マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

遭遇

2015-04-30 | 自然
こんな出合いが
自然の中でもあるだろうか。

クサキリとカナヘビ、
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下御霊神社

2015-04-29 | 
上御霊神社と比べると敷地も狭く、
建物の傷みも激しいけれど、
何ともいい雰囲気の神社です。
「しもごりょうさん」と呼びます。
寺町通りを自転車で走るとき時々寄ります。
上御霊神社は「かみごりょうさん」です。

門には龍と仙人が乗った亀(玄武)の見事な彫刻があります。

亀(玄武)に乗っている仙人は「黄安」といい、
黄安の乗っている亀は3000年に一度顔を出すのだそうです。
黄安は亀の顔を5回見て、ある時人知れず消えたということです。
昔の物語は雄大です。(列仙伝より)

透かし彫りの戸も美しい。

奥の隅の方の土蔵では鏝絵が見られます。
モダンなビル街の一角に、優雅で力強い木と土の建物と小さな傾いた祠などが異世界です。
崩れそうで心配だけど…何とかこのままの姿を保って欲しい。
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鵺・ぬえ

2015-04-26 | Weblog
鵺(ぬえ)池を見て来ました。
馬蹄形の小さくて浅い池です。
広くて明るい二条城の北西にある児童公園の一角に在ります。

鵺とは、頭は猿、胴は狸、尾は蛇、手足は虎、という伝説上の怪物です。
平安末期、鵺が現れ、夜ごと町の空に黒雲が湧き、
天皇や貴族たちがおびえていました。
そこで、弓矢の名人、源頼政が矢で撃ち落としたそうです。、
その矢を洗った池を鵺池と呼ぶようになった、と言われています。
鵺を捕えてみれば小さな鳥「トラツグミだった」とも。
鵺神社は小さな祠、鵺池は最近整備されて、
昔の面影があるわけではありません。

しかし、ここは、欲や愛憎の蠢く1000年以上昔の都の政財界の中心地、
池で洗ったのはトラツグミを打った矢だけでなく、
血の付いたたくさんの矢だったのかもしれません。

トラツグミは夜鳴くそうです。
まるで口笛のようです。
暗い山の中で聴いたならさぞかし幽玄な感じだろうと思います。
YouTubeで聴けます。
トラツグミ


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池、沼

2015-04-24 | 自然
御苑の中の北の端の方に在る小さな池、
沼と呼びたくなる。
池と沼の違いはなんだろう?

木々が覆いかぶさっている。
池の底には大量の落ち葉が積っているだろう。

木々の間から差し込む光は未だ弱々しく
池の上を漂っている。

人の話し声も鳥のさえずりも吸い込んで、
池面は鏡のように静かだ。



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アミガサタケ

2015-04-22 | きのこ
三重の田舎の家の裏の林の傍に、
「アミガサタケ」の群生を夫が発見。
特徴的な姿なのでたぶんアミガサタケに間違いないと思うけれど、
アミガサタケなら食べられるはずだけど…
怖がりの私たちには食べる勇気がありません。

検索してみたらフランスでは「モリーユ」と呼ばれ、
珍重される高価なきのこだそうです。
グルメは春の初め頃、モリーユを探して雑木林を歩き廻るのだそうです。
生クリームを使う料理に合うそうです。
またフィンランドなどでも一旦火を通してから乾燥させて、
再び戻して料理に使ったりするそうです。
いつか挑戦するかもしれません。
来年も再来年もきっと生えてくることでしょう。
それにしてもキノコは不思議な存在です。
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あぁ気持ち悪い

2015-04-21 | Weblog
朝から気持ち悪い物を見てしまった。
ゆっくり朝食を食べ、パソコンを開いたら、
トップページに安倍晋三首相が主催する「桜を見る会」の写真が…
むかむかして一気に気持ちが悪くなった。
なんて醜悪な写真の羅列だろう。
笑顔がこれほどまでに気持ち悪いものになるとは驚いた。

またしても桜が利用される時代が来るとは。

強い権力を持つことの歓喜が安倍の顔からにじみ出ている。
その周りにたかる人間程醜悪なものは無い。
なぜ安倍晋三がヒットラーであることに気が付かないのだろう。
忠実にかつての軍国主義者のやり方を模倣しているだけの安倍晋三に気付かないのだろうか、

分かっているから、なおのことすり寄ろうとしているのかもしれない。
ああ、いやな物を見てしまった。
口直し、いや眼直しに出掛けてこようっと。

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2015-04-19 | 自然
ついこの間まで裸だった木々が

緑のベールに覆われる。

黄色がかった緑、
少し赤っぽい緑、
白っぽい緑、
粉っぽい緑、
つやつやした黄緑…
無数の緑のバリエーション!

輝く生命の色

(糺の森で)
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咲いた、咲いた

2015-04-17 | Weblog
チューリップの花が、

ハナニラの花が、

豆の花が、

アケビの花が…

どの花みてもきれいだな…
(庭の春の花たち1)
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秘密の地下道

2015-04-14 | Weblog
大きな権力を手にすると失うのがとてつもなく恐ろしくなるらしいです。
だから、その権力を誇示するため、と同時に、
自分の身を守るためにありとあらゆる工夫を施します。
城はまさにそのための建築物です。
市中に不穏な動きが無いかを高いところから見張り、
攻め難い構造を凝らし、万一攻め込まれた時には逃げ道なども
考え抜いて造営したといわれています。

京都では、古代から山に囲まれ天然の地形を生かした山城(砦)が数多く築かれていたそうです。
兵が弓を携え山に潜み、四方から京へ向かう道を見張り、
同時に街中に気になる動きが無いか見張っていたそうです。

表向きは寺であっても、
実際には城や砦としての役割を担っていたと考えられている建物もあります。
その一つが徳川家の菩提寺、知恩院(法然上人に始まる浄土宗の総本山)です。
あまりにも巨大な山門(日本で一番大きい門)に目を奪われ今まで全然気が付きませんでしたが、
東山の山腹の街中が一望できる場所に、実は城として存在していたということを初めて知りました。
一昨日抜け穴(秘密の通路)もばっちり見て来ました。

この真ん中の木はどうしてこんなことになったのでしょう?

時は過ぎ、地下道は遺構になりましたが、
知恩院は今も日本中から多くの信者と観光客が訪れる寺として活気があります。
東山の一角にでーんとかまえています。

黒門から上の本堂へと続く道は何度も直角に曲がっています。
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桜は…

2015-04-08 | Weblog
自転車で近くをうろうろするだけで、
こんなにもたくさん桜が在ったのかとおどろくほど、
桜がいっぱい、桜だらけ…

「さくら」の語源には
「さく(咲く)+(やつ)ら」
とか、「さ(田の神)+くら(座)」
などなどいろいろな説があるそうです。

春の初めの農事のもろもろの作業が始まる時期に
ぱーっと咲く桜、
桜に作物の神様が宿っている、と考えるのは自然なことです。
暮らしに根ざしていたからこそ、
日本の各地で大切にされてきたのでしょう。

集落から望む山の所々が白く明るくなってきた…
「あぁ、あの山の桜が咲いたから、そろそろ種を蒔こう、」と思ったかもしれません。

(上の写真は京都、京北町で出遭った桜。市内より少し遅れて満開に。回りは田や畑です。)
実際に日本の各地には、
田植え桜、種蒔き桜、田打ち桜などと呼ばれて、
農事の指標とされる木があるそうです。
あの桜の木の花が咲いたらキュウリやカボチャや枝豆の種を蒔こう、
素敵なカレンダーです。

面白いことに、
コブシが「田おこし桜」などと呼ばれている地域もあるそうです。

(写真は京北町、常照皇寺のベニシダレ、遅咲きです。一昨年撮影。)
パッと咲いてパッと散る
桜のそんな様子を
兵隊の在り方と重ね、賛美した時代がありました。
桜にとっても大迷惑なことです。
桜の神様はなさけなく思ったに違いありません。

「花見」は花吹雪の中、皆で踊ったり、歌ったり、食べたり…
桜(田や畑)の神様を喜ばせるためであり、
春の到来を喜び、平和な一年を祈るためのもの、だったと思います。


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