マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

アザミとタンポポのそっくりさん

2020-05-30 | 自然
アザミはいかにも野の花という感じがします。
ところがアザミとしか思えないのに、
棘が無いのをみつけました。
調べてみたところ、アザミと呼ばれる花にはいろいろあって、
小さめのやさしい感じのこの花はキツネアザミ?

(一番左の大きいのは、棘があります。これはたぶん普通のノアザミ?)

黄色い花はタンポポのそっくりさんです。
そっくりだけど、茎がとても長いので、
花が空中に浮いているみたいです。



ブタナだそうです。
フランスでは豚が好きな草なので豚のサラダと呼ばれているそうです。
近所の桜並木の下で一面に咲いていてとてもきれいでした。


グラスに挿して置いたキツネアザミが
綿毛になりました。

ゆらゆらしています。
かすかな風でも飛んでいきそうです。





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ハンカチでカーテン

2020-05-28 | 手づくり
母の残したハンカチでカーテンを作りました。
ハンカチはたいてい裏表がなくて、
ローンなどの薄地で丈夫。
デザインも繊細で、凝ったものが多いので、その特徴をそのまま生かして作りました。
出来るだけ鋏を入れずにミシンでつなぐだけ。
でも微妙に大きさが違うので、パズルのように、
何度も何度も並べ替えて作りました。
15枚使いました。
窓辺につるすと、透けて、やわらかいステンドグラスのようです。
ドレープの陰翳がきれいです。

母はハンカチが好きでした。
几帳面な性格ではありませんでしたが、
薄手の大判のハンカチを洗ってピッとアイロンをかけて、
出かけるときはバッグかポケットに入れていました。
食事の時には膝の上に広げて。
昔々、母と一緒にデパートに行って、
ワゴンの中のハンカチをあれこれ探って
1枚選んで買うのは楽しいことでした。

今はタオルやガーゼ生地のハンカチが主流かもしれません。
まだまだたくさんハンカチがあります。
チェックのもあります。

何かいい利用法はないかな?




コメント (2)
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何に見える?

2020-05-26 | 自然
二つの黒い丸をがあれば「眼」と思うのは人だけではないらしい。
人によってさまざまな「見え方」がある。
天井のシミや、壁の模様も、いろいろなものに見える。
でも、虫たちの模様のユニークさには時々驚かされる。

図鑑で見て、おかしな虫がいるもんだと思っていた虫に会えた。
ラミーカミキリ。
私にはベストを着た、手足が細い奇妙なロボットのように見える。
薄い青と黒の配置が絶妙。
鳥たちにはどんな風に見えるのだろうか?

*ラミー(カラムシの仲間、繊維をとる)を輸入する際に
くっついて来たらしい。


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裏と表

2020-05-23 | 自然
白と黒がくっきりと美しいこの蝶の、

裏側は、

こんな模様!こんな色!

とても思いつかない。
体は真っ白!
写真ではわかりにくいけれど、触角の先はちらっとオレンジ色!

スイカズラの辺りをひらひら飛んで、
葉にぶら下がるように掴まった。
おかげで、裏と表を写真にとることができた。
羽根を開いたり閉じたり、しばらくゆっくりして、
それからおもむろに飛び去った。
たぶんアサマイチモンジチョウ。


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痛い棘!

2020-05-20 | 自然
満開のノイバラ
沢山の小さな虫たちが飛び回っています。
桜のようなヒラヒラした花弁がきれいです。
けれど、一枝手折ろう、としたら、痛い目に遭います。

鋭い棘はカギ状で、服などに引っかかり、やっかいです。

山帰来(サンキライ・サルトリイバラ)も鋭い棘がある蔓草です。

この辺りでは柏餅はカシワではなくサンキライの葉で包んで蒸して作ります。
「いばら餅」などと呼ばれています。
食べる時、サンキライのほのかな香りがいいものです。
九州や中国地方など、各地でサンキライが使われています。

ノイバラやサンキライのように、蔓と棘がセットになっている植物も多いようです。
棘でひっかけ、蔓で絡みつき、2段階で広がっていこうという戦略です。

山椒の棘も鋭い、山椒の葉や実や花を集めるのは大変です。

山椒の実や花の佃煮が高いのも、手間を思うとしょうがないか、と思います。

ワルナスビが庭にも畑にも姿を現し始めました。

葉の裏まで、四方八方、全身鋭い棘!
これは何としても減らしたい。
普通の軍手ではつかむのも無理。
他の植物の場合、若いときは棘もやわらかいのですが、
ワルナスビの棘は、最初から硬くて鋭い、
その上、やがて、小さな実をつけるのですが、その実が毒入り!
外国では「ソドムのりんご」とか「悪魔のトマト」などと呼ばれているそうです。
家畜などが被害に遭うそうです。
恐ろしい草です!
ワルナスビがつかめる、軍手を探してこなくちゃ。



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晴れた日は、家のなかで、じっとしていられない・・・

2020-05-17 | 自然
家の中で、ちくちく刺繍をしたり、本を読むのが好き、
と思っていたけれど、
朝起きてきてカーテンを開けたら、
外はキラキラ、
5月の光が木の葉にも草にも地面にも踊っている。
花の香りがふわーっと立ち込めている。
とても家のなかに居られない。

外に出て、草引きとか・・・何かやる・・・
小さなトマトや小さなキュウリができ始めている。
朝露が光っている。

それから、木々の新芽を見て回るとか、

チューリップに実ができていた!
蜘蛛の巣を見て回るとか、

虫を追いかけるとか・・・

小さな虫、なんて長い触角!

汗をかいて疲れて、家のなかに入ってきても、
何か食べて飲んで、スマホをチェックして、ちょっと落ち着いたら、
またすぐに外に出たくなる。
草むらにはトンボもやってきた。

矢印の先

ハラビロトンボの雌

目が水色、シオカラトンボ?

もうすぐ蚊が増えてきたらこんな風に外にいられなくなる。
今は5月、
長雨やカンカン照りの日々まで、まだ少し時間がある。
いい季節だ!
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赤いスイトピー

2020-05-13 | 自然
「赤いスイトピー」という歌がありました。
でも、今まで赤いスイトピーというのはあまり見たことがなかったような・・・
スイトピーはうすい紫とか水色とかピンクとか白、
というイメージです。
好きな花なので、時々花屋さんで買い求めていましたが、
去年ダイソーで買った種をポットに撒き、庭に移植して育てたところ、
なんと、赤い花がいっぱい咲きました。
深紅と、少しオレンジがかった淡い赤の花もあります。


びっくりしましたが、赤いスイトピーもきれいだな!
よく日が当たるせいか、茎も太く、大きく育ちました。
まだまだ蕾がいっぱい。
そして、とてもいい香りが辺りに漂っています。
来年はもう倍ほど作りたいな、と欲張りな気持ちになっています。

花が終わると、小さな豆ができますが、これには毒があります。
スイセン、シクラメン、アネモネ、クリスマスローズ、スズラン、シャクナゲ、キョウチクトウ・・・
これらは、毒を持つ草花たちです。
綺麗な花には毒がある、と言うのは本当に本当のことです。

只今満開のノイバラと一緒にグラスに挿してみました。


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レモンの木と椿

2020-05-12 | 自然
レモンの大きな木があります。
今年は蕾がとても沢山ついています。
花は白ですが蕾は紫がかったピンク色です。



木の下の水仙や草を刈り取り、
ついでに、込み合った枝を、手の届く範囲だけ、
少しだけ切って、風通しを良くしました。

隣の椿の花が今もまだ咲いています。
椿は、梅が咲く前から咲き始め、
桜が咲いて散って、
サツキが咲いて散って、
梅の実が付き始めているのに、
椿はまだ咲いています。
椿の花の季節は長いなー。



檸檬の木は去年は実があまりつかなかった、とはいえ、自家用には十分でした。
まだ少し木に残っています。
もぎ取ってしまうと、あまり長持ちしません。
木にそのままつけておけば、
大きくなりますが、悪くなることはありません。
時々採って、料理や飲み物に使っています。
それにしても、レモンのとげはすごくて、
レモンの剪定には重装備が必要です。



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行き当たりばったりの小旅行

2020-05-09 | 自然
一昨日、雨模様でしたが、夕方からドライブに出かけました。
運転手の夫に、今まで通ったことのない道を、とだけ頼んで、
気の向くままに伊勢方面へ。
その道すがら出会ったお花畑がすごかった!



見渡す限り、ヒナゲシやルピナスや矢車草や千日紅・・・
ピンクや黄色や水色や赤や朱色や紫が一面に!
少し雨が降っているせいか、コロナのせいか、誰もいなくて、
見渡す限りの花畑を二人だけで、唖然と眺めました。

そのあと宮川の支流、一之瀬川沿いに、
時折り強くなる雨の中を走りました。
橋のたもとにこんな看板を見つけました。

火打石・天然記念物・牛草山・・・?
橋の向こうに、看板のようなものが見えたので、
きっとそこに説明が書いてあるに違いない、
と思い、橋を渡ってみたのですが???

結局ネットで検索・・・
この場所が「火打石」という地名で、神話がらみの伝説の地らしく、
現在も、大きな火打石が山にあるそうですが、
その石がいったいどういうものなのか、
地学的なことに関して記述は見当たりませんでした。
でも、橋の上から下を見ると絶景!

美しいけれど高所恐怖症の私はちらっと見るだけ。
手すりが低すぎ!
脚の震えを抑えつつ車に戻り、
再び、雨に煙る晩春の風景を楽しみながら、
山の中を走り、熊野灘まで抜けました。
そして、ちょっとだけ海を見て、どこへも寄らずに家に帰ってきました。

途中、山から下りてきて、道路を横切るつぶらな瞳の小鹿に出会いました。

可愛いけれど、この鹿やイノシシやサルたちが、
農作物を食べつくすのだな・・・
この辺りは畑はもちろん、水田にも、頑丈な電気柵が巡らしてありました。

3時間余りの旅でした。


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竹の秋

2020-05-08 | 自然
食べるためにタケノコを掘るのは終了しました。
けれど、家の周りににょきにょき生えてくる竹をなるべく早く切らなくてはなりません。
今ならやわらかいので切りやすいし、
2メートルくらいまでなら扱いやすいし、
ほっておけば、腐って土にかえります。
去年切り損ねた竹や、
一昨年切らなかった竹たちが、
あちこちにそびえています。
こうなると、なかなか大変。

上の写真は、家の裏の山側、
今年はこのあたりの竹はなるべく切ってしまいたいのですが。


こちらは、お隣との境目、竹やぶになっています。
ここは切らなくてもいいかな。
お隣の倉庫の裏側が見えています。

公民館近くの竹林が伐採されたていました。
新たに、にょきにょき突き出たタケノコがオブジェっぽい。

皮を脱ぎながらぐんぐん伸びていくようすがわかります。


晩春の季語「竹の秋」の俳句をネットで拾ってみました。
すごくたくさんありますが、
のどかな里山の風景が目に浮かぶ句を、3句ほど。

『裏山に人の声ある竹の秋  森田 玉水』

『うぐひすを放つやしばし竹の秋  三好達治 』

『滋賀の雨花菜つづきに竹の秋  飯田蛇笏』




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