10日ほど前、kawasanが一冊の本を貸して下さった。
熊本大学名誉教授の「前田 浩」氏の著書
「最強の野菜スープ」という本だった。
抗がん剤の研究でノーベル賞の候補にも挙がっている方だそうだ。
いつも時間に追われ、なかなか本を読む時間がないが、
最近の雨空で、テニスに出かける時間が空き、
あっという間に読み終わった。
★ がん予防には野菜スープを食べるのが一番
★ 野菜スープは抗がん剤や放射線の副作用を軽減する
★ がんの治療後の体力回復や再発の防止に野菜スープは最適
★ 野菜スープで病気知らずの体になる、若返る
★ サラダより野菜スープは抗酸化力が100倍強い
長い本の内容を簡単に説明することは出来ないが、
がんをはじめ、ほとんどの病気や老化に密接にかかわっているのは
猛毒の「活性酸素」で、これは通常の酸素が変質した物で、
激しく活性化し、他の物質を激しく攻撃する。
この作用を酸化と言い、鉄が錆びるのも酸化で、
活性酸化の仕業であり、これが人体でも起きるのだそうだ。
何はともあれ、私はこれから毎日野菜のスープを飲むことにした。
実は以前から野菜くずを無駄にせず、冷凍庫に溜めて置いて、
それを煮てブレンダーで砕き、スープにしていたが、
そのような物では足りないと気付いた。
まず手始めに、冷蔵庫の中から、
キャベツ半分、玉ねぎ大一個、ニンジン2本、大根半分、
セロリ2本、シイタケ5枚、トマト1個で挑戦。
よく洗い、適当に切ってたっぷりの水を加え、
沸騰したら、火を弱め、30分ほど煮て、軽く胡椒と塩。
ブイヨンや香辛料を入れても良いが、塩分は極力控える。
これを小分けにして、3日分。
私はとても気に入った。
一度作って置けば、朝も夜も簡単に一品が用意でき、
サラダではこれだけの量の野菜を簡単に摂取出来ないが、
そのまま食べても、ポタージュにしても
野菜を食べているという満足感がある。
新鮮な出盛りの路地物や、緑黄色野菜などを使う、
また、トマトなどのリコピンは生よりも加熱した方が
抗酸化力が強いなど、
もっともっとたくさんの情報が書かれていた。
このスープと毎日の運動を続けたら、きっと溌剌とした
81歳になれるのではないかと確信した。
kawasan、ありがとうございました。