11月15日(火)
先週の8日・9日は木曽路に出掛け、
11日はお内緒クラブ参加の後、
八王子の「たま未来メッセ庁舎」内にある保健所に
ワクチン接種のため、家族3人で出掛けた。
毎日あれこれ用事があり、あっという間に一週間。
今日は昇仙峡へドライブ旅行。
千畳敷カールに出掛けた後、
家族でどこかに紅葉狩りに行こうと話している内に
実は昔 昇仙峡に三度行ったことがあるが、
毎回雨で ちゃんと見たことがないと母が言い、
夫は一度も行ったことがないと言った。
かなり昔、私はバス旅行で行ったことがあり、
多分仙娥滝からだったと思うが、
遊歩道をずっと下ってきたことがあった。
早速、我が家の庭師兼添乗員は旅行の手配を始めたが、
旅割のせいでどこもいっぱい・・・
ようやくネットで探し当てた「渓谷ホテル」は
一日三組しかお客様を受けず、
丁度、一室しか空いていない、ということだった。
しかも、旅割はもう予算の関係で終わっているので
利用はできないとのこと、
しかしそれほど高い料金ではなかった。
泊まれれば良い。
早速、夫はとにかく宿を確保してくれた。
当日は朝ゆっくりめに出発。
中央自動車道の甲府昭和ICで下り、昇仙峡を目指した。
平日は一方通行、土・日・祭日は通行禁止という
川沿いの道を走っていくと
オットセイや、猫や、ハマグリなどという名前の付いた
おもしろい形の石が木々の向こうに見え、おもしろかった。
昼食はこれもネットで見つけた県営無料駐車場横の「さわらび」、
ここから見える「覚円峰」はその昔、
覚円禅師が畳を数枚敷ける広さの頂上で
修行をしたという言い伝えがあるらしい。
駐車場でほうとう鍋がすごくおいしいと聞き、注文をした。
私は今までに4~5回ほうとう鍋を食べたことがあるが、
残念なことに、すごくおいしいほうとう鍋をいただいたことがない。
さて、昼食の後、夫は仙娥滝まで歩きたいと言い、
私は母を乗せて仙娥滝を目指した。
ところが、ナビに「滝ノ上駅」と入れてくれたそうで、
いつまでたっても「目的地の近くです」とは言わず、
そのまま山の中を一回り、先程出発した駐車場に戻ってきた。
もう一度、出発!
今度は「仙娥滝入り口」の文字を目印に、
お土産屋さんの駐車場に車を止め、
滝の入り口まで行くと、もうすでに夫が待っていた。
30分もかからずに歩けたそうだ。
入り口から滝までの下りは急な坂で
母は雨上がりで落ち葉の張り付いた階段を見るなり、
水晶のギャラリーを見ながら待っていると言った。
数軒の美しい店舗には高そうな水晶の原石、置物、装飾品が並び、
中に入って目の保養もしたかったが、お金も時間もないので、
諦めて、今日の宿に急いだ。
夫が後で送ってくれた写真
石門
写真では分かりにくいが、巨大な花崗岩に囲まれた石門は
わずかに離れていて、浮いているように見える。
昔、この岩が落ちてきたら・・・と恐怖を感じた所だ。
近くから見上げた覚円峰
1843年、長田円右衛門さんが、昇仙峡の人々の生活を向上させるため、
道を切り開いたのが始まりで
これが「昇仙峡の文明開化」になったそうだ。(続く)