マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

楽しくて面白いヒマワリ

2024-07-31 | 自然

5月に、去年元気よく咲いたヒマワリの種を蒔きました。

大風や大雨がなかったので倒れることも無く、伸びすぎるくらい伸びました。

カラスウリの花とは正反対の、お日様大好きヒマワリです。

まだ蕾が見えます。しばらく楽しめそうです。

もしヒマワリの花が上を向いて咲いていたら、

位置が高すぎて、花を正面から見ることはできないでしょう。

ヒマワリの花は皆、横を向き、しかも同じ方向(東)を向いて咲いていることで、

一目で全部の花を見ることが出来るのです・・・考えてみればちょっと不思議なことです。

↑ 裏側です。

↓ 表側

根元に隠れるように咲いていた小さめの花を切って花瓶に挿しました。

部屋がパッと明るくなります。

 

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カラスウリの花

2024-07-29 | 自然

カラスウリの花は暗くならないと開きません。

明るい内に、蕾の位置を確かめておいて、夜見に行きます。

懐中電灯を向けると、暗い中に真っ白い花が浮き上がります。

カラスウリはほっておくと強い蔓をどんどん伸ばして、そこらじゅうに絡みついて

木を覆ってしまうので気を付けなければなりませんが、

真夏の夜にこんなに素敵な姿を見せてくれるのです。

 

 

 

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大きな虹

2024-07-27 | 自然

夕方スーパーの帰り、田んぼの中の1本道で虹を見ました。

虹は二重になっていて、外側の虹と、内側の虹と色の並びが逆になっているようです。

とても大きな虹だったのでカメラのフレームの中に入らない。

遠ざかれば全部カメラの中に納まるかと思って、車で田んぼの中を行ったり来たりしましたが、無理でした。

時々車が通り過ぎていきましたが、

虹に気が付いている人はいなかったようでした。

うちに帰り着いてみればキッチンの窓からも見えました!

 

「虹」の文字には「虫」があります。

「工」は貫くという意味で「虫」は水辺にすむ蛇、転じて龍を表し

「虹」の文字は「空を貫く龍」を意味しているそうです。

「風」の字にも「虫」があります。

貝類の「蛤・はまぐり」「蜆・しじみ」「栄螺・さざえ」「牡蠣・かき」「田螺・たにし」「蚫・あわび」などにも「虫」があります。

昆虫は蟲と書き、獣でもない魚でもない蟲でもないものが「虫」だったようです。

昔の中国の人がどんなことを考えていたのか、その欠片を今も伝える漢字は面白いです。

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久しぶりに海へ

2024-07-25 | 自然

およそ4週間に一度図書館へ行きます。

今回はPCで既に10冊予約してあるので、今借りている10冊を返却して、新たに10冊受け取るだけですが、

それでもわくわく。

本を車に積んで、図書館近くのリニューアルしたスーパー(coop宮川店)へ寄ってから、

海辺の方へ車を向けて、田園の中をしばらく走りました。

到着したところは村松港(伊勢市)

目を凝らすと突堤の先に真っ白い灯台が建っているのが見えます。

空と海の境も分からない・・・

6~7隻の小さな舟が係留していました。

どの舟にも、アサリ漁のための、長い柄(5メートルくらい)の付いたジョレンが載っていました。

 

この港にも、手入れの行き届いた社がありました(奥は漁協の建物)

白木の鳥居をくぐると、

珍しいご神体・・・さざれ石という感じでもなく、

溶岩のようにボコボコした黒い石を集めて山にしたような・・・

どういう謂れがあるのでしょう?

黄色い矢印のところには「えびす」「だいこく」の像が置いてありました。

伊勢湾に注ぎこむ大きな川、櫛田川と宮川の間は10数キロ、

その間にさらに中小の川が何本もあって、それぞれの河口に大小の漁港が幾つもあります。

けれど大きな船が係留できるような所はなく、また大きな工場なども無く、

緩やかな曲線を描く砂浜が続いています。

ウミガメが産卵にやって来る砂浜もあるそうです。

しばらく浜辺で貝拾いなどしているうちに、

すっかり日が傾き、西の空が赤く染まりはじめました。

風が吹き始めました。

帰る時刻です。

 

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「のれん」

2024-07-23 | 手づくり

廊下から玄関に続く戸を開けはなして「のれん」をぶら下げました。

藍染め、絣の古い生地で作りました。

昔は多分ありふれた布だったと思いますが、今見るとモダンで力強い印象です。

「のれん」は今ではお料理屋さんなどでしか見られなくなりました。

でも、作って吊るしてみると、便利で実用的なものだとよくわかります。夏限定です。

「突っ張り棒」が役に立ちます。昔はなかった!

もっと作りたくなりましたが、他の部屋は、エアコンをつけて締め切るので不要です。

↑ 布団の生地だったようです。傷んでいる所は丁寧に繕ってありました。

 

昔、友達の家には玉のれんがぶら下がっていたな。顔に当たると痛かった・・・

小学校で、広告紙などを細長い三角に切って、マッチ棒を芯にしてクルクル巻いて、

糊で止め、マッチ棒を抜いて、紐を通して「玉のれん」を作るのが流行ったこともあったな・・・

 

 

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町誌を読んで、その2

2024-07-21 | book

『村を出た人々』

江戸時代、農民らが、村を出たり入ったりしたその人数や事情が克明に記録されている帳面があったそうです。

どこの藩でもそのように克明に記帳されていたのかどうか分かりませんが、

鳥羽藩領の例によれば、嫁とり、養子とりの他、

都会へ奉公に行った者や神社参詣の記録の他、無断で飛び出して行ったものは欠落として記録されています。

その中に、源六一家が4人で欠落し、なんと24年振りに帰郷したという記録があるそうです。

諸国の神社仏閣を回っていたそうで、源六は82歳になっていたそうです。

家や田畑はどうなっていたでしょう?

浦島太郎みたいです。家族4人で、という所がすごいです。

いったいどんな旅だったのか、想像もできません。

伊勢地方に住む人たちの参詣の先は「秋葉山」「富士山」「津島神社」などが多かったようです。

江戸時代、御師の誘いに応じて、あるいは参詣を口実?に旅に出た人たちが結構いるらしいのです。

特に伊勢地方は、日本の各地からやってきた人たちが街道を行ったり来たりしているのですから、

話好きの人をつかまえて、お茶を飲んだりしながらいろいろな情報を集めたり、

或いは流行りの戯作を読んだり、浮世絵をどこかで目にしていたかもしれません。

広重らの浮世絵には旅人の姿がとてもたくさん描かれています。

大いに参考になったに違いありません。

遠い見知らぬ国への憧れを、胸の奥で密かに膨らませ、

ついにある日、着の身着のまま、笠をかぶり、草鞋を履いて未知の世界へ一歩踏み出す・・・!

 

もっとも、信仰も今の私にはおよびもつかないほど深かった、のかもしれません。

写真は「江戸時代図誌・筑摩書房」より

 

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町誌を読む その1

2024-07-20 | book

25年位前に町が発行した「ふるさとの年輪」という本を読んでいます。

当時、現在の町名になって40年を記念して発刊、町民に配布された本です。

自然、歴史、文化財について、102項目。

2ページずつの読み切りでモノクロの写真や図が入り、

読みやすく工夫されています。

私は今までこのような本を読んだことが無かったので新鮮です。

でも、きっと、何処の町にも似たような冊子があって、

色々なことがたくさん書いてあるのだろうなと思いました。

 

その本の中から「へ~」と驚いたことなど幾つか記します。

いつも利用する松阪と伊勢を結ぶ道路(県道)は、とても真っ直ぐで便利な道路です。

電車(関西急行伊勢線)が走っていた跡地を道路にしたそうです、

が!なんと「ただ」の道路ではなくて、日本で最初の「有料道路」だったのです。

櫛田橋(櫛田川)から渡会橋(宮川)まで10,6キロ、道幅は7,5メートルで、

当時としては広い道幅だったそうです。

昭和28年のことです。

通行料金はバス250円、普通自動車180円、小型自動車130円、

原付自転車40円、リヤカー、自転車40円!だったそうです。

観光バスが増え始め、やがて年間関係費を差し引いても1500万円の利益を上げるようになったそうです。

しかし近隣住民からが不満があり、無料化を要望、昭和42年に、建設費の償還を終え無料になったそうです。

かつては集落と集落を繋ぐ道がたくさんあっただろうとはいえ、自転車やリヤカーからも徴収するとは驚きましたが、

多分抜け道もいろいろあったんだろうな、なんて思います。

上の写真は当時の「絵葉書」だそうです。ネットからコピーしました。

バスが延々連なっているのが謎

 

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ブラックベリー

2024-07-18 | 手づくり

心配したブラックベリーでしたが、

日よけの傘を括りつけたおかげ?で(すでに白く縮んでしまった実はどうしようもありませんが)

毎日少しづつ順調に収穫することが出来て、無事にジャムを作ることが出来ました。

まだしばらくの間収穫出来そうな雰囲気です。

ブラックベリーは一房が一度に全部黒く熟すことはなくて、

毎日あっちの房から、こっちの房から黒く熟したものを数個ずつ取ります。

良く熟したものは触れるとぽろっと落ちるものもあります。

落とすともう探すことはできないので慎重に採ります。

生のままでも、甘ずっぱくて美味しいのですが、種が・・・

(↑ 一日で穫れるのはこのくらい、冷凍庫に入れて1キロくらい溜まったら、ジャムにします)

ジャムにするには、

良く洗って、砂糖を加えて煮て、笊で濾して種を取り去って、

もう一度火にかけて少し煮れば出来上がりです。

濃厚なジャムが出来上がりました。

 

 

 

 

 

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雨が降ったり止んだり

2024-07-16 | 自然

雷がゴロゴロ・・・鳴って、また雨が降り始めました・・・

激しい雨音に思わず窓を開け、しばらく雨の降る様子を眺め、また窓を閉めて、

落ち着かない気持ちでソファーに寝転んで本を開いて文字を追って・・・

ふと気が付くともう雨は止んでいました。

木の上にいたカタツムリ

コケはこのカタツムリにとって草原のようなものかな。

1本の木は広い大地?かな?

夜、ガツン、ガシャと網戸にぶつかってくるのは、

カナブンにしてはちょっと音が派手だなと思いつつ、

そっと窓を開けてみれば大きなカブトムシ(♀)でした。

 

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村の花火大会

2024-07-14 | Weblog

昨夜は隣村の「天王祭奉納煙火大会」でした。

夜8時少し前に、蚊取り線香をぶら下げて、ぶらぶら歩いて出かけました。

そして、田んぼの真ん中から打ち上げられる花火を、

最初から最後まで見てきました。

シュルシュルと火の帯が空へと延び、次の瞬間に頭上一面に広がる花火、

ドーンと体中に響き渡る音、星屑のように散る光のかけら、

音が周りの山にこだまして長い残響がなんともいい!

約30分間、殆ど間を置かずに打ちあがっていきます。

最後の連続して打ち上げられる大きな花火は圧巻です。

隣村は、私の住む村と比べると面積も人口もずっと多い、とはいえ、

よくこんな花火大会を毎年続けているものだと感心します。

打ち上げ花火を発明した人素晴らしいなー

来年もきっと見よう!

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