みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

2歳児以下、分かれる対応 保育園の「育休退園」ルール(稲熊美樹)/リコリス(夏水仙)と朝顔開花

2015-08-07 21:26:54 | ほん/新聞/ニュース
明日から泊まりで、「議員と市民の勉強会」と市民派議員政策研究会です。
今日は一日、レクチャー用の料作りに追われていました。
夕方には、ほぼ出来上がり、あとは明日朝、印刷するだけです。

わたしは、明日とあさっての午前の講師を依頼されています。
あさっての午後は、中日新聞の白井さんのお話。
後半のコーディネーターを引き受けているのですが、
白井さんの話ヲお聞きするのか楽しみです。

きょうの中日新聞生活面は、稲熊美樹さんの
「2歳児以下、分かれる対応 保育園の「育休退園」ルール」の記事。

所沢の話はひどいと思っていたので、
このテーマは他人事ではなく、関心があります。

  2歳児以下、分かれる対応 保育園の「育休退園」ルール
2015年8月7日 中日新聞

 第二子以降の育児休業中に、二歳児以下の上の子が保育園を退園させられる問題で、埼玉県所沢市では保護者が市を訴える行政訴訟に発展した。中部地方では、二歳児以下であれば退園を迫る自治体が多い一方で、子どもの成長や発達を保障するために退園させない市もあり、対応が大きく分かれている。

 「保育園に毎日楽しく通っているのに、もうすぐ通えなくなる。せっかく生活リズムに慣れたのに…」

 六月に第二子の男児を出産した愛知県内の女性(38)は、二歳になったばかりの長女がはしゃぐ姿を見つめてため息をついた。女性が住む市の方針のため、長女は八月末に退園しなければならないからだ。

 女性は育児休業中で、来年四月に復職する予定でいる。長女が再び同じ園に戻れるかどうかは分からない。この園では、これまでにも戻れなかった子がいたという。

 内閣府子ども・子育て本部によると、保護者の育休中の保育については、自治体の裁量に委ねられている。愛知県の多くの市町村は、上の子が二歳児以下で保護者の就労を理由に保育園に通っている場合、上の子に退園を迫っている。自治体側の理由はさまざまだ。

 女性が住む市は「育休中は家庭での保育が可能だから」と説明。その園に入りたい待機児童がいなくても退園措置は変わらないという。しかし三歳児以上であれば「集団保育の必要性がある」として、多くの自治体が原則として継続利用を認めている。

 愛知県岩倉市やあま市は、退園のルールをつくっているが、現行では二歳児が継続して通うことを認めている。一方で同県豊田市は三歳児でも退園させている。

 ただ、都市部を中心に、上の子がゼロ、一歳児でも継続して通園できる自治体も多い。名古屋市は、上の子の年齢にかかわらず、育休中も継続して保育園に預けられる。担当者は「保育園に通う子は、保育園を中心に生活を組み立てている。利用希望があるなら、受け皿を用意するのが行政のあり方」とする。

 他にも「保護者からの要望がある」(金沢市)「子どもの環境が変わってしまうし、復職時に再度同じ園に戻れるよう調整するのは難しい」(大津市)など、保護者や子どもの意向に配慮した姿勢が目立つ。四月から退園せず済む制度に変更した愛知県津島市の担当者は「核家族化で“孤育(こそだ)て”が問題となっており、保育園が保護者の子育てをバックアップしたい」と話す。

 一、二歳児の保育に詳しい横井喜彦・中京学院大准教授(保育学)は「子どもたちは、集団で友達と一緒に過ごすことで心理的に豊かに成長し、必要な運動も保障され、その後の発達にも大きな影響を及ぼす」と話す。特に保育園の一、二歳児(一~三歳十一カ月)の子の成長には影響が大きいため、「継続して保育を受けられるようにすべきだ」と強調する。
 (稲熊美樹)

 <育休退園> 母親の産前休業(6週間)と産後休業(8週間)の期間は、上の子の保育が法律で認められている。育児休業期間も「保育を利用できる」と法律に書かれているが、市町村の義務ではないため、現実には保育を継続するか打ち切るか市町村が判断。育児休業に切り替わるときに上の子を退園させるところが少なくない=図参照。
 


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リコリスが咲きました。
夏に咲く水仙に似た花だから別名「夏水仙」。

数年前にあちこちに植えたので、今年はあちこちに咲いています。
  

夏のあいだ、咲き続ける千日紅。
ドライフラワーにしてもきれいです。


玄関の横には、こぼれ種から育った朝顔が咲いています。
  
ここ数年は、種を蒔かなくても、
前の年の種から芽を出して、ひとりでに咲きます。




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