日々発見

日々新しい事に挑戦して・・・

湧き出るような蛍を見に行きませんか

2018-07-22 16:56:13 | 国内旅行

7月17日(火)

2ヶ月ほど前、きのぴさんからお声がかかった。
「ねぇ、湧き出るような蛍、見に行かない?・・・と言っても、
私も一度しか見たことがないんだけれど。」

運が良ければ、見られるかもしれない、ということで、
膝を痛めて、山歩きは無理だという夫を残し、
三人の山美女に付いて、朝6時出発、きのぴさんの車で尾瀬を目指した。

途中、環境保全の為、駐車場に車を置き、バスに乗り換え、鳩待峠まで。

ここから山ノ鼻まで徒歩で約1時間のコース。

きのぴ隊長が時々立ち止まっては道端の花の説明をして下さる。

ギンリョウソウ        下から覗くとなかなかかわいい     この花は?

疲れない山歩きのコツや、荷物の背負い方を教えていただきながら、
ゆっくり休憩を取りながら、山の鼻に到着。

簡単な昼食を、最新式携帯湯沸かし器で入れた
おいしいコーヒーと共にいただいた。

早い出発だったので、時間はたっぷり!
暑さを避けるため、山の鼻小屋に落ち着いて、夕方までお昼寝。

4時過ぎの戸外は先程より、少し涼しくなっていた。

 アザミ             名残のニッコウキスゲ      コオニユリ

燧岳を目指し木道を行けば、足元には

 ヒツジグサ            キンコウカ          ワタスゲ

振り返ると至仏山。
尾瀬ヶ原を独り占め!



水面に映る逆さ燧(ひうち)

腰を落として沼を見れば、まるでモネの世界。

 ノリウツギ           名残のコバギボウシ        カラマツソウ

     オオウバユリ(背丈1m強)       イブキトラノオ (2~30cm)


4時45分、小屋へ戻るともう食事の用意が整っていて大慌て。
勝手に6時からと思い込んでいたが、夕飯は5時からだった。

   私は初めての経験だったので知らなかったが、
他の方は「山小屋でこんなに立派なお食事が出るなんて・・・。」と
とても驚いていらっしゃった。

この後、石鹸は使えないが、お風呂に入り、
汗を流して、夕日を見に行った。

昼間の暑さが信じられない程涼しくて、
薄いダウンジャケットを着込んでずっと空を眺めていた。

 



刻々と色が変わり、夜空の大スペクタクルに歓声を上げていたら、
きのぴさんが「ああっ!痒い、痒い、ブヨに刺された!!!」

部屋に帰って見たら 、8分ズボンの下の方から侵入したらしく、
何と4~5か所も刺されて腫れ上がっていた。

応急処置をして、次は目的の「湧き上がる蛍の大群」を・・・

う~~~ん、大群はいなかったが、そこかしこにフワ~~ッ、
フワ~~~ッと、微かな光が飛び交い、手を広げると掌にも止まる。
居合わせた、見知らぬ、お顔も見えない方達とも、
声を掛け合って、喜び合った。

カメラには映らなかったが、足元には蛍、空には満天の星、
都会の激暑をしばし忘れ、9時の消灯まで、感激の時を過ごした。

    

コメント (10)
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