衆院選の結果は、自民党と公明党の与党で3分の2以上の議員数。
とはいえ、投票率は最低を記録し、
自民は議席が減って、公明党がふえました。
自民党の議席がもっと増えると思っていたのか、
安倍首相は、テレビの生インタビューで不機嫌だったそうです。
一夜明けて、本来なら新聞休刊日でしたが朝刊が届きました。
今朝の新聞各社の社説を読み比べたら、「冷めた信任」を自覚せよ、
という毎日新聞の社説がおもしろかったです。
中日新聞の社説、「『声なき声』に謙虚たれ」と、
一面コラム「中日春秋」もよかったです。
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ところで、
昨日はあたたかい部屋の中に保管しておいたサツマイモを、
薪ストーブに入れて、焼き芋をつくりました。
ゆっくり熱を加えると甘さが増すので、
濡らしたペーパータオルとアルミホイルにくるんで、
さらに見つけてきた焼き芋器に入れました。
直火にあたらないようにストーブの隅に入れて約45分。。
ほくほくの焼き芋ができました。
安納芋とパープルスイート。
まえに焼き芋にして食べた時より、
確かに甘みが増しています。
おやつは焼き芋に決まり!
夕ご飯は、高島屋で買ってきた「黒毛和牛の味付け焼肉」を
野菜といっしょに焼きました。
つけあわせは、コールラビの千切りとキャベツ。
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とはいえ、投票率は最低を記録し、
自民は議席が減って、公明党がふえました。
自民党の議席がもっと増えると思っていたのか、
安倍首相は、テレビの生インタビューで不機嫌だったそうです。
一夜明けて、本来なら新聞休刊日でしたが朝刊が届きました。
今朝の新聞各社の社説を読み比べたら、「冷めた信任」を自覚せよ、
という毎日新聞の社説がおもしろかったです。
中日新聞の社説、「『声なき声』に謙虚たれ」と、
一面コラム「中日春秋」もよかったです。
社説:衆院選 「冷めた信任」を自覚せよ 毎日新聞 2014年12月15日 高揚感なき信任である。衆院選で自民党は絶対安定多数を確保し、与党で3分の2以上の議席を維持した。国会での1強構図は続き、安倍晋三首相は国政を担う新たな基盤を得た。 追い風も逆風も感じられなかったが、結果はほぼ一方的だった。消費増税先送りを理由とした解散の大義には疑問がつきまとい、争点がつかみにくい選挙は異常な低投票率に沈んだ。それが厚い地盤を持つ組織型の政党に有利に働き、与党の議席を積み上げた。 2年前の衆院選で政権から転落した民主党をはじめ、野党は受け皿となる構想を示せなかった。この間の自公政権の運営がかつての民主党政権よりも比較的安定していたとの評価が勝因だろう。 だが、この審判で「安倍政治」全般が信任されたわけではない。 衆院選は本来、外交、内政全体にわたり政権公約を競う選挙だ。ところが急な解散のうえ、首相は「この道しかない」とアベノミクスの是非に争点を絞り込んだ。 原発再稼働の是非、超高齢化・人口減少社会での社会保障のあり方、特定秘密保護法による情報管理などさまざまな課題はほとんど語られずやり過ごされた。集団的自衛権の行使を認めた憲法解釈の変更の是非すら与党は正面から提起しなかった。 肝心の経済政策にしても格差の拡大を含め、本当に議論が尽くされたと言えるだろうか。国民の多くは景気好転を実感していない。野党から具体的な対案が示されない以上、「成果を待とう」と期待をつないだのが実態だろう。 だからこそ、首相は何もかも授権されたかのように民意をはきちがえてはならない。有権者の約半数しか投票に参加しない選挙であり、国会での優位が続くとはいえ自民党は公示前の勢力よりわずかに数を減らした。 小選挙区は実際の得票率以上に多数派への議席集中を起こす制度だ。勝者にはいたずらに「数」を用いぬ節度が求められる。首相の悲願である憲法改正も公約の約300項目のひとつに含めたからといって、国民の賛意の表れとみなすことはできない。決め手を欠く成長戦略や財政の健全化に、今度こそ結果を出すことが、第3次内閣に課せられた使命であろう。 それにしても民主党など野党の不振は深刻だ。共産党が気を吐いたとはいえ、低投票率は政権に批判的な人の多くが棄権した結果でもある。国会で監視機能を果たせるか、このままでは心もとない。建設的論戦を挑めぬようでは議会政治の根幹が揺らいでしまう。 わが国はかつて政党政治が機能不全を来し、やがて戦争への道を歩んだ苦い歴史がある。野党が頼りにならなければ、自民党政権が行き詰まった時に政治が誤った方向に走りかねない。 戦後最低の投票率はそれほどに危うい。投票率を回復するために何が必要か、今後政党が総力を挙げて取り組むべき課題である。 |
社説:「声なき声」に謙虚たれ 安倍政権継続へ 2014年12月15日 中日新聞 衆院選結果を受けて安倍内閣は継続するが、懸案は山積だ。選挙結果には表れない「声なき声」にも謙虚に耳を傾け、政権運営に誤りなきを期すべきだ。 衆院議員の任期四年を半分以上残した時点での解散・総選挙を仕掛けた安倍晋三首相は、安堵(あんど)していることだろう。 自民党が党勢を維持し、来年四月の統一地方選でも大敗しなければ、首相は来年九月予定の自民党総裁選で再選される可能性が高くなる。長期政権も視野に入る。 選挙結果だけを見れば、有権者は当面、安倍政権の継続を認めたことになる。 絶対得票は30%未満 衆院で三分の二以上という議席数は圧倒的だ。参院で否決された法案も、衆院で再可決すれば成立させられる。それほど強い政治力を、自民、公明両党は引き続き持つことになる。 しかし、その足元は、強固とは言い難い。 投票率は史上最低の52%台にとどまる見通しだ。与党の得票率が40%程度だとしても、全有権者数に占める得票数の割合「絶対的得票率」は30%にも満たない。 それが選挙制度だと言ってしまえば、それまでだが、安倍政権の側はまず、全有権者の三割に満たない支持しか得られていないことを自覚しなければならない。 有権者の側も、政権への支持が全有権者の三割に満たなくても、憲法改正を発議できる議席を与えてしまう事実に、もっと関心を払う必要があるだろう。 「国のかたち」でもある憲法の発議を、国民の大多数が望むのならともかく、少数の手で進めてしまっていいわけがない。 半数近くの有権者が投票所に足を運ばなかった理由は多々あるだろう。まずは、首相が解散に踏み切った理由への疑問だ。 主要政策、世論と乖離 税は民主主義の根幹だが、今回の衆院選で問われたのは消費税の増税ではなく、再増税先送りの是非だ。有権者の戸惑いは最後まで消えなかったのではないか。 民主党が今回、定数の半分に満たない候補者しか擁立せず、政権選択の衆院選だった過去二回とは趣が異なった。安倍政権の「信任投票」では、有権者の足が投票所から遠ざかっても無理はない。 さらに、一票を投じても政治は変わらないという諦めが有権者側にあったのなら見過ごせない。 序盤から終盤まで一貫して、自民党の優勢が伝えられた。あくまで調査に基づく選挙情勢の報道ではあるが、有権者に先入観を与えることはなかったか。報道の側にも自戒が必要だろう。 首相は選挙結果を安倍政権の信任と受け止め、政策遂行や政権運営の推進力とするに違いない。 まずは解散名にも名付けられた首相主導の経済政策「アベノミクス」である。首相はデフレから脱却し、経済を再生するには「この道しかない」と訴え続けた。 大企業や富裕層を中心に円安・株高の恩恵を受けている人たちもいるのだろうが、その果実は国民全体、特に中小企業や地方への広がりを欠くこともまた、選挙戦を通じて明らかになった。雇用は増えたが非正規の割合も増えた。 世論調査では首相の経済政策を評価しない人が半数を超える。本当に「この道」しかないのか。 外交・安全保障も引き続き重要課題だ。首相は衆院選で集団的自衛権の行使容認も支持されたとして、安全保障関連の法整備を進める方針を明言した。 歴代内閣は四十年以上、集団的自衛権の行使は憲法に反するとの解釈を堅持してきた。それを一内閣の判断で、十分な国会審議も経ずに変えていいのか。 公示直前の共同通信世論調査では、安倍政権の安保政策を支持しない人は53%に達する。このまま進めていいわけがない。 原発再稼働も同様だ。首相は選挙戦で原発・エネルギー政策について多くを語らなかったが、政府は国民の多数が反対する再稼働に向けた動きを着々と進める。 主要政策だけをみても、安倍政権が強引に進めれば、世論との乖離(かいり)が広がるのは明らかだ。 誤りなきを期すには 安倍首相の祖父である岸信介首相は一九五八(昭和三十三)年、国会でこう述べている。 「最後の審判は選挙で決まりますが、世論の動向、国民の意向には絶えず十分に耳を傾け、『声なき声』にまで耳を傾けて誤りなきを期することは、政権を担当しているわれわれが、かねがね考えていることであり、考えていかなければならぬと思います」 選挙結果に傲(おご)ることなく、野党はもちろん、選挙結果に表れない国民の声にも耳を傾けねばならない。「一強」であればなおさら、胸に刻むべき政治の要諦である。 |
中日春秋(朝刊コラム) 2014年12月15日 中日新聞 「富はよく見えるが、貧は隠れる」。そんな警句を吐いたのは、二十世紀の米国を代表する政治記者だったレストン氏である ▼戦火やまぬ時代を記者として見続けた彼は「戦争の最初の犠牲者は良識であり、次の犠牲者は自由と開かれた言論だ」と説きつつ、政治のありようを見据え、こうも言った。「すべての政治は、大多数の人々の無関心によって立つ」 ▼なるほど多くの国民が政治に物言う気すらなくせば、為政者は思うように力をふるえる。半数近くの有権者が投票しなかった総選挙の結果を見れば、日本の国政も「大多数の無関心の上に行われる」ことになったのかもしれぬ ▼ただ投票しなかったのは棄権した大人たちだけではない。一千兆円を超す国の借金を担わされることになりそうなのに、六人に一人が貧困に陥っているという子どもたちの「声なき声」に耳を傾ける政治であってほしい ▼今年のノーベル平和賞の授賞式会場には、一つの空席があった。子どもの貧困に取り組み、受賞したサトヤルティさんが、その席には誰も座らぬよう望んだという。彼は語った。「私は沈黙の響きを代表して、ここにいます。取り残されたままの数百万人の子どもを代表して、ここにいるのです。その空席は、そういう現実を思い起こすためのものです」 ▼国会議事堂にも、そんな「沈黙の響き」を代表する空席があるといい。 |
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薪ストーブに入れて、焼き芋をつくりました。
ゆっくり熱を加えると甘さが増すので、
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夕ご飯は、高島屋で買ってきた「黒毛和牛の味付け焼肉」を
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