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マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

思い出の味

2023-12-29 | Weblog

体調をくずして、

何も食べたくなくて、ずっと布団の中にいた四日間、

本も読めなくて

頭の中は取り留めもない妄想ばかり。

やっと、少しづつ食べられるようになりました、

もうすぐお正月だなー

すると、思い出されるのは、

手ぬぐいを被り、土間の暗い台所で、

1日中働いていた祖母の姿です。

棒ダラ、タタキゴホウ、絶品だったな。

ピカピカの甘い粒あん、粒の揃った丸餅。

そして葵祭の鯖寿司!

残念ながら、どれも継承出来なかったな~

タタキゴホウだけでも再現したいな。

よし、元気になったら、

ゴホウを買いに行こう!

 

 

 

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久しぶりの京都 

2023-12-22 | 

こちらに引っ越してきて以来初めて、6年振りに京都に行ってきました。

若い人と、子どもを載せた自転車の多さに、

ああそうだった、これが京都の日常だった、

と思いながら、いつも通った橋を渡り、

母も、祖母も、私も毎日のように通った、今も賑わう出町商店街へ。

変わったところと、変わらない所と、ぶらぶらと見て歩き、

古本屋で、1冊百円の文庫本を三冊買って、

(この古本屋は古本3冊持って行けば、100円の本1冊と交換してもらえる)

出町輸入食品店でコーヒーを買い、

久しぶりにバスに乗って、4つ目のバス停河原町三条で降りて、

いつものコースの寺町通をぶらぶら。

お寺や菓子屋や紙屋や古本屋や画廊や骨董屋や

新しいおしゃれなカフエのウインドウを眺めながら歩きました。

良く通った本屋さん(三月書房、同人誌などがたくさん並んでいた)は残念ながら廃業していました。

シャッターには往時の本棚の写真・・・

下御霊神社を覗いたら、

崩れそうになっていた蔵が、修復されていました。

娘の通った高校の古い門も修復されていました。

土塀は無くなっていました。

また出町まで戻り、

スーパー(昔は市場)で白みそ(お雑煮用)などを買い、

又、新葵橋を渡り、鴨などを眺め、

長年暮らした家(今は息子の家族が住んでいる)へ帰りました。

三泊して、車で高速に乗って三重の田舎に戻りました。

新しくなっていたジャンクションでコースを間違えて、

だいぶ大回りしてしまいましたが、無事帰還。

夕べはよく眠り、今はパソコンに向かっている、というわけです。

こちらに引っ越してきた当初、

よく「なんでこんな何もない所へ越してきたんや?」と尋ねられました。

その時はホームセンターもスーパーもあるし医者も近いし、と答えましたが

確かに、ここには都会にあるモノはありません。

けれど、都会には田舎にあるモノがない、

それは、広い空や、手を触れられる畑の土、山の木々や、

曲がりくねった道や川や、海の波の音や砂、

さまざまな生き物の気配、

あるいは、ゆったり流れる時間や空間、といった抽象的なものかもしれませんが、

今の私には大切なものだ、と思いました。

 

 

 

 

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謎の石工? 廃寺2

2023-12-20 | 

ランチの後で、しばらく前から気になっていた松阪市岩内(ようち)にある「廃寺」まで足を伸ばしました。

名前は、「瑞巌寺」

見たこともない不思議な姿の石の門をくぐると、別世界でした。

目の前に巨大な梛(ナギ)の木がたっていました。

谷川に沿った境内には不思議な石の造形物が散らばっています。

↑ 足の裏石

中をのぞくと、可愛い弘法大師。

今は荒れ果てて、石は傾き、崩れ、瓦礫と化しているものもあります。

昔(江戸時代)は一体どんな風景が広がっていたのでしょう。

石工は、一人だったのか、集団だったのか?

何か今までにないものを創りたかったのでしょうか?

何を思いながら石を切り出し、そして掘ったのか、

記録もなく、何もわかりません

こんなアーチの石組みは他では見たことがありません。

とてもユニークです。

さまざまな石の造形物(写真はほんの一部です)を見ている内に、

山の自然の岩のくぼみや割れ目も、顔に見えてきました。

ちょうど池(鏡池)の水を抜いて作業中で、

池の真ん中に立つ阿弥陀堂も土台から露出していて、

普段は水中に沈んで見えないであろう石垣や

崩割れた石碑や石の土台などが池の底に散らばっていました。

 

少し山道を登ると滝が二筋あります。

地元の有志が保存のための活動をしているそうですが、

この規模のもの維持するのは大変です。

ぜひ松阪市に頑張ってもらいたい。

 

 

 

 

 

 

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川べりの店でランチ

2023-12-16 | 

私たちはめったに外食をしません。

来客があった時とか、私の誕生日の日だけです。

で、昨日15日は私の誕生日でした。

Google地図を見ながら捜した場所は、

櫛田川の河畔の小さな食堂です。

昔、奈良、大阪からの伊勢参りの人たちが、山また山を越え、やっと辿り着いた川のほとりです。

今は、こんなところまでも、車で、バーッと走っていくのです。

「右さんぐう」の文字が辛うじて読めます。

下の写真の赤い橋が出来るまで渡し舟が利用されていたそうです。

最高のロケーションと、

美味しい料理で、満足でした。

メニューに書かれていた「食後のぜんざい」を、と思っていましたが、

もうお腹いっぱいで、残念ながらまたの機会に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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廃寺の山門

2023-12-14 | 

隣町の天啓公園の池の縁にある、古いお寺(法泉寺)の山門を見てきました。

高さ7,7m、幅11m、見事な姿の山門です。

残念ながら、廃寺となっています。

山門をくぐり石段を登って本堂へと道が続いています。

鐘のない鐘撞堂と、仏像のない本堂が、木々間にひっそりと扉を閉じてたたずんでいました。

今は公園(天啓公園)の一部として、町が管理しているようです。

地面はびっしりとモミジの落ち葉に覆われていました。

後ろへ倒れそうなお地蔵さん。

クマザサに埋もれた石塔群、墓?

↑ 境内のこの奥の左側の建物で、数年前まで、釜飯と甘酒をいただくことができたそうですが、

今は、1杯200円のコーヒーだけになってしまっていました。

とても残念です!

ここで、釜飯を食べたかったな~

池の周りの散策道には駐車場も何カ所かあって、

風のある寒い日でしたが、老若男女が入れ代わり立ち代わり散歩に訪れているようでした。

子どもたちの遊び場も広くて、エアトランポリンなどが設置されていて

楽しそうに遊んでいる親子づれが、ちらほら。

良い所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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何ともいえない美しさ

2023-12-12 | 自然

田んぼの縁。枯れ草が美しい。

一昨年、差し芽したタラノキがすっかり大きくなりました。優しい色合いです。

枯葉のダンス、栗の木の枝先です。

カワズザクラの紅葉

枯れたアジサイが美しくて、切る気になれません。

 

 

 

 

 

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「地獄の釜の蓋」

2023-12-08 | 自然

「キランソウ」通称「地獄の釜の蓋」或いは「医者殺し、医者いらず」

すごい名前です。

春に、紫色の花を咲かせる草ですが、

日あたりのいい所に、咲いているのを見つけました。

花の少ない時期なので、

鮮やかな紫色がパッと目に入ります。

茎が立ち上がることはなく、葉も花も地面に張り付いています。

その様子を「蓋」と表現した想像力が素晴らしい。

キランソウは、かつて、民間薬としてよく利用されていたそうです。

葉や花を煎じて、あるいは生の葉や花を潰した汁を、火傷やカブレなどにすり込んだりしたのだそうです。

(サポニン、フラボノイド、ステロイドが含まれているそうです。)

今では、名前だけが、過去の人との関係を物語っている、

そんな木や草がいっぱいあります。

昔の人の知恵や、想像を、捨て去ることが、

進歩だろうか?と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋のリース、冬のリース

2023-12-07 | 手づくり

10月の終わりころに作ったリースは、

すっかり色あせてしまいました。

12月になったので、今年も裏山からヒノキの葉を採って来て、

ヒノキとノイバラの実の大きなリースを作りました。

最後に真っ赤な大きなリボンを付けたかったのですが、

幅の広いリボンが無かったので、ちょっと貧弱・・・

ヒノキの葉に、所々スパンコールをつけてみました。

リース作りは楽しい!

 

下は、去年作ったフエルトの壁掛け。

 

 

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神様、仏様

2023-12-05 | お地蔵さん

川のほとり、橋の袂に、

小さなお堂がありました。

格子越しに中を覗くと素朴な石仏が見えました。

お堂の隣りには、

山神さま。

直ぐ近くに、婦警さんと子どもの交通安全のユニークな標識!

 

 

 

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近所の紅葉

2023-12-02 | 自然

今年は、この辺りの紅葉の色が、とても冴えている気がします。

いつまでも暑くて急に冷え込んだせいかな、などと思っていますが、

他地域ではどうでしょうか?(もう紅葉は終わったところも多いと思いますが)

↑ 近くの用水道路(地下に重要な農業用水路が通っているので、

重量のある車や大型車は通行止め、近所の人以外誰も知らない道です。)

に植林されたモミジも、真っ赤に染まり、

背後の山の木々と見事なハーモニーを奏でています。

木々に差し込む光、

赤や黄色に染まる木々、

枝にぶら下がった赤や茶や黒の実、

絡みついたつる草も枯れて縮んで、

ハラハラ落ちる葉、

自然のサイクルはなんて見事なのでしょう!

同じモミジでも、まだ紅葉半ばの木や、すっかり深紅に染まった木や、

朱色っぽいのも、ピンクっぽいのも・・・

 

 

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