015-08-19 | book
8月6日、ジミーペイジが44年振りに再び、広島の原爆慰霊碑を訪れ、
献花したそうです。

レッドツェッペリンの美しいメロディとカッコいいリズムと
爆音とあの発声法は今でもハードロックの王道です。

ツェッペリンから繋がって、
いろいろ思い出されることがあります。

映画「依頼人」グリシャム原作のサスペンス。
 主人公は11歳の少年マーク、
 殺人を目撃したために弟ともにギャングに命を狙われます。
 助けを求めて走り回りますが、警察は情報だけ欲しがって、
 マークたちの命など何とも思っていないことがわかります。
 そんな時、マークが出遭ったのは、うらぶれた女性弁護士、レジー。
 マークのポケットに入っていた、たった1ドルで、
 少年と弟と彼らの母を守る、と約束するのです。
 マークはその時もう大人を信用できなくなっていますが、
 マークのTシャツを見たレジーが「レッドツェッペリンが好きなのね、私もよ、」
 と言います。
 マークは「知りもしないくせに、大人はそういうことを言う、」
 と反発し、「じゃあ4番目のアルバムのタイトルは?」と聞きます。
 その日の別れ際に、「レッドツェッペリンのアルバムにタイトルは無いけど
 Ⅳと言えばファンにはわかるの。」とレジーは言って笑うのです。
 印象的なシーンでした。勿論それでレジーは少年の信頼を得るのです。


そのアルバム「Ⅳ」に入っている天国への階段はあまりに有名ですが、
B面の、最後の曲、
レヴィー・ブレイク」がミシシッピー河の大洪水で家族や家や耕作地を失った
多くの農民たちの苦しみを唄った歌だということを、
先日たまたま読んだアメリカの小説『たとえ傾いた世界でも』の中で、初めて知りました。
ここ(ユーチューブ)で1927年の洪水の写真と原曲を聴くことができます。
ブルースギタリスト、メンフィス・ミニーの曲で、
メンフィスミニーは1930年から1960年にかけて活躍した黒人のブルースシンガーです。
  
メンフィスミニーの動画はありませんが、
ギターと歌声を聴くことができます。
ローリング・ストーンズやエリック・クラプトンが多くの黒人のブルースに影響を受けたように、
レッドツェッペリンも黒人の音楽に強く影響を受けています。
ロックミュージックの魅力の源です。
そしてまた、レッドツェッペリンの影響を受けているロックバンドは世界中に数知れません。
*************************************
『たとえ傾いた世界でも』
2014年08月
著者/編集: トム・フランクリン, ベス・アン・フェンリイ
出版社: 早川書房
サイズ: 新書
サスペンスですが、とても味わいのある小説でおもしろかった!
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毎年行っている証拠

2015-08-16 | Weblog
古本市で「自由にお持ち下さい」と置いてある団扇を、
今年も貰って来ました。

団扇の図柄は毎年変わります。、
「ふんふん、今年のは去年と同じイラストレーターらしい、涼やかな絵だな、」
なんて思いながら、パタパタ扇ぎながら本を見て歩きます。
近くの人のあおぐ団扇から、風がふわふわやってくることも。
昼間は蚊なども殆どいないのですが、
夕方になれば、虫よけにもなる団扇、
団扇の骨と持ち手がプラスチックなのが、
ちょっとばかり残念ですが、やむをえないことです。

本は重いので何年か前から、私はカートを引きずっていきます。
全国どこでも700円、と書いた宅配業者も古本市の真ん中辺りに店を構え、忙しそうです。

親しかった絵本作家「木葉井悦子」の絵葉書を数枚見つけたので買いました。
木葉井悦子さんの描く子どもも、動物も、みんな悦子さんに似ています。
人も、木も草も虫も獣も、等しく命をもったものとして生き生き描かれています。

だから、絵を見ると元気だった頃の悦子さんを思い出すのです。
魅力的な女性でした。
木葉井悦子さんが生きていたなら…とよく思います。

絵葉書を買ったら、その古本屋さんがこんなステッカーをくれました。

長谷川義史のイラストです。

今日は「大文字」
「送り火」に送られて霊があの世に帰って行く日です。
古本市も今日で終りです。

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五条坂 その2

2015-08-14 | 
五条坂では、17世紀以来、
ずっと磁器の生産が続けられて来ました。
大正時代には、五条坂周辺に、
登り窯が20基あったそうです。
(現在は、この写真の窯を含め5基残すのみ、だそうですが、
ビルの立ち並ぶ町の真ん中に、5基も残っているのは驚きです。)

陶工たちがそれぞれに持ち寄ったものを、
窯を焚く専門の職人が焼いたのだそうです。
登り窯を中心に、
仲間意識、共同体意識が育ち、
京焼きの伝統が育まれていったと考えられます。

昭和の半ば頃、
登り窯で火を焚いて煙を上げることが出来なくなります。
(この窯では、窯を小さく築き直した直後に公害防止条例が発令され、使えなくなったそうです。1971年)
以前から併用していたそうですが、
その後は電気窯、ガス窯だけを使ったそうです。
あちこちに大小の電気窯、ガス窯が置いてあります。




絵付けの作業場、


釉薬をかけたり、絵の具を調合したりした場所でしょうか。




轆轤を回しているのは今回の調査の大学の関係者たちだそうです。


窯の周囲の棚には、
沢山の作業半ばの陶器が、そのままの姿で埃をかぶっています…
(ように見えましたが、実は今回の公開のために大掃除をしたそうです。)

時は不思議です。
過ぎてしまえばあっという間のこと。

この窯で造られたものを、
どこかで誰かが、
大切に使ったり、
飾ったりしているに違いないのです。







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