マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

イラガ

2017-06-29 | 自然
家の入口の戸にコロンとした見慣れない虫がいました。
(昔だったら「きゃっ」と逃げていたところだけど、
今の私は少しだけ違う・・・
逃げないでじっくり見てしまった。)
ずんぐりして毛深い太い足が4本しか見えないけれど、
虫には違いない…



つついてみたら、
よたよた落ちる様に飛んで止まって、
姿が変わり、蛾になった!

調べてみたらなんとイラガの成虫でした。
イラガは繭と幼虫が特徴的で、
よく知っているつもりでしたが、
成虫を知らなった!
イラガの幼虫に刺されて、
飛び上がるほど痛い思いをしたことはありますが、
その痛さは、よく水で洗って冷やしていたら、
1時間もするとスゥッと引いていったのが不思議でした。

で、成虫には毒がなく、
さらに成虫には口もないそうです。
水も飲まないのでしょうか?
子孫を残すためだけに成虫になる儚い命です。
でも儚いなどと思うのは人間の勝手。
小さな虫も、虫の命を全うしているのだなと、
思い直して見れば、
いっそう生命の不思議に打たれます。




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レモンシロップ

2017-06-26 | グルメ
三重の我が家の畑に、レモンの木は1本しかないのですが、
今年は豊作で、200~300個くらい生ったでしょうか。
採らないでおくと、そのままどんどん大きくなります。

サラダに漬物に、いろいろな料理にふんだんに使っていますが、
レモンシロップも作ってみました。
レモンを切って瓶に詰め、たっぷりグラニュー糖を入れるだけ。
(瓶はホワイトリカーで洗っておきます。煮沸でもOK)
グラニュー糖が溶けて徐々にシロップが溜ります。

お湯や水で割ってレモネードに、
ソーダで割れば、
レモンスカッシュです。
香りも味もレモンを絞っただけのレモンスカッシュとは、
一味も二味も違います。

ラムやウオッカやジンやウイスキーを加えれば、
素敵なカクテルに・・・

たぶん常温で大丈夫と思いますが、
やはり心配なので冷蔵庫へ、
冷蔵庫の中が大変です。

最初に作った右の瓶のシロップは残り少なくなっています。
左の2瓶はまだグラニュー糖がレモンの上に載っています。
のどの調子が悪い時、
咳が止まらないときに、
熱いお湯で濃いめに割って飲むと、咳が収まって眠れます。

(*これはお店で使えそう。
少しずつ、この秋?冬?に開店予定のカフェのメニューを考え中です。
基本は以前の銀閣寺の店で出していたメニューと同じになりますが、
今度は、三重の田舎ならではのもの、
自分で育てて収穫した、
無農薬の野菜や果実を加えていこうと思っています。)

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岩国が・・・

2017-06-24 | Weblog
私は小学1年生から6年生の1学期まで岩国で暮らしました。
その岩国が大変なことになりました。

(上の写真は岩国港の待合室のポスター)
岩国出身の現市長は、岩国を米軍の要求通りに使うことを受け入れ、
ついに岩国は、極東最大の米軍の空母艦載機の基地になるというのです。
財政的には豊かな和木やさらに周防大島も交付金を受け取り、容認したそうです。

なぜこんな人間を市長や町長にするのだと、
怒りに震えますが、
日本を、アメリカのやりたいようにしてくださいと、嬉しそうに、
トランプと、握手してきた、安倍晋三を、首相にしている、
日本人の一人である私、なわけで、
岩国市民のことをどうこう言うことはできません。

岩国に住み、
基地反対闘争を続けてきた人たちの、
口惜しさと絶望は想像もできないほど大きなものだと思います。

岩国は瀬戸内海に面し、石油化学工場が連なっています。
基地はそんな工場地帯に並ぶように、海を埋め立てて建設されています。

私の父も技師としてコンビナートで働いていました。
社宅に住んでいて、遊具のある公園もその中にあったので、
学校との往復以外には、社宅の外に出ることはほとんどなくて、
駅の方へ出かけた時とか、
何かイベントの時以外はアメリカの軍人の姿を見ることはありませんでした。
でも、子ども心に、
戦争で負けたからしょうがないけど、
いつかアメリカ軍はこの町からいなくなるだろうと思っていました。
それなのに、
それどころか、
岩国はとんでもないことになってしまったのです。

数年前に岩国に行って岩国港近くのホテルに泊まりました。
写真はすっかりさびれた岩国港、

ホテルの部屋の窓から、コンビナートのはしっこが見えました。
岩国は山口県ですが、
工場は広島県にまたがって延々と続きます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福田市長は「多くの国民は日米安全保障体制の下で、
在日米軍と自衛隊の連携による抑止力の必要性を理解している。
熟慮の結果、私はこれを受け入れることにする」と述べた。

岩国基地には現在、米海兵隊の航空部隊約70機が所属。
日本政府の説明では、厚木基地所属の米海軍の戦闘攻撃機2部隊が11月以降、
電子戦機1部隊と輸送機1部隊が来年1月ごろに移駐を始める。
全体で早期警戒機を含む約60機が移駐し、
米軍関係者は約6600人から約1万人に膨らむ。
(6月23日、朝日デジタル)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
米軍再編費用、住宅、保養施設などすべて日本が負担。
つくづく日本はアメリカの植民地なのだ・・・。



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カミキリムシ

2017-06-23 | 自然
子どもと一緒に、野山に遊びに出かけるようになるまで、
虫が苦手でしたが、
不思議とカミキリムシは大丈夫でした。
つかまえると、ぎーぎーとなくのもおもしろいし、
紙などを本当にかみ切る様子も面白いと思いました。

庭で、苗の植え替えをしていたら腕に飛んできて止まりました。
久しぶりのカミキリムシです。
(ガラスのコップに入れて撮影)

直線的なデザインの虫です。
触覚の長さにはいつも驚きます。
この口に噛まれたら少々痛い。

ゴマダラカミキリ、
体の模様は黄色で、触覚のストライブは水色
おしゃれ!
(*しろつばきさんから情報をいただきました。
写真のカミキリムシはゴマダラカミキリではなく、
キボシカミキリでした。訂正します。)


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ホットケーキ

2017-06-22 | Weblog
このところパン作りをしばらくしていません。
材料はあるのですが、
なんとなく落ち着かない日々を過ごしていて、
買ってきたパンを食べています。
でも、昨日は買ってくるのを忘れたので、
今朝はホットケーキを焼きました。
よく熟れたバナナがあったので、
バナナ入りです。
はちみつをかけなくてもバナナの蜜がとろりと溶けて甘くて美味しい。

(ホットケーキの材料)
         
小麦粉 150グラム
片栗粉 大匙1
三温糖 大匙2
ベーキングパウダー 小さじ2.5
卵 1
ミルク 100㏄~120㏄
(ヨーグルトを混ぜてもおいしい)
コツ・材料を混ぜ合わせてからすぐに焼かずに、
しばらく落ち着かせてから焼くと
ふっくら滑らかな焼き上がりになります。

焼きたてをどうぞ!


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クジャクのいる神社

2017-06-20 | Weblog
自転車でよく行くスーパ-の近くの「田中神社」、
大きなクスノキが何本もあります。
単に地域のお宮さんと思っていました。

たまに入口辺の木陰で一休みしたりしていましたが、
本殿のすぐそばに
クジャクがいるなんて!
今の今まで、全然知りませんでした。
おみくじは、鶏卵そっくりな入れ物に入っていて、
中にはおみくじと一緒にクジャクの折り紙が入っているそうです。
組みひもなどで作ったクジャクのお守りも社務所に並んでいました。
行った時は、もう夕方5時を過ぎていたので、
誰もいなくて、ガラス戸も全部しまっていました。

そして、「田中神社」は、「田中さん」の聖地なのだそうです。
近くなのに、
知らなかったなー。

クジャクは本当にきれい!
光が当たるときらめいて一層華やか。
冠もきらきら!
装飾を極めた姿です。

長い尾は砂ですれて、先が擦り切れていますが、
雄クジャクのその特徴的な、
長い尾羽は毎年生え変わるそうです。

雌は、地味だけど、
やっぱりクジャクはクジャク。
首のあたりの翅模様も顔つきも威厳に満ちています。

境内の半分くらいは駐車場になっていて、
片隅に小さな子どものための公園らしきものが作ってあって、
そこに立っている二宮金次郎が怖い・・・







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馬小屋

2017-06-18 | 自然
川をほんの少しさかのぼると、
あるいは川下へ向かっていくと、
川の様子も周りの風景も
どんどん変わって、面白くて、
ついつい遠くまで歩いてしまったりします。

鴨川を我が家のあるあたりから、
ほんの僅か、4~5キロもさかのぼると、
(橋の数でいえば、6~7本かな。)
川幅も狭まり、山が迫ってきます。
久しぶりに行ってみたら、
以前、田畑だったところがすっかり住宅地になっていました。

でも、川沿いの道路わきにぽつんとと建つ馬小屋が今も健在でした。
馬が、代わりばんこに顔をのぞかせていました。
(京都の街で馬が登場するイベントの時に活躍しているそうです。)

川は空間を広げ、
空気の色を見せてくれます。
水の流れは、光のきらめきを届け、
時間の不思議を陶酔します。

(終着点は自宅近くの葵橋、
写真は橋の上から川上を向いて、いつもの構図)




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92年前の新聞

2017-06-16 | Weblog

上は92年前の3月7日と、3月8日の朝日新聞。
私の父母が生まれた頃の新聞です。
共謀罪成立とあまりにそっくり。
この時成立した治安維持法によって、
大正デモクラシーといわれた民主主義の萌芽は摘み取られていきました。

昭和に入り、
何度も改定を繰り返し、
徐々に治安維持法は適用対象を拡大し、宗教団体、学術研究会、
芸術団体も摘発されていきます。


自由ほど大切なものはないと思います。
その自由を奪うのが共謀罪・治安維持法です。
自由を奪われた先に待っているのは、
暗い陰気な社会、そして戦争。

公安警察は戦時中の特高の思想と組織をそのまま引きずっていると言われています。
権力を振りかざし国民の自由を奪う暴力装置としてますます暗躍することになるのでしょう。


こんな社会にしてしまった責任は、
私にもあるかもしれない。

「自由」こそ「幸せ」の原点だと思いますが、
「自由」の中にいると
自由とは何かわからなくなります。

一方、自由を奪おうとする力は、絶え間く襲いかかります。
自由を守る力が欲しい。



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鈴なりだけど・・・

2017-06-11 | 自然
ビワの木で、

朝から晩まで、
ちゅんちゅん、ピーピー、キーキー、ちっちっ・・・
めちゃくちゃうるさい、けど、かわいい。
翻訳するなら、
「おいしいよ、食べ時だよ、甘いよ・・・みんなおいで」かな。
バサバサと大きな羽音を立てるのはカラス。

ビワの実を鳥がつついて傷をつけると、
今度は蜂たちがやってきます。

なんとか、
無事な実を採ってはみましたが、
ほったらかしだったビワは、
小さい!!!

種はしっかり大きくて、
食べられるところはほんのわずか。

眺めて楽しんでいます。


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マンジュウドロホコリ

2017-06-08 | 自然
放置された材木の上の、
夫が見つけた
丸い物体。
前にも見たことあるような、
触るのは憚られるような、
怪しい物体。
なんだろう、
キノコっぽいけれど違うような・・・

数日後に見たら、
白い饅頭は茶色のつぶれた饅頭に、

そして次の日には、
茶色い粉に!
完全に消えてしまったのもあるようです。
茶色の粉はとても細かくて、
ココアのようで、
でも触れない…

この物体の正体は、

調べてみたところ、
「マンジュウドロホコリ」という名の「変形菌(粘菌)」らしい。
たぶん・・・

変形菌(粘菌)とは
アメーバのように変形して動いて微生物などを摂食する時と、
キノコのように動かない子実体を作って胞子をまき散らして繁殖する時と、
二つの顔を持つ生物です。

不思議!
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