マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

巣造り

2017-05-31 | 自然
しばらく前から、窓のところで、
コリコリと、何かが、何かを
「かじる音」が聞こえるので、
そっと見たら、
アシナガバチが古くなった簾をかじっていました。

巣作りのためだろうなと思いながら、
その小さな音を聞いていました。
同じ蜂なのか違う蜂なのか、
一生懸命かじっては飛んでいき、
しばらくするとまたやってきます。
きっとまた、あちこちに巣を作っているだろうなと思いながらも、
草取りもせずほったらかしにしていましたが、
洗濯物を干しに行くときに刺されては困ります。
出入りしているところが分かったら、
箒などでひっぱたきます。
で、見つけた巣の一つがこれ、
伏せてあったトタンの塵取りに、作りかけの巣。

簾のすぐそばの地面に置いていた塵取りです。
簾を材料にしてこんな巣を作るアシナガバチは天才です。
天才には悪いけど、
塵取りを動かして巣を上に向け
箒で追っ払ったら、巣造りを放棄してどこかへ飛んでいきました。
他にも2か所見つけました。
かわいそうだけど、叢へ叩き落としました。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑い

2017-05-29 | Weblog
私にも、何を見ても笑い転げる、という時代がありました。
もうあんな風に笑うことはできませんが、
笑うと心が軽くなり元気になる気がします。

愚か者を笑い飛ばす風刺の笑いも楽しいものです。
今、安倍晋三と安倍をとりまく人たちの言動は、
日々お笑いのネタが満載です。
なのに、テレビのお笑いに一切登場しない。

テレビはお笑いの芸人だらけなのに…
情けないことです。
漫画雑誌でも、ネタにもしてはならないことになっているそうです。

東京新聞より、「森友と加計」佐藤正明

続編では、前川氏が登場します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地衣類?!

2017-05-26 | 自然
疎水端の桜の木の下のお地蔵さん。
見ていたら、
一人の女性がちょうどお水を換えに来られました。

私も先月、地元のお地蔵さんのお水当番でした。
信仰はなくても、
習慣というか、伝統というか、
恒例というか、町内の約束というか、
1年に一回くらい当番が回ってきて、
1か月間、毎日ペットボトルに水を入れて、
お地蔵さんの水を替えに通います。

写真の桜の木に、
丸い苔のようなものが付いています。
古い桜や梅の木によくみられます。
風情があるなあ、でも木にとってはどうなのかな?
など、思っていました。

で、ネットでちょっと検索してみたら、
「ウメノキゴケ」と呼ばれているけれど、
苔ではなく「地衣類」で、
菌類と藻類とが互いに利益を受けながら共生している生物
なんだそうです。
「トレブクシア」という難しい名前が付いています。
で、説明を読むのですが、
読んでもよくわからない、
ただその生態はすごい、ということだけはわかる。

何か一つ知るということは、
知らないことが「どっと増える」ということだと、
しみじみ思います。

それは、世界が「ちょこっと広がる」
ということでもあり
それが楽しい!





コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木陰

2017-05-24 | 自然
木陰が気持ちいい!

くっきりと影を落とす大きな木々の下で、
近くで工事中の作業員さんたちが休憩中です。

昔、おもだった街道筋には
松や杉や欅などが植えられていたそうです。



大きく育った街路樹は、
風雪から旅人を守り
強い日差しから旅人を守り、
旅の行方を示してくれました。
牛や馬をつないで一服して…
ほっとしたことでしょう。

今も街道沿いにところどころ大きな木が残っています。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光の季節…なのに

2017-05-22 | Weblog
お天気が続いています。
昼と夜の温度差、
日向と陰の温度差に体がビックリ。

森の中はひんやりとして、緑のかおりが充満しています。
上を見上げると
空を覆う木の葉の間からピカ・ピカッと漏れる日差しの鋭さに
目がくらみそうです。


全ての葉が光を食べて大きくなって、
もっと光をもっと光を、と
ひなたの奪い合い。


川原の草も、


水面に映った空の青さよ!


こんなにも輝かしい光の季節、なのに
日本の社会はひたすら闇に向かって転がり続けています。

昔話はもちろん、世界のあらゆる物語には、
「金」に魂を売った愚か者の話があふれているのに。
愚か者は悪魔に連れていかれるはずなのに…

安倍晋三には、
とうに地獄の閻魔大王からお迎えが来るはずなのに…
まだ来ない、
悪魔がぐずぐずしているのは、
まだこの世で使い道があると思っているからなのでしょう。
恐ろしいことです。









コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祭り

2017-05-17 | Weblog
源氏物語絵巻に見られるように、
「葵祭」は相当昔から
多くの見物人を集める祭りだったようです。

その昔、
天皇の未婚の娘の一人が、占いで選ばれて、
伊勢神宮での神儀を取りおこなう斎王となり、
斎宮へ送られました。
都の安泰と天皇家の安泰を祈る使命が課せられています。
何か特別の政変などがない限り、
その姫は帰ってくることができませんでした。

まるで人身御供のような我が身、
逃れようのない運命に、若い娘がどのような覚悟で臨んだのか
権力をゆるぎないものにするための装置の一つだったと思います。

伊勢神宮の北西約10キロ地点に建造された斎宮は、
都の御所に似た立派な御殿だったそうです。
そこで斎王はたくさんのお付きに囲まれた豪奢な暮らしをしていたに違いありませんが、
年に数回伊勢神宮を往復をするだけで、
男性と出合うことは許されません。
生きる上で一番大切な「自由」がないのです。
そのしきたりは、数百年間、平安時代末期まで続いたということです

都から、斎王を送る、その行列は、
とりわけ豪華で印象深いものだったと想像できます。
斎王の運命の物語が、
新たな祭り「葵祭」を作らせたといえるかもしれません。
道中の川で何度も禊を行う様子まで
「葵祭」は模しています。
(葵祭では「およよ」と呼ばれる輿に乗るのは「斎王代」と呼ばれています。)

*写真は12世紀ころに描かれた絵巻物から「葵祭」の様子。

「葵祭」にしても「祇園祭」にしても、
あるいは「ねぶた祭り」や「竿灯まつり」などなど
日本各地にはユニークで面白い祭りがいっぱいあります。
従来の地味な神事を、目を見張るような、
あるいはワクワクドキドキするような祭りに仕立て上げていった人たちは
どんな人たちだったのでしょう。
アイデアマンであり、ディレクターでエンジニアで
デザイナーでミュージシャンでダンサーで
プロデューサーで監督で実行者だったと言えるかもしれません。
最高に楽しいことだったと思います。

いまや各地の祭りも、
継承するので精一杯になっているようですが、
祭りの笛の音や太鼓の音が聞こえてくると、
じっとしていられない人たちが、
日本中にはきっとたくさんいると思います。
私も、もっといろんな祭りを見て歩きたいと思っています。






















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葵祭のころ

2017-05-14 | 自然
新緑 ⇒ 葵祭の季節 ⇒ 鯖寿司
というわけで、緑が最高に美しいこの時期になると
鯖寿司が食べたくなります。
今年はパスしようと思ったけれど、
やっぱり食べたいから作ろうかなー。

病院の帰りに森の中を通りかかったら
ちょうど御陰祭りの行列の最後尾が通っているところでした。
御陰祭りは葵祭(5月15日)に先立って行われますが、
元々はこちらが本祭りだったのかもしれません。
行列は比叡山の麓の御蔭神社から下鴨神社までの
かなりハードなコースを通ります。

一時期は雅楽の演奏者らがトラックに乗って家の前を通って行ったりして
行列も短くなって、寂しくなっていた時期もありましたが、
最近は年々きらびやかになり、
馬車まで登場しています。

葵の葉を髪に飾るのは葵祭と同じですが、
牛車はありません。

森の緑の中で雅楽が奏でられ、
舞が奉納されます。
優雅で美しい祭りです。

急いでいたので自転車に乗ったまま、
写真を撮っていたら、
カワトンボが葉先に止まっているのに気付きました。
目を凝らすと、
ほかにもいました。
泉川にそってゆっくり飛んで、
ふわりと止まります。
優雅なトンボです。


訂正・「泉川」は行列の向こう側(東側)に流れている小川でした。
手前の川は、「ならの小川」とも「せみの小川」とも呼ばれています。

「風そよぐ ならの小川の 夕暮れは
   みそぎぞ夏の しるしなりける(百人一首より)」



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のお地蔵さん

2017-05-11 | Weblog
近くにこんなお地蔵さんがあるのに初めて気が付きました。
大きなお地蔵さんです。
かわいい帽子をかぶっています。

地蔵堂の上にかかげられた十徳の内容もさることながら、
丁寧に書かれたその文字がユニークです。
平成16年と書かれていますが、
昔書かれた古い文字をそのまま書き写した、ということだと思います。
欲張りな願いにも、石の地蔵は、
ただ「ふふふ…」と笑っているようです。

今見ても圧倒される巨大なお寺の建物群や
神社の広大な空間、
それらが象徴する社寺の権力にすがるしかなかった庶民の吹けば飛ぶような暮らし。
実は今もあまり変わっていないのかもしれません。

一言で信仰と言っても
人の心の中には、さまざまな思いが重なって、
複雑に絡み合っています。
山道で出会う祠や、路地裏のお地蔵さんには、
原初的な祈りが込められているような気がします。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

傷の治療

2017-05-10 | Weblog
25年位前に足に怪我をしたときは、
やはり5針くらい縫いましたが、
厳重に消毒をして、
薬を塗って、
ガーゼなどで覆って包帯を巻いてもらい、
毎日病院に通って治療をしてもらいました。

数年前に指に怪我をした時には、
よく洗って、
ラップのようなものを張り付けました。

イソジンやマキロンやオキシフルなどの消毒薬は、
本来の健康な細胞を刺激し、
あるいは傷つけて、
かえって傷の治りを遅らせ、
傷跡を残すので付けない方がいい、
ということは、
新聞などで読んで「へ~」と思ってはいましたが。
その時の指の怪我は、その治療法によって、
本当にびっくりするほど跡形もなく、
きれいに治りました。

今回もとくに消毒薬を使うことはなく、
水道水で洗う、というのが基本です。
ただし化膿止めの抗生剤は1日2回、
3日間服用しました。

2回目に病院に行って、傷の様子を見てもらった時には、
「炊事にはポリ手袋などを使ってください。
でもお風呂などで濡れても大丈夫です。
きれいに洗って拭いてバンドエイドをしておいてください。
特に何もなければ、
次の来院は5日後…」ということで

昔とのあまりの違いに驚きます。

子供のころ、
マーキュロやオキシフルは必需品でした。
傷にくっついたガーゼを剥がすのが痛かったなー
せっかくかさぶたができているのがまた剥がれたりして、
なかなか治らなかった記憶があります。
バンドエイドもなかったし…

かといって捨てられない消毒薬たち。





コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しっぱい

2017-05-08 | Weblog
土曜日の朝、細めのビールグラスをスポンジで洗っていたら、
突然パリンと割れて、
その瞬間右手から血が噴き出しました。
慌てて流水で洗って、
ティッシュで押さえてバンドエイドを5枚位貼って
包帯をぐるぐる巻いて、止血して、
自転車に乗って、お医者さんへ行きました。

今までもワイングラスなどは洗っている時に何度か
割ったことがありますが、
丈夫そうに見えるビールグラスがこんな風に割れるとは。

けがをしたのが効き手なのでとても不便、
5針縫いました。
糸を抜くまで2週間くらいかかるそうです。

怖いので傷口も見ていません。
縫った痕も見ていません。

思いもよらない失敗。
でも時々やるんだな、私は…
気を付けているつもりなんだけど、
がっくり…

でも、包帯を巻いてくれた看護師さんが、
「わたしもやりました。」
薬を渡してくれた薬剤師さんの女性も、
「私もやりました。」
とおっしゃったので、
ちょっと「ホッ…」

写真は「伯爵」とか「雪化粧」といわれる皮の白いカボチャ。
薄い皮がとても固い。
保存性がよく、糖度も高いカボチャです。
田舎の畑で収穫。
かぼちゃのパイ、てんぷら、グラタンなどを作り美味しく食べています。
でも、この手では、かぼちゃの料理はしばらくお預けです。











コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする