靄がかかって、海と空の境目が分からない・・・
↑ 目を凝らすと、防波堤の向こうに、操業中(作業中)の漁船が数隻見えました。
灯台の明かりはおよそ4秒で1回転しているようでした。
オオバンが、たがいに、呼び合って、仲良く、岸に寄ったり、船の方へ行ったり・・・
*松ヶ崎港、猟師漁港にて、
*見えにくい順に、fog・霧(きり)、mist・靄(もや)、haze・霞(かすみ)だそうです。
靄がかかって、海と空の境目が分からない・・・
↑ 目を凝らすと、防波堤の向こうに、操業中(作業中)の漁船が数隻見えました。
灯台の明かりはおよそ4秒で1回転しているようでした。
オオバンが、たがいに、呼び合って、仲良く、岸に寄ったり、船の方へ行ったり・・・
*松ヶ崎港、猟師漁港にて、
*見えにくい順に、fog・霧(きり)、mist・靄(もや)、haze・霞(かすみ)だそうです。
並と聞けば、食堂で、うな丼の「特上」と「並」を思い浮かべたり、
「並ご飯」と「大盛ご飯」が思い浮かびます。
私は常に「並」です。
蝶々の名前に、ナミが付くのがいるのを知って、
それは「普通」と言う意味だろうなと思っていましたが、
この「ウラナミシジミ」の場合は並ではなく「波」が正解。
ついでに、シジミチョウも漢字で書いて「裏波小灰蝶」!
どこにでもいる、ありふれた小さなチョウですが、
暖地系の蝶で、春から秋にかけて、世代を重ねながら、
北へ北へと分布を広げ冬には死滅するそうです。
そしてまた翌年、南で生まれ、旅に出るのです。
温帯へ、さらに北へと・・・
上は、ナミヒカゲチョウ(並日陰蝶)
並の文字の示す通り、ありふれたよく見かけるチョウですが、
日本固有種で、北限は青森の十和田湖、
南限は熊本の阿蘇山!だそうです。
並じゃないなー!
↓ あかまんま(イヌタデ)の葉の紅葉
おもしろい虫食い痕(ヤマイモの葉)
昨年、裏の大きなクヌギが枯れて倒れて、残念でしたが、
少し離れた藪に、栗の木に混ざって、もう1本、クヌギの木があるようです。
斜面にクヌギのドングリが落ちていました。
アラカシのドングリもたくさん落ちています。
用があって、松阪(地元の人は「まっさか」と呼ぶ)まで行ったので、松阪の港までドライブ。
幾つかの川が流れ込む松阪の海辺には、
大小の漁港と大型船が停泊する港があります。
この日は、漁港ではなく、倉庫やタンクやクレーンやベルトコンベアなどが立ち並ぶ港の方へ行ってみました。
車や自転車を止めて、釣りをする人の姿もちらほら。
↑ こちらは立ち入り禁止区域。赤や黄色のボラード(船を止める杭)が良い感じ。
↑ 明るい色が塗ってありますが、近づくと、鉄の硬さや重量感を感じます。
↓ 甲板はパイプやバルブがぎっしり。「液体化学薬品」の文字が見えます。
タイヤをいっぱいつけたこの船は、
船から船へ、船から港へと走り回るタグボートかな?
↓ 三重大学の練習船も停泊していました。
沖の方にはもっと大きな船が見えました。
帰りに、港を離れて、河口の方へ行くと、中州にたくさんの鴨が休んでいるのが見えました。
とても良いお天気の一日でした。
チガヤの根は深く、強く、適当な所で、切るしかなくて、
切っても切ってもそこからまた伸びてくる。
虚しい闘いだけど、花の苗を植え付ける場所は出来るだけチガヤを減らしたいと思い、
クワとスコップで、土を掘っていたら、
メタリックブルーのきらりと光る細長いものが!
土を返したら、トカゲの幼体でした。
トカゲ(日本蜥蜴)は成体もきれいですが、幼体の綺麗なこと!
(実物は写真よりさらに鮮やかで濃いメタリックブルーで、縞模様もクッキリしていました。
土の中に居たのに、ピカピカです。)
成体より細長くて、尾の比率が長いようです。
冬眠中だったようで、全く動きません。
何枚か写真を撮って、土の中に戻しました。
ツワブキの黄色い花に、キチョウ。
↓ キタテハです!
翅の反対側は地味ですが、クッキリと白いC模様。(ピンボケ残念)
アブはお茶の花が好きなようです。何種類かのアブがいつも蜜を集めに来ています。
ブイーンと恐ろしげなうなりをあげて飛んできたのはオオスズメバチ、
他のハチやアブとはまるで違う大きさ。
私は、あわてて後ずさりましたが、
他のアブたちは別に逃げもせず、
花から花へと飛び回っていました。
暗い雲が次第に薄くなって、
光が差し始めると、
一気に、何もかも輝き始めました。
木漏れ日もキラキラ、
ぬかるみに、てっきり枯葉だと思ったら、
動いたのでビックリ、
翅を痛めたクロコノマチョウでした。
かわいた場所にそっと移動したら、
元気に飛んでいきました。
こちらに来てから、
時々聞いたことがない名前の、見たことがない魚に出合うことがありますが、
この魚も、初めて!
「オジサン」!ユニークな名前。
この地域だけの呼び名かと、検索してみたら、図鑑にも載っている正式名とのこと、
髭があるから、「おじさん」だそうです。面白いな。
当然オスのおじさんも、メスのおじさんも。
「テス」!?
「テス」「イガミ」は地域の呼び名のようです。
ネットを探せば、それぞれの魚の料理法などもわかります。
今度「オジサン」や「テス」に出会ったら、挑戦してみようかな。
生協のカタログの魚ページを見ると、
サバ、アジ、サンマ、イワシ、カレイ、サケ、ウナギ、タイ、ブリ、シシャモ、アカウオ等々
いつも決まった名前が並んでいて、姿も思い浮かべることが出来ますが、
実際の海の中は、きっと私が知らない魚ばかりで、
それどころか、不思議な生き物がいっぱいで。
深い海を想像すると、まるで宇宙のように無限の世界に吸いまれそうになるけれど、
海は、宇宙と違って、命に溢れている!
長い間楽しんだコスモスでしたが、
春咲く花のための場所を作りたいので、
一気に抜きとりました。
すでに、コスモスよりエノコログサの方が多いような状態でしたが、
取り去ると、下から、スイセンやシラーの伸びた葉が現れました。
菊やテンダイウヤクや後ろの畑の畝も見えるようになりました。
スイセンは密集しているので、一度掘り上げて、葉をすっかり切って植え替えました。
来春の花は無理かもしれません。
もみ殻などを入れて耕し、とりあえずチューリップの球根を20個植えました。
周りには何を植えようかなー?
↓ まだ、庭に何本か残っているコスモスの花にやってきたアカタテハ
アカタテハ多いなーと思っていたら、
それもそのはず、家の前の道の脇にカラムシの叢があって、
そこで、沢山幼虫が育っていたようです(T氏発見)
くるりとまいたカラムシの葉を開くとアカタテハの幼虫。
「丹生・にう」と呼ばれる所は、西日本を中心に100ヶ所くらい、
紀伊半島には中央構造線沿いに、約50の「丹生神社」があるそうです。
「丹生」は丹生氏が勢力を持っていた地域であり、
水が豊かで、辰砂などが見つかった場所だと思われますが、
日本の古代の文書に丹生氏はほとんど登場しません。
(そもそも、日本の古代は空白の時代が多いのです。
古墳や土器に辰砂の赤い色が使われている、
ということは、丹生氏は呪術師だったのかもしれません)
丹生氏は、同じく渡来系の秦氏などに吸収されたのではないかと推測されています。
けれど、土地の名前として、各地に残り、
今も、様々な祭りごとが行なわれていることが、
なにより不思議で面白いことです。
特に、有名な奈良の東大寺の「お水取り」は、
福井(若狭)の「お水送り」を受けての祭りですが、
「お水送り」を行う場所が「遠敷☆おにゅう」であり、
儀式の前に、赤い石(ベンガラ、酸化鉄)を舐めるそうです。
とても意味深です。
☆遠敷川(おにゅうがわ)は、福井県の小浜市を流れる川。
和銅5年712年までは「小丹生」と書かれていたという。
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下の写真は水銀採掘鉱跡近くの、三重県多気郡多気町の丹生神社と丹生太子です。
神様と仏さまが合体した石!
仲良く並んで建つ神社と寺
(下の写真は内側から道路側・外側を見て撮っています。
左が丹生神社、右が立派な仁王門のある丹生太子)
ここからは、奈良へ、和歌山へと街道が伸び、櫛田川を下れば、伊勢湾です。
池のスイレンと、モミジがきれい!
神社の境内にはそこ此処に様々な神様が!
昔の日本は、神様と仏様だらけだったんだな・・・