26日ですが今夜が我が家のクリスマスでした。
早くから夕食の準備をして、
おなかいっぱい食べて
発泡ワインをたっぷり飲んで酔っ払っています。
私はすぐ酔ってしまうのですがお酒が大好きです。
鶏はおなかには鶏のレバーのリゾットを詰めました。
松の実や干しブドウも入っています。
ケーキは今年はヨーロッパ風のクリスマスプリンを作りました。
フルーツのラム酒漬けやリンゴの煮たのも入っています。
砂糖も少なくバターを使わないので低カロリーです。
両方を焼くのに時間がかかりました。
フランスパンのカナッペは3種類。
アボガドのディップは先日テレビで紹介していたものですが、
玉ねぎのみじん切りをさらしたものやマスタードやタバスコが入っています。
ちょっとピリッとしておいしかった。
料理は取り合わせに悩みますが、
まずは成功、満足!
昨夜久しぶりに映画を見た。
娘が借りて来たDVDだけど。
『Gattaca』
1997アメリカ映画、SF 監督アンドリューニコル
題名は映画の中では宇宙開発会社の名前だけど、
遺伝子のグアニン、アデニン、チミン、シトシンの頭文字からとっているそうだ。
物語は主人公の誕生から始まる。
ヒトは受精卵の段階で遺伝子診断によって選別されるのが普通の時代に、
主人公は自然懐妊で生まれる。
生まれて30秒後に血液検査の結果、
寿命は30歳くらいで欠陥の多い不適格者と判断される。
そして遺伝子操作によって生まれた優秀な弟の影になって育つ。
しかし主人公はエリートの実が目指すことを許された宇宙への憧れをすてられず、
火星の惑星タイタンへのロケットに搭乗するために
優秀な遺伝子を借りて、限界を超えようとする。
イーサンホーク、ユマサーマン、ジュードロウというすごい顔ぶれ、
映像と音楽も素晴らしい。
ドキドキしっぱなしだった。
最後は切ないけど、人間の能力は遺伝子では決まらない、
夢を追う心や、友情や、愛情が人間の可能性を広げることを伝える。
心に残る映画だった。
娘が借りて来たDVDだけど。
『Gattaca』
1997アメリカ映画、SF 監督アンドリューニコル
題名は映画の中では宇宙開発会社の名前だけど、
遺伝子のグアニン、アデニン、チミン、シトシンの頭文字からとっているそうだ。
物語は主人公の誕生から始まる。
ヒトは受精卵の段階で遺伝子診断によって選別されるのが普通の時代に、
主人公は自然懐妊で生まれる。
生まれて30秒後に血液検査の結果、
寿命は30歳くらいで欠陥の多い不適格者と判断される。
そして遺伝子操作によって生まれた優秀な弟の影になって育つ。
しかし主人公はエリートの実が目指すことを許された宇宙への憧れをすてられず、
火星の惑星タイタンへのロケットに搭乗するために
優秀な遺伝子を借りて、限界を超えようとする。
イーサンホーク、ユマサーマン、ジュードロウというすごい顔ぶれ、
映像と音楽も素晴らしい。
ドキドキしっぱなしだった。
最後は切ないけど、人間の能力は遺伝子では決まらない、
夢を追う心や、友情や、愛情が人間の可能性を広げることを伝える。
心に残る映画だった。
狩猟採集からいきなり農耕へ移行したのではない、
ドングリの木の傍に定住し栽培し、
ドングリを主食にしたドングリ文明があった 、
著者はこのことを様々な角度から検証する。
ヨーロッパ人がアメリカに侵入したとき
ドングリを食べて平和に暮らしていた先住民族がいたことがわかっている。
侵略したヨーロッパ人は当時はドングリを食べてなかったかもしれないが、
Oakの樹皮でなめしたブーツをはき、
ドングリで飼育した豚を食べ、
Oakの炭で鍛えた鉄の武器を持ち、
Oakのゴール(虫こぶからとったインク)で書いた文書を携え、
Oakの船に乗ってやってきた。
日本でもドングリやクリを栽培して食べていた時代があったことはわかっているが
ヨーロッパの歴史はOakなしには考えられないようだ。
特にOakの樽の話、Oakとなめし皮の話はおもしろかった。
Oakのゴールのことは全く知らなかったのでびっくりした。
ダ・ビンチもゴッホもバッハもOakのゴールから作ったブルーブラックのインクを使って描いているそうだ!!
*Oakは日本の常緑のカシではなく、
ミズナラやコナラに近いらしい。
『Oak』ドングリと文明(偉大な木が創った1万5000年の人類史)
ウイリアム・ブライアント・ローガン
訳、山下篤子 日経Bp出版センター 2008年
ドングリの木の傍に定住し栽培し、
ドングリを主食にしたドングリ文明があった 、
著者はこのことを様々な角度から検証する。
ヨーロッパ人がアメリカに侵入したとき
ドングリを食べて平和に暮らしていた先住民族がいたことがわかっている。
侵略したヨーロッパ人は当時はドングリを食べてなかったかもしれないが、
Oakの樹皮でなめしたブーツをはき、
ドングリで飼育した豚を食べ、
Oakの炭で鍛えた鉄の武器を持ち、
Oakのゴール(虫こぶからとったインク)で書いた文書を携え、
Oakの船に乗ってやってきた。
日本でもドングリやクリを栽培して食べていた時代があったことはわかっているが
ヨーロッパの歴史はOakなしには考えられないようだ。
特にOakの樽の話、Oakとなめし皮の話はおもしろかった。
Oakのゴールのことは全く知らなかったのでびっくりした。
ダ・ビンチもゴッホもバッハもOakのゴールから作ったブルーブラックのインクを使って描いているそうだ!!
*Oakは日本の常緑のカシではなく、
ミズナラやコナラに近いらしい。
『Oak』ドングリと文明(偉大な木が創った1万5000年の人類史)
ウイリアム・ブライアント・ローガン
訳、山下篤子 日経Bp出版センター 2008年
以前ここにアップしたニワウルシ(別名シンジュ、英名tree of heaven)
白い花が咲いたように見えるのは翼果です。
シンジュサン(ヤママユガ)の飼料として明治時代に移入されたそうですが、
各地の河川敷や道路沿いに野生化しているそうです。
この木のことをネットで調べていたら、
広島の本川小学校のニワウルシの話がありました。
原爆で一面焼け野原になり、70年は木も生えないといわれた場所に
最初に芽を出し、どの木より早く育ち、
希望を与えてくれた木だったそうです。
みんなで「天しらず」と名前を与えて見守ってきたそうです。
自分で動くことはできないけれど、しゃべることもできないけれど、
一本の木には、それぞれみんな物語があるとおもいます。
きっとこの写真の木にも。
*でも心配なのです。この木は本当にニワウルシでしょうか。
近づいて、よく見たいのですが…
白い花が咲いたように見えるのは翼果です。
シンジュサン(ヤママユガ)の飼料として明治時代に移入されたそうですが、
各地の河川敷や道路沿いに野生化しているそうです。
この木のことをネットで調べていたら、
広島の本川小学校のニワウルシの話がありました。
原爆で一面焼け野原になり、70年は木も生えないといわれた場所に
最初に芽を出し、どの木より早く育ち、
希望を与えてくれた木だったそうです。
みんなで「天しらず」と名前を与えて見守ってきたそうです。
自分で動くことはできないけれど、しゃべることもできないけれど、
一本の木には、それぞれみんな物語があるとおもいます。
きっとこの写真の木にも。
*でも心配なのです。この木は本当にニワウルシでしょうか。
近づいて、よく見たいのですが…