2月6日(水)
朝からかなりの雪が降っていた。
日替わりのように晴れたり、曇ったり、吹雪いたり、
山の天気は男心?女心?
今日も奥志賀目指して滑る予定だったが、あちこち強風のために
リフトが止まってしまい、寺子屋で2~3回、
後はダイヤモンドのゲレンデで滑ることになった。
このゲレンデは広くてなだらか、
子供専用のキッズゲレンデも整備されているが、
さすがに今日は人影もまばら・・・
お昼ものんびり・・・
思い起こせば、松本に転居されたテニス仲間の
郁夫さん御夫妻に誘われて
初めて志賀高原にやって来たのは2001年だった。
彼の従兄弟の平野さんが、
上智大学のワンダーホーゲル部に所属、
卒業されてからも、ホテルベルグに集まって
スキーを楽しんでいらっしゃるそうで、
御親戚の法要で「是非いらっしゃい。」と声を掛けられたとのこと。
小さい時は別として、大人になってからは
ほとんどお会いすることもなかったらしい。
それからの御縁で、
毎年、平野さん御自身がお正月に葉書を下さり、
その年のベルグ滞在の日程を送って下さった。
いつも3週間ぐらいだった。
それに合わせて、我々も学生や友人に日程を知らせ、
いつの間にか、
その大きな輪に入れていただくようになったのだ。
私達はそれまで、結婚した当時は野沢、
子供達が小さい頃は菅平に20年近く、
子供達が大学に入ってからは、テニス仲間と白馬八方、黒姫、
戸隠、ブランシュ高山、エコーバレー、八ヶ岳・・・・
まだまだ思い出せないほどたくさんのスキー場で遊んできたが、
志賀高原のすばらしさに惹かれてもう13年間通い詰めている。
毎年、下手な私や学生達に優しく、
時には厳しく、スキーを教えて下さった平野さんは、
その後、4~5年目に帰らぬ人になられた。
初めてお会いした時には、もう、癌に侵されていらしたのだが、
従兄弟の郁夫さんですら、そのことを御存じなかったという。
最期の葉書に「せっかく声をお掛けしたのに、今年は都合が悪く、
行かれなくなりました・・・」と書かれていたが、
その時でさえ、
まさかの事態を予想した人はほとんどいなかった・・・
今日御一緒している功さん御夫妻と窪ちゃんは、
彼の学生時代からの御友人で、
私達には大先輩であり、先生である。
あれからずっとお世話になりっぱなしだが、
「人の縁」とは不思議なものだ。
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