マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

風立ちぬ

2011-09-30 | 手づくり

雨が降る度に秋が深まります。
山国や北国はもう寒いだろうな。

堀辰雄の小説「風立ちぬ」
中学の時読んでさっぱり理解できなかったのですが、
『風立ちぬ、いざ生きめやも』の詩句の響きは心の片隅に残り、
この季節になるとふっと浮かびあがってくるのです。

押し入れから引っ張り出した秋冬物の中から、
セーターを2枚だして、アレンジしてみました。
総リブ編みのセーターには前見頃にだけ同色の毛糸でスモッキング刺繍をしました。
母のお古のもう一枚には丸いモチーフをくっつけました。
モヘヤや極細、ツイードの毛糸など、全部違う毛糸のモチーフです。

毛糸が違うと同じ編み方でも大きさも風合いもまるで違って楽しいので、
つないでなにか作ってみたくなりました。
同じ編み方同じ大きさの物をたくさん編むのは飽きてしまって、いつも挫折します。
違う大きさのをつなぐのは難しいかもしれないけでど、面白そうです。
どんな感じになるのかやってみたくなりました。

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原発の廃止を、早く、

2011-09-29 | Weblog
事故前の原発の通常の運転でさえ原発から絶えず出て来る廃棄物の処理をどうすればいいのか何の知恵も無く、
たまるばかりのドラム缶をモンゴルに持って行くとか何とかどうしようもない状態だったというのに、
今や放射能に汚染された途方もない量の土や灰や瓦礫を抱えてしまいました。
あらゆる種類の放射能が、近づけないほど高レベルのものから低いものまで、
ゆっくり静かに見えない放射線を出し続けます。
この怖ろしい情況を真剣に受け止めればもはや原発の運転はあり得ないと思います。


今回の事故で明らかになった原子力村の実態、
東電の醜い買収工作、
官僚と東電の癒着、
そして原発ジプシーと言われる原発で働く労働者の実態は
原子力産業が差別と犠牲を生み続けることで成り立っている、
ということを見せつけました。

このようなものにまだしがみつくとしたら、
私たちの社会は崩壊するしかありません。
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カボチャのニョッキ

2011-09-25 | グルメ

今夜は娘が作ったカボチャのニョッキ、
カボチャ自身の甘さとバターとオリーブオイルの香ばしさが口の中でとろけてとてもおいしくて、
ワインと一緒にいくらでも食べられます。
メインは豚のフィレをローストしてきのこソースをたっぷりかけました。


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南瓜・かぼちゃ・カボチャ

2011-09-21 | グルメ
和食に、イタリアンに、エスニックに、お菓子にも…どんなお料理にしても美味しいかぼちゃ、
カボチャのスープも大好き、
シンプルなカボチャの直かつお煮も美味しいし、
カボチャの天ぷらも美味しいし、
私はパエリアには必ずカボチャを入れます。

昨夜はシメジやベーコンも入れた、かぼちゃのオムレツをつくりました。


今日はかぼちゃクリームを作り、パンを焼きました。
クリームの中にはラム酒を振りかけたレーズンも入れてちょっとおしゃれなふわふわパンにしてみました。


もうすぐ「カボチャのほうとう」が美味しい季節がやってきます。

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続けて、小さい袋

2011-09-18 | 手づくり
今度は同じ素材で小さい袋を作りました。
中心には刺繍をした布を使って窓のように布を重ねてとめていきました。
反対側はベルベットのリボンがポイントです。
使いやすいのはちょうどいい中位の大きさのバッグですが、
好きなのは、ちょっとアンバランスかと思うくらい大きなバッグ
それと、、
ハンカチとティッシュくらいしか入らないようなと小さなバッグです。
でもそれではあまりに不便なので、もう少し大きくして財布とカメラとチョコレートが入る位の大きさの袋にしました。




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リフォーム

2011-09-15 | 手づくり
もう着なくなったウールのチェックのスカートやツイードのワンピースの端切れで
大きなバッグを作りました。(横幅40センチ)
全部手縫いなので頼りない仕上がりになって、
なんだかもうだいぶ使ったような感じです。
裏生地も元ワンピース、内ポケットもつけて、
持ち手は合成皮革のスカートの端切れで作りました。

早くこの暖かそうなバッグが活躍する位の涼しい日が来てほしいです。
作り始めた時は少し涼しかったのです。
今は膝に乗せて縫うのも暑い…

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もうすぐ夏が終る

2011-09-12 | Weblog


このところの昼間の暑さは尋常じゃなく、
暑い暑いと呻いていたら、なんだか体中苦しくなって歩くとふらふらするので、
熱を測ったら38,6度もありました。
暑いのは気温だけでは無かったようです。
慌てて頭を冷やしながらポカリを飲んで横になってじっとしていました。
2日間ごろごろしていたら、熱も下がりました。夏の疲れが出たのか何なのか分かりませんが、
今日はほぼ平常に戻りました。
生い茂った草も穂を出して、木々の葉の色も少しあせて来たように見えます。
もう直ぐ暑い夏が終わります。
(写真は熱が出る前の日に撮ったもの、京大の農学部の入り口の道)
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「地球の年表」を見て思ったこと

2011-09-09 | Weblog
ずっと前、息子が恐竜に夢中だった頃、恐竜がいったいどれくらい昔に、どれくらいの間生きていたのか知りたいと思って『地球の年表』を作ったことがありました。



1億年を30センチにしたので全長約13メートルです。
模造紙を切って繋いでつくりました。
火の玉だった地球が生命の溢れる地球になるまでのとてつもなく長い時間を空想する助けになります。

有害な宇宙線が降り注ぐ惑星に雨が降り続き海が誕生し様々な物質を溶かし込んでいく時代。
長い時が有害な物質を地球の奥深く閉じこめていったことで、命が生れ、藍藻が誕生し光合成が始り大気が形成されていきました。
それから途方もない魔法が地球の上で繰り広げられ、自然のありとあらゆる実験がおこなわれ
生命の爆発が起きます。


恐竜が生きていた時代は約60センチくらいになりました。
進化の歴史は絶滅の歴史でもあります。
化石にもならずに消滅してしまった無数の生物種にどんなものがあったか知るよしもありません。
そして人類は約500万年前に誕生したと考えると、1,5センチくらいです。文明が誕生してからの歴史は超極細線でやっとあらわせるかどうか。

人類が地球を飛び出して宇宙を目指すのはもしかしたら本能かもしれませんが、
自分たちの手に負えない核物質を地底からわざわざ掘り出して命に満ちた環境に毒をまき散らしてめちゃめちゃにしたり、
武器を作って人類同士が殺し合いをしたり、
これは本能に反していると思います。
本能ではなく人類の脳は肥大化して狂ってしまったのかもしれないと…

脳の暴走が絶滅を招いているのかも、とSF的ですが、年表を見ていて、そんなことを思いました。

*年表は以前HPで紹介しましたが、こちらは自分用として作った2枚目の物です。
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ヌートリア 3

2011-09-07 | Weblog
久し振りにからりと晴れて土手を歩く人も多く、
鴨に餌を撒いている小父さんが通りがかる人にヌートリアを指し示しています。
今日はちょっと人気者らしい。
ヌートリアは潜水してこちら側にやって来て、少し土手を登って全身をしっかり見せてくれました。
小父さんが捲いているポップコーンには見向きもしませんでしたが、
きょとんとたまにこちらを見てまた草むらに鼻を突っ込んでいます。
 
 長い尾がやっぱりネズミっぽい。

でも顔の辺り毛の色とかなんだかイノシシ見たいです。



前足も特に後ろ足には立派な水かきと鋭い爪が見えました。



そしてこちらは一回り小さい子供のヌートリアです。

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ビルの解体

2011-09-06 | Weblog


雨の中を自転車で走っていたら川の向こうに凄い風景が見えました。
あれはホテルだったかなー

川には濁った水がごうごうと流れています。
コンクリートの間から突き出る鉄の骨が、
綺麗でモダンなビルも実はこのような物体なのだということを見せつけます。
あの空間で人が働いて、寝て起きて食べて暮らしていた、
そう思うと不思議なような気もするけど、同時に本質を見るような気もするし、
それにしても、膨大ながれきをどこに持って行くのでしょうか、山なのかそれとも海?

科学は発達したけれど、遥か昔のマヤ遺跡やインカの遺跡やアンコールワットやエジプトのピラミッドや世界中に残っている遺跡を作った人々と今も何も変わらない、同じことをやっているんだなと思います。
より高いビル、最新の素材で最新のデザイン、より便利な装置、、、、、、そして誰もいなくなって…

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