マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

見渡す限り柿畑

2025-03-04 | 自然

いつもの道を逸れて山間の細い道を辿っていたら、突然、広い!柿畑が現れました。

この辺りに柿畑が多いことは分かっていましたが、

こんなに広大な柿畑があったとは!

柿の木は今は丸裸、

どの木もどの木も、力強い姿です。

まるでオブジェのようです。

でももうすぐ緑の芽が噴き出て、

秋には赤い大きな実が成る・・・自然はすごい

幹の色が黒っぽいのや白っぽいのや黄色っぽいのがありました。

作業中の人に訊いてみたところ

虫が巣くわないように、

高圧水流で表皮を剥くのだそうです。

そうすると、木は白い幹になって、また徐々に黄色っぽくなり、

茶色っぽくなって、やがて黒くなる、らしいです。

丁度その作業を見ることが出来ました。

↑ 枯れて切り倒した木の傍には、必ず若木が植えてありました。

↓ 歩幅で測ったところ、この木の横幅約8m

岡も、山と山の間の襞も、どこまでも柿畑で、夢の世界へ迷い込んだ気がしました。

↑ 正面の丘の上もすべて柿畑!

遠くから桜が咲いているのかな、と思いましたが、

近付くといい香り、薄いピンクの梅の花でした。

上の写真の右も、奥の方まで柿畑です。

春霞は美しいけれど、何もかもぼんやり・・・

クッキリ柿畑をまた見に行こう。

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梅の花

2025-03-01 | 自然

我家の梅もちらほら咲き始めました。

公民館の横の小さな梅畑の花は満開です。

梅の実が採りやすいように、見事な剪定です。

 

梅畑に添った小道の脇の、山神さま(矢印)

山神は山を守る神様だけど、

梅の花が咲くころ?山から里に下りて来て農耕の神様にもなるそうです。

山と里は繋がっているのです。

山を殺せば、村里も死んでしまう、

里が荒れれば山も荒れてしまう、

山神を見ながらそんなことを思いました。

ガクが緑色の梅はまだ5分咲のようです。

 

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春を待つ山

2025-02-27 | 自然

まだ梅も咲かず、桜の蕾も堅く、外に出る時はモコモコの上着が手離せませんが、

数日前から、我家に鶯が「も・う・す・ぐ・春・だ・よ」と告げにやって来るようになりました。

先日のドライブの車窓から見た山や池。

まだ緑色は少ないのですが、何となく春めいています。

霞んでいるのも春のせい?

踏切りを見ると写真を撮りたくなります。

標識は蒸気機関車!

 

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ちょっとだけ熊野古道 その2

2025-02-25 | 

前日は、一時かなり雪が舞いましたが、帰路はからりと晴れあがり、

遠くの山々が西日に照らされてきれいでした。

家に帰ってから、熊野古道の案内図を見て、行ったところを確かめていたら、

「栃原」の少し先に「馬鹿曲がり」の文字が。

どんなところなのでしょう。

次の日早速、もう一度「栃原」へ、そして「馬鹿曲がり」へ向かいました。

↓ 馬鹿曲がりの、本来のルートは、ここからこの急坂を降りて

このトンネルをくぐり抜けて、

さらに、細い橋を渡って行くようです。

かつては深い谷を降りては登る、曲がりくねった道で、難所だったそうです。

でも私たちは車を放置していくわけには行きません。

トンネルの入り口だけ眺めて、「馬鹿曲がり」の案内板の写真を撮って、

ルートを飛ばして、次に古道と車道が出会う所に先回りして、

車を降りて、またほんの少しその近辺の古道を散策するという、

我流の熊野古道散歩を続けました。

ひとつ屋根の下に仲良く4つの神様が並んでいます。

左から「庚申」「津島大王」「皇太神宮」「山神」

↓ 神祠の立て札

この傍から、古道はまた人ひとり幅の細い坂道を谷に降りていきます。

でも私たちは車で、谷の上にかかっている眼鏡橋を渡りました。

(眼鏡橋・明治40年に作られたレンガ作りの橋、その後、鉄道を通すために一つは埋められた)

そして、車を停めて、谷の向こう側から案内板に従って谷へ降りていきました。

立派なレンガの橋が見えます。

とても綺麗な水がサラサラと流れていました。

↑ 左上に、谷を登る古道が見えます。

家を出てから帰って来るまで、約3時間の「ドライブ散歩」でした。

谷川で拾ってきた石、

綺麗な層になっています。

手前の石は紙のように薄い。

 

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ちょっとだけ熊野古道・その1

2025-02-24 | 

「熊野古道・伊勢路」は熊野と伊勢を結ぶ古い道です。

幾つもの峠を越える細くて険しい道ですが、

今は、国道や広い県道と並行になっている所や交差する場所、車が通れそうな道も、一部あります。

私と夫は、車でしばらく「旧伊勢街道」を辿っていましたが、

現代の市街地に差し掛かって、先へ進むのをためらっている所だったので、

ここらで、熊野古道を探索してみようということになって、

まず家から比較的近くて、車で行けそうなところへ行ってみることにしました。

よく利用する国道42号線、車がビュンビュン走る広い道路を曲がるとすぐに

小さなかわいい駅(JR・栃原)がありました。

近くのお地蔵さん。立派な瓦屋根

扉に石がいくつもぶら提げてありました。

中耳炎の回復を祈るものだそうです(耳の形の石!に穴を開けている)

交差点などに「熊野古道」と記した旗が立っていて、

その旗に案内されて、少し進むと、

線路の傍に、宿がありました。

今は静かでしたが、春になれば熊野古道を歩く人たちが利用するのでしょう。

↑ 左の建物が宿(田島屋)

右の昭和レトロな建物は昔は病院だった?かもしれません。

(家に帰って調べてみると、現在は土曜だけ営業のカフェのようでした)

内部はすっかりおしゃれにリニューアルされているようです。

長い塀!

雪がちらついてきました。

ちらついていた雪がだんだん強くなってきました。

ここからしばらくは車の中から写真を撮りました。

かわいい手描きの看板、窓を開けてパチリ。

絵の動物は、犬や猫ではなく豚に見えます。

 

↑、新しい建物のようです(お茶の製造所)

↑ 別の製茶屋さん。こちらは古い建物で白壁の文字が素敵だったのに、見えない・・・

裏はずーっと、広い茶畑でした。

 

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