マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

手紙

2018-09-28 | Weblog
私が10代の終わりから20代の初めにかけて両親に送った手紙が大量に出てきました。
中身は気恥ずかしく、読んでいません。
友人にもよく書きました。
一体何を書いたのか…?

(上の写真は葉書の一部)
靴を買ったら靴の絵を描いて、
セーターを編んだらセーターの絵を描いて…
包装紙やノートに色を塗ってその上から字を書いたり、
時には便箋10枚以上、包装紙などで作った封筒に入れて、
楽しんで書いていました。

パソコンやスマホなど想像もできない時代、
本当によく手紙を書きました。
思っていることを文字にすると頭の中も整理出来て、
返事をもらうと、またすぐに書きたくなって。
覚えのない名前の人からの手紙も出てきました。
昔はこんなにも多く、手紙のやり取りがあったんだなーと、
感慨深いものがあります。

私にとってこの「ブログ」は
「未知の友達への手紙」のようなものかも、と気付きました。

母の部屋の押し入れには、
昭和の初めごろから現在まで、
友人や知人や親兄弟からの大量の手紙が残っています。
亡くなった人からのものも多いようです。
段ボール2~3箱。
表書きに歴史を感じます。
文字を見ただけでも、それぞれに、心を籠めて書いていることがわかります。

(郵便屋さんはあて名書きを読むのに苦労しただろうな。
山奥の小さな集落へも、町の中の複雑な路地裏へも、
1枚のはがき、1通の手紙が届くことはやっぱり素晴らしいことです。)
最近は郵便箱の中は請求書と、
コマーシャルであふれています。

1枚のはがき、1枚の切手、
一通の封書の暖かさ、重さを忘れる所でした。
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お彼岸

2018-09-26 | グルメ
あっちでもこっちでもヒガンバナがきれいです。


おはぎを作りました。
1合のもち米で8個、ピッタリ。
おはぎが大好きだった祖母のことを思い出しながら作りました。
祖母なら「こんなちいさいの、食べた気がせん、
砂糖が高かったんか?」なんて言うかな?
それとも、「小さいの食べやすいな。5個くらい食べられそうや。」
なんて言うかも。

入院中の母にも、ケースに入れて持って行きましょう。

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明るくなった森

2018-09-23 | 自然
台風のすぐ後には区別がつきにくかったのですが、
今では、折れた枝葉は灰茶色になりました。

糺の森では200本以上の木が強風で倒れたそうです。
根こそぎ倒れた木の根を見ると、
以外に根の面積が狭く、また浅い様な気がします。
あんなに背が高く、どっさり葉を茂らせた大きな木も、
こんな根で支えていたんだ!と
ちょっと驚きです。





枝が折れた木は無数にあります。
大きな木も小さな木も折れています。
すごい風だったんだなと改めて思います。
大木が倒れたところには、ぽっかりと空に隙間ができています。
森全体、とても明るくなった感じがします。

こうして、ここに新たな木々が育っていくのでしょう。
ムクノキかな、エノキかな、ケヤキかな、アキニレかな?
それとも、どこか遠くからやってきた珍しい木だったりしたら面白いな。



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電線と夕焼け

2018-09-19 | Weblog
昼間は今日も陽射しがきつかったけれど、
夕方にはホッとする風が吹き始め、
気が付けば、虫の声がいくつも重なって聞こえてくる。
ちんちん、りんり~ん、じりじり~、ぎーぎー、りんりん…
姿も見えないし、名前も知らないけれど、
休みなく鳴き続けているのを聞いていると、
頭がボーっとしてくる。

いつもの踏切、
夕陽を受けて、シルエットがきれいだ。
観光地では、景観のために電線を地中に埋めたりしているけれど、
私は電柱も電線も好きだ。
踏切も好きだ。
知らない遠くの町へつながっている電線。
自分のいる所はその途中の一点だ。
賢治の電柱の絵を思い出す。

(宮沢賢治、「月夜のでんしんばしら」の挿絵より)

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ヒガンバナ

2018-09-18 | 自然
ヒガンバナが咲いている。
緑の中に一叢、
きれいな赤!

御蔭橋の上から、裸眼では鮮明に見えるのに写真に撮ったらこんな感じ。
(左下)

黄色いのはオオハンゴンソウ(たぶん)は
この辺りでは、
まとまって群れ咲いている。

お彼岸はおはぎを作ろうかな、
小さいのを少しだけ。



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「クモ」と「つる」

2018-09-16 | 自然
蚊の襲来が怖くて、
庭に出なくなって、だいぶ日が経ち、
窓越しに、
雑草園と化した庭を楽しんでいます。


ルコウソウが私が立てた支えを無視して、
好きなように伸びています。

そして今日、
蔓をクモの巣に絡ませて伸びているのを発見。

クモはクモでルコウソウの蔓を利用して、
広い空間にしっかり大きな網を張っています。

不思議だけど、安定しています。
クモと蔓と双方が、互いに力のバランスをとっているように見えます。
ベクトルとか…習ったような!
みごとです。



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今出来ることは…

2018-09-13 | Weblog
屋根屋さんも、工務店もいつ来てもらえるか分かりません。
保険の窓口でも「受付ました。担当の者が折り返し電話をしますが、
その電話が、3週間後になります。」と言われました。
ホームセンターでは資材が売り切れ、あるいは大阪港からの入荷待ち、ということで、
改めて今回の台風の影響の大きさに驚いています。
でも、このままでは雨漏りしてしまいます。
我が家では夫が2階の大屋根に登って応急処置を施しました。

(バラスを土嚢袋に適量入れます。)

(屋根瓦を銅線で軒に軽く固定し、ブルーシートを掛けます。)

(土嚢を載せます。瓦の割れているところにも、小さなシートと土嚢を載せるのだそうです。)
(最終的にはバランスを見て、土嚢袋を紐でつなげておくのだそうです。
夫は若い頃から工作が好きで、
納屋や山小屋などを自分で作ったりしてきました。
なので、まったくの素人ではないかもしれませんが、
もう若くはない!
はらはらします。

自転車で近所を走ると、
今はついつい屋根ばかりに目がいきます。
大きな空間(風が通りぬける道)に面した古い家の瓦が、
同様の被害にあっているようです。
テレビアンテナもあちこちで倒れています。
我が家のアンテナも倒れたのですが、
試しに母の部屋のテレビをつけてみたところ、何の問題もなく映りました。
謎です。

現在入院中の母の退院に合わせて、
田舎へ引っ越しできればいいなと思っています。
(写真の町の家は今後も家族が利用する予定です。)
その引っ越し先の家の準備もしなくちゃいけないし、
夫はその家の庭や畑や納屋やなんか、
やらなくてはならないことが山積で、
こっちにいれば向うが気になり、
向うにいればこっちが気になる…
でも身体は一つしかないし…
出来ることを一つづつやって行こうと話し合っているところです。


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カジノキ(梶)・クワ科

2018-09-10 | Weblog
しばらく前から気になっている木、
その道を通る度に大きくなっていく、
葉の形から、カジノキみたいだな、と
思っていましたが、

先日見たら実がぶら下がっていました。

道と塀の境目辺りから無理矢理伸びてきたという感じです。

カジノキは画仙紙をはじめ、
紙や布の材料になるのだそうです。
コウゾの仲間、樹皮を利用するそうです。
この家の方は、もしかしてカジノキだと知って大切にされているのかもしれません.

赤い実は、触るとべたべたしています。
不思議な実です。
調べてみると、熟すと、食べられる、甘い、と書いてあります。
この赤い細長いのを食べるのでしょうか?
先の黒っぽく見えるのが種でしょうか?
口に入れてみようという気は起きませんが、
もしかして美味しいのかも…?

カジノキはまた、神木として、さまざまな神事で使われるそうです。
(写真は台風が来る前のものです。)

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5兆円

2018-09-07 | Weblog
安倍政権は、イージス艦やオスプレイなど、
向こう何年にもわたって、
アメリカから武器を買い続ける約束をしました。

なんとその金額は5兆円にも達するそうです。

自然災害の絶えない日本で、
戦争ごっこに夢中の安倍政権の愚、


その背後には、
武器の売買で生まれる巨大な利権に群がる、
悪魔のような人たちがいて、薄笑いを浮かべています。
自民党政権を動かしているのは、
その悪魔たちです。


その悪魔は、普通の顔をして、
普通の服を着て、
利用できるもの(人)を探し、
差別を煽り立て、不安をまき散らし、
戦争の火種を探しています。


平和や自由は目に見えにくく、
掴みにくて、あっという間に手から滑り落ちてしまいます。
何としてもしっかり握りしめて、決して離さず、
大切に育てなくてはならないと、
痛切に思います。

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台風の爪痕

2018-09-05 | 自然
近くの糺の森は、
今日はどこからも立ち入れないようになっていましたが、
ロープの間や塀の隙間から、
台風の去った後の森の様子を見てきました。


泉川に掛かる石の橋、森の中を通り抜ける道は、
倒木で完全にふさがれています。


大風が吹いたのは本当に短い間でしたが、
すさまじい風で、
恐ろしい思いをしました。
古い我が家の屋根から吹き飛んだ瓦が、
家の前の公道に散乱しました。
きつい風が収まってから掃除しましたが、
かなりの数の瓦が吹き飛んだことがわかりました。
家の門から玄関までの庇も崩れました。
テレビアンテナも倒れました。
今朝になって夫が2階の大屋根に登り被害ヶ所を確認しました。
今から屋根屋さんと交渉しなければなりません。
たいへんな痛手です・・・

関空をはじめ関西の各地が大変ことになっているようです。
有名なところはニュースで知ることができますが、
広範囲で思わぬ被害がたくさん出ていると思います。
京都の周囲は山に囲まれていますが、
最近は手入れができなくて放置されているところも多く、
どうなっているだろうかと、と心配です。
高尾や花脊や久多に住んでいる人たちは無事でしょうか?

御陰通り沿いの家。


普段は奥の鳥居まで見渡せる入り口、
下鴨神社の参道です。



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