マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

山の神様

2018-12-31 | Weblog
あっという間に大晦日、
昨夜クリスマス飾りを、
お正月使用の飾りに替えて
今朝は餅つき機で餅をついて、
雑煮用のお餅と、
鏡餅を作り、
散々苦労して餅花も作りました。
柳が手に入らなかったので、
家の裏の笹竹を使って作ったのはいいのですが、
バラケて形がとれない。
何とか結んで誤魔化しました。

きんとんはお芋も栗もクチナシも自前の物で出来て嬉しい!
でも今年はかなり手抜きで、
黒豆も田づくりも昆布巻きも出来合いのを買いました。
美味しいといいな。
卵は今年は錦卵を作りました。
キッチンであれこれ作っている中に、
あぁ、お正月なんだな、という気がしてきました。

我が家の家の近くに、
1本の柱が立っています。
上にしめ縄が巻いてあります。
「山の神様」を祭っているのだそうです。
春先に山から下りてきて、
田を見守り、
真冬に山に帰っていくのだそうです。
また、村に疫病が入ってこないように守ってくれているのだそうです。

「山の神様」は農村では、そんな風に、山と里を行ったり来たりします。
猟師さんや木地師さんたちの信仰する「山の神様」は、ずっと山にいます。
民俗学の本で知ったそんなことを、
ここで実際に見ることになって、感慨深いものがあります。

この柱は沼の傍に立っていたのですが、
現在、沼を埋める工事が進行中です。
どうなるのか心配です。

皆さま、どうぞよいお年を!!!
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大根

2018-12-29 | 自然
大根がおいしい季節です。
煮物や鍋や豚汁やおでんにかかせません。
今年は豊作なのでしょうか。
スーパーで、大きくて立派な大根がたくさん出回っています。
値段も安くて、お百姓さんは大変だなと思ってしまいます。

我が家では、残念ながら大根を植え付ける時期にこちらにいなかったので、
今年は収穫できませんでした。
スーパーの棚に置いてあるような立派なでのなくていい、
来年はきっと大根を収穫するぞ!

漬物用の大根が干してありました。
ダンスをしているみたいです。


オクラはオブジェっぽい。
種が落ちて来年もきっとオクラがたくさん出来るでしょう。


トラクターが耕したところをついて回るカラスたち、
カラスの帯が長く続いていました。

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サザンカ

2018-12-26 | 自然


この辺りにはとてもサザンカが多くて、
垣根や庭で
赤やピンクや白の花が今や花盛りです。



でも、我が家の庭にはサザンカがありません。
椿の大きな木がたくさんあります。
なぜでしょうか?
かなり庭の造作に凝っておられた方のようで、
築山や池、石灯籠もあちこちに配置されていたようです。
そして一面に苔が植えられ、サツキが配置されていたようです。

今は池も崩れ、石灯籠も欠けて、サツキはカイガラムシに覆われ、
雑草に埋もれています。
この元日本庭園をどのように変えていこうか思案中です。
四季の花咲く素朴な庭にぼちぼちと変えていきたいと思っています。

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民家

2018-12-24 | Weblog
伊勢地方の特に古い街道沿いの民家にはとても特徴があります。
妻入りと呼ぶそうです。

切妻造りの建物の、横ではなく、妻の方が入り口になっています。
京都ではお寺や神社などによく見られます。

壁は黒っぽい横板を貼って、その上から縦に細い板で抑えてあります。
蔵なども白壁の上に横板を張って、更に縦板で抑えてあります。
多分強い海風から家を守るためだと思います。
これから、そんな民家にも注目して写真も撮っていきたいと思います。

板壁の黒い色は、かつては魚油と煤を混ぜて作った塗料が使われていたそうです。

我が家は、そんな妻入りではなく、
この辺りの、というか全国共通の典型的百姓家で、
単純な田の形の間取りの平屋ですが、
太い梁と、太い大黒柱、そして広い屋根裏があります。
他の柱、壁や床などは、すっかり新しく作り変えましたが、
外からの見た目は昔のままです。
まだ住み始めて2ヶ月ですが、
何だかもうだいぶ前から住んでいるような気がしています。
裏に竹や栗の木の茂る小山があり、
家の前は、庭と、わずかに段差をつけて、畑があります。

海の方へ向かうと、広い平野に、ぽつぽつと小さな林があって、
小さな寺や神社があって、
柿畑やミカン畑があって、お墓なんかもあって、
農具小屋や井戸のポンプ小屋がたっています。
畑や田んぼが隅々まで手入れされていることに驚きます。
風がさーっと吹きぬけていきます。
空がとても広くて、深くて、圧倒されます。

同時に少し途方に暮れるような、
それがいい感じなのです。
決まってない、というか、
京都ではどこにカメラを向けても絵ハガキのようになるのが不満でした。

冬枯れの田の畔に残る草花に眼をひかれます。


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クリスマス・リース

2018-12-22 | 手づくり
庭にうっそうと葉を茂らしたヒノキらしい木があって、
ぐんぐん伸びて、周りが日陰になるので、
夫が「切ってしまおうと思う」と、
我が家を作ってくれた、優しくて力持ちの棟梁に話したところ、
「あれはヒノキではなく、アスナロ(青森ヒバ)です。
実はヒノキチオールは、ヒノキではなくアスナロがもっているもので、
フィトンチットをたっぷり出している。
材木としても素晴らしいので、切らないでほしい。」というようなことを言われたそうです。
ネットで調べたところ、アスナロの殺菌作用はすごいらしく、
蚊やダニも寄せ付けない、と書いてあります。
中尊寺の金堂や、各地の城の建築に使われているそうです。
へ〜知らなかった、と感心して、
取敢えず切らすに、来秋に剪定して、
残そうかと夫と相談しているところです。

その、アスナロの葉で、クリスマスリースを作りました。
枝にはさみを入れるといい香り!
濃い緑と、赤(南天)がきれいで、クリスマスっぽくて嬉しいです。



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霜の朝

2018-12-20 | Weblog
朝起きて外へ出てみたら、
霜で真っ白、

枯草も、
畑の土も、
道も、
サツマイモの蔓の山も、
朝日を浴びてきらきら光っていました。
そして、里芋の茎が一晩で黒くなって萎れてしまいました。
もちろん土の中のお芋たちは、これ位の寒さはなんのその、
親芋の周りには小芋たちがぎっちりかたまっています。

全部掘り上げるまでもう数日かかりそうです。

今日もいい天気になりそうです。


久し振りにパソコンに向かって書いています。
「ネットの工事が来年になるので、
その間使ってください。」と、
プロバイダーからポケット・ワイファイを送ってきました。
苦労して接続して、
一応ネットも使えるようになりました。
プリンターも使えそうで、とりあえずほっとしています。
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まだ繋がらない光ネット

2018-12-09 | Weblog
先月の28日に、ネット回線を繋ぐための、
作業をしに来てくれたのですが、なんと、
電柱のネットの施設が台風で壊れていて、
そのままでは、繋げないということで、
先ずその修理、その後、改めてネットの工事!
だそうです。愕然…
何時になるのか?
その工事に来てくれた人の言うには、
今年の秋はずっと台風の被害を受けた
電柱、電線の復旧工事ばかりやっているそうです。

仕方なく、引っ越してから撮った写真をPCでながめています。
でも、そうか!
年賀状は作れる!
時間ができたら、やろうかな。

話かわって、
今年わが家の畑では
里芋が豊作です。
焚火で、
焼きサトイモを作って食べました。
ホクホクで、ねっとりして、
美味しい!
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