マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

いそがないで!

2016-11-28 | 自然
葉が落ちて、


空が広くなる。


足元も錦


地面に日が射す面積も広がっていく
落ち葉にも光が降り注ぎ、いっそうあでやか。

葉を落した木々の間を、さぁーっと冷たいかぜが吹き抜ける。
「秋さん、そんなに大急ぎで過ぎていかないでくださいな。
もっとゆっくり楽しませて!」

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まだ編めた

2016-11-25 | 手づくり
残っている蔓は
ある程度太さがあるのは短くて、
しかも2~3本、
あとは細いものばかり、
でも、この蔓を捨ててしまうのは勿体無い。

残りの蔓をあれこれ工夫して、
こんなのができました。



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籠とリース

2016-11-23 | 手づくり
庭に、気になっている場所があったのだけど、
足場が悪くて近付けなかった所に、
夫が行って、蔓を引っ張ったら、
2個くらい籠が編めそうな量の蔓が収穫出来ました。
そこでまたまた籠作り。
蔓が乾燥して曲げられなくなるまでに仕上げたい。
腰も肩も掌もひりひりしてきたけれど籠作りは面白いです。

なかなか思うように形ができません。
でも、もうあと2~3個作ればコツが掴めそうな気がしてきました。
ネットも見てみましたが、
教室のなどは、蔓の太さも均一で、折れにくい材料を使っているものが多く、
参考になるような、ならないような…
でもとにかく、
一昨日作ったのよりだいぶ大きめの籠と、
月桂樹のリースを作りました。


鷹の爪とスター・アニス(八角)は買ったものです。
魔除けのリースです。

これで「アベ政権」は我家に押し入ることはできません。

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庭の蔓で籠を編む

2016-11-20 | 手づくり
家の庭の、アケビ(木通)は
花は咲いても一向に実の生らないアケビです。
でも、蔓だけは毎年しっかり伸びて、
立ち枯れたフサアカシア(ミモザ)にグルグルからみついて、
去年よりはしっかりとした蔓を採ることができました。

(右が去年作った籠、今年1年で伸びた蔓で作ったのが左の籠)
早速籠を作り始めて、
だいぶ編み進めてから、
手順やらなんやら、去年考えていたことを、いろいろ思い出しました。
もう一度ほどいてやり直すのも面倒で、
そのまま編んでしまいました。
なにしろ1年に一回しか編めないので、
次に編む時は、こうしよう、と思ったことを忘れてしまうのです。
で、結局、去年と同じ鳥の巣状の籠になりました。
口の部分が四角っぽくなりました。
でも蔓も太くて、
存在感のある籠になり、
自分では結構気に入りました。

細い蔓がまだ少し残っています。
なにか小さいものを作ってみようかな。
そうだ、リースもいいな。

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石灰岩、 石を観る3

2016-11-16 | Weblog
石灰は身近な物質です。
添加物や乾燥材として、
土壌の改良材として、
漆喰やセメントなど建築材料として、
広く使われています。
石灰岩(方解石)を焼いて石灰をとりだすのだそうです。
焼く時に塩を投入することによって還元効率を高め、
不純物を取り除くことができるのだそうです。
その石灰岩はサンゴや石灰質の貝殻を持つ生物たちの遺骸が作ったものです。
石灰岩は日本中で採れますが、
西山にもかつては石灰岩を焼く窯があったそうです。
西山には「出灰」「灰方」「灰谷」など「灰」の字のつく地名が目立ちます。
石灰岩が熱で変性して再び結晶化したものが大理石なのだそうです。

河原で拾った結晶性石灰岩=大理石(方解石)

帰ってから、早速採って来た石で標本を作りました。

下の写真は、河原に転がっていた粘土のかけら、
大阪層群のかけらです。
そのまま形作って、焼いたらすぐにでも焼物(須恵器)が出来そうです。
*大阪層群(氷河期と間氷期を何度も経て、
海になったり淡水域になったりを繰り返したために、
海成層と淡水成層が、砂岩や粘土や泥岩の層になっている。
植物や貝や哺乳動物などの化石が含まれる。)


家に帰って、庭の石も気になって幾つか割ってみたら、
なんとこれは玄武岩ではないでしょうか。
(大昔、マグマが急速に固まって出来た石で、ガスが抜けた穴がぼこぼこある。)
名前が判って感激です。(間違っていたらがっかりですが…)


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ラピュタの石? (石を観る2)

2016-11-14 | 自然
観察会の講師は、自宅に石の博物館を作られた高田雅介さんでした。
もうすぐ新館がオープンします。一昨日はそちらの方は、間に合いませんでしたが、
旧来の小さな石の博物館で興味深い石をたくさん見ることができました。
高田クリスタル・ミュージアム
特に結晶については、模型などを使った、
詳しい展示があり、わかりやすい解説が書いてあります。
興味のある人はぜひ訪ねて見て下さい。



何億年という歴史が、
小さな石に詰まっています。
海底火山が噴き出したマグマが冷えて固まり、
また熱せられたり圧力をかけられたり、
溶けたり、砕けてまた固まったり、
まさにその名の通り「時空」が結晶している姿を見るのは
ワクワクします。
中でも色も形も性質も変化に富んでいる金属を取り込んでいる石、
鉱石に魅力を感じます。

ジブリのアニメ「ラピュタ」で主人公二人が逃げ込んだ坑道の
壁や天井に青く光る石(飛行石)があるシーンがありました。
その様子はタングステンの坑道にそっくりなのだそうです。
タングステン(灰重石)は岩国などの鉱山で採っていましたが、
今は閉山したそうです。
タングステンは最も重くて硬い希少金属で、
フィラメントや高級な切削用工具など用途が広く、
また、劣化ウランなどと同様に、
銃弾や戦車など軍需にも多く用いられているそうです。
残念ながら「飛行」しそうもありません…
その灰重石(タングステンの鉱石)も見ることができました。
前列、真ん中の青く光っているが灰重石です。




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洛西へ、石を観る1

2016-11-13 | 自然
昨日は「石の観察会」に参加し西山の麓(洛西)に行ってきました。

京都の中心部は洛中、
北の方は洛北、
そして西の方は洛西、
丘陵にニュータウンが出来たのも、もうずいぶん昔のことになり、
街の様子は周りの山や川の様子と馴染んでいます。
「桂」駅は阪急電車の特急も停車するので、
四条河原町からあっという間でした。
そこからバスに揺られて20分くらい。
そこから、さらに歩いて、山の麓の小川に到着。

小川で石を拾いハンマーを叩きつけて割る。
割れ方は石によって違い、
中の新鮮な色に驚きます。
西山断層から滑り落ちた岩石の、主な9種の石を探すのが目的で、
それだけでもとても楽しい。
でももし、
石を割ったら中から恐竜の化石が現れたり、
宝石が現れたり、珍しい金属のかけらがキラキラ光っていたりしたら、
もう一生やめられないだろうな、と思います。

洛中より紅葉が進んでいました。

この辺りは美味しい筍の産地です。
竹は秋が新緑の季節。
自然の風景のように見えるけれど、
人が作った風景です。
素晴らしい風景です。

長靴をはいて、この小川で石を探しました。

そして、9種の石を見つけました。
もちろん、講師の方に全て教えてもらいました。
石の名はさっぱり覚えられません。
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半端毛糸

2016-11-10 | 手づくり
たまたま、私の手元に、たくさんの半端毛糸がやってきました。
元の持ち主は、着られなくなったセーターなどをほどいて、
いつかまた編もうと思ってとっておいたのだと思います。

ウールの毛糸ですが、ほとんど中細か合細の細い毛糸で、
2本針の2号から5号位で編む糸です。
小物以外に、こんな細い毛糸で、編んだことはあまりありません。
でも、きれいな色合いなのでそれを活かしたいと思い、
頑張って5号の針で編み始めました。
適当に糸を変えながら編んでいます。
でも、前身頃を編んだら少々飽きてきて、
今度はこの糸で刺繍がしたくなりました。
押入れの中を捜したら古い無地の薄手のセーターが出てきました。
そこで、セーターを編むのはちょっとお休み。
毛糸刺繍を始めました。
こちらは編み物と違って、多分明日には出来るでしょう。
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まつたけ・松茸

2016-11-06 | グルメ
カナダ産のマツタケがスーパーに手ごろな値段でたくさん並んでいたので、
昨夜はマツタケご飯と、土瓶蒸しを作り、お腹いっぱい食べました。
椎茸より高いとはいえ、
日本産のマツタケとは比べ物にならないお値段で家族でたっぷりと秋の味を楽しめます。
土瓶蒸しは、マツタケと鯛とギンナンで、ご飯の方はマツタケだけで炊きました。
カナダの人には、マツタケがこんな料理になるなんて想像できないかもしれません。

もう日本のマツタケは長い間食べていないので味も風味も忘れましたが、
少し違う気がします。
日本のマツタケの方が、繊維が強く、香りは優しかったような気がします。
ところで、マツタケは時々巨大なのが採れたと話題になります。
石づきが腕ほどもあるようなのができることがあるそうです。
山でそんなのと遭遇してみたいな。
さぞかし面白いことでしょう。




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古本のドラマ

2016-11-01 | Weblog
百万遍の知恩寺で恒例の古本まつりを開催中です。
お天気がさえない日が続いています。
今日は降らないといいのだけど。
行って見ようかな。
(11月3日まで/am10:00~pm5:00)

私は本を大量に読むので、
新本を買うことはほとんど無くて、
図書館で借りてくるか、
古本を購入して読んでいます。
もっとも最近は眼が悪くなり、
頭も悪くなり、
スピードもぐっと落ちました。

でも、私にとって特に古本屋さん(古本市)は
全く知らなかった作家や、
古今東西の思想に出会える
素晴らしい場所です。
1冊の書物から次々と尻取りのように
連なって、興味が広がることも多く有ります。
著者の署名や献辞入りの本に出合うこともあります。
実用書も古本を利用しています。

これはちょっと前に買った、
簡単なお菓子のレシピ本で100円で買ってきたものです。
表紙にカバーがあるので気付かなかったのですが、
カバーを外すと表紙の裏にこんなカードが貼ってありました。
一瞬不思議な思いにとらわれました。

この本は役立つことがあったのでしょうか?
誰がどんな思いで差し入れたのでしょう。
どうやって出町の古本屋さんの店先に辿り着いたのでしょう。
私の眼の前にやってくるまでにどんなドラマがあったのでしょう。


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