雨が降る度に秋が深まります。
山国や北国はもう寒いだろうな。
堀辰雄の小説「風立ちぬ」
中学の時読んでさっぱり理解できなかったのですが、
『風立ちぬ、いざ生きめやも』の詩句の響きは心の片隅に残り、
この季節になるとふっと浮かびあがってくるのです。
押し入れから引っ張り出した秋冬物の中から、
セーターを2枚だして、アレンジしてみました。
総リブ編みのセーターには前見頃にだけ同色の毛糸でスモッキング刺繍をしました。
母のお古のもう一枚には丸いモチーフをくっつけました。
モヘヤや極細、ツイードの毛糸など、全部違う毛糸のモチーフです。
毛糸が違うと同じ編み方でも大きさも風合いもまるで違って楽しいので、
つないでなにか作ってみたくなりました。
同じ編み方同じ大きさの物をたくさん編むのは飽きてしまって、いつも挫折します。
違う大きさのをつなぐのは難しいかもしれないけでど、面白そうです。
どんな感じになるのかやってみたくなりました。