みどりの一期一会

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女性議員倍増へ「行動を」 男女比50:50が世界の流れ/超党派議員連盟 “女性議員増へ新制度を”

2015-08-28 15:15:02 | ほん/新聞/ニュース
お昼ごはんは、きょうも冷麺。

  食べてみたかった、
寿がきやの「特製冷やしラーメン」です。

何日か前、NHKニュースを見ていたら、
超党派の議員連盟が、女性議員を増やすための法案をまとめたとのこと。

衆議選比例代表で、重複立候補者の惜敗率で、
男女交互に当選させる制度をつくる、ということらしい。

だれであっても、まず女性議員を増やす制度づくりを
されることは、一歩前進で、歓迎です。


 超党派議員連盟 “女性議員増へ新制度を” 
NHK-2015/08/23 

女性議員を増やすための具体策を検討している超党派の議員連盟は、衆議院選挙の比例代表で、男性と女性を順番に当選させ、当選者の男女の比率を近づける、新たな制度を導入するなどとした法案をまとめました。

この議員連盟は、自民党の野田前総務会長や民主党の中川元文部科学大臣ら超党派の議員が参加して、女性議員を増やし、政治参加を促進するための具体策を検討しているもので、このほど法案をまとめました。
それによりますと、国政選挙では、立候補者に占める男女の割合をできるかぎり同じにすることを基本原則として明記し、各政党に対し、女性の候補者数の目標を定めることなどを求めています。
そのうえで、衆議院選挙の比例代表で、小選挙区と重複立候補した候補者について、小選挙区での惜敗率に基づき、男性と女性を順番に当選させる新たな制度を導入するとしています。
議員連盟は、新たな制度の導入で、衆議院選挙の比例代表で当選する男女の比率を近づけることが可能になるとしていて、各党と調整し、法案を国会に提出したいとしているほか参議院選挙や地方選挙に関しても具体策を検討していくことにしています


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女性議員倍増へ「行動を」 男女比50:50が世界の流れ ”
2015年8月25日 東京新聞

 女性議員を増やす「クオータ」や「パリテ」と呼ばれる選挙制度について理解を深めるワークショップが、埼玉県嵐山町の国立女性教育会館であった。日本の女性議員比率はアジアでも最低レベルで、衆院はいまだ一桁。足踏みしている間に、世界の流れは男女同数を目指す段階に入ったことが報告され、具体的な取り組みを迫る声が相次いだ。 (柏崎智子)
 ワークショップは、全国の女性団体が参加し二十二日まで三日間開かれた「男女共同参画推進フォーラム」の一企画で、「クオータ制を推進する会」(赤松良子代表)が二十一日に実施。超党派の国会議連が検討中の「日本版パリテ」について話し合った。
 パリテは、同数を意味する仏語。一定の議席や候補者割合を女性に保障するクオータ制の一つで、女性だけでなく両性について「上限60%」などと規定するところに特徴がある。近年、各国で急速に広まった。
 ゲストに招かれた議連会長の中川正春衆院議員は、パリテの考え方に基づき、選挙の候補者は男女半々とする理念を定めた法案と、衆院選比例代表で男女を同数当選させるやり方を各政党が選択できる公職選挙法改正案の二本を、秋の臨時国会へ提案したいと説明。「これまで具体的に法律の枠組みで真正面から取り組むことを怠ってきた。ぜひ成立させたい」と語った。
 国連女性差別撤廃委員長の林陽子弁護士は、「日本の目標は世界から二十五年遅れている」と指摘。政府は二〇二〇年までに指導的立場にある女性を30%に増やす目標を立てたが、国連は一九九〇年、30%を九五年までに達成すると決議している。さらに今年、二〇三〇年までに男女割合を五十対五十にする目標を定めた。
 「男女を区別しないだけでなく、実質的に平等となる取り組みをしなければ、差別解消ではない」とし、パリテの実施を支持した。
 各国のクオータ制度に詳しい三浦まり上智大教授は、法案を「小さなステップだが大きな意義がある」と評価。市民側も、政党の取り組みを監視するとともに、議員になりたい女性を見つけ、議会へ送り出し、孤立しないよう支え続ける必要があると語った。
 また、当面の目標として、現在八十三人いる女性議員を今後三回の国政選挙で二倍に増やし、比率を20%に、五回の選挙後には30%まで高めようと提案。「夢を持てるように」と、一九六〇年代の所得倍増計画ならぬ「女性議員倍増計画(JG83)」と名付けた。
 会場と意見交換後、アピールを採択。法案を成立させ、各党は期限や数値を定めた行動計画を作り、地方組織でもパリテを実施すること-などを求めた。
 インターネット上の女性団体「全日本おばちゃん党」代表代行の谷口真由美大阪国際大准教授は「小異は捨て、一致団結が大事な時もある。議員になる女性を女性が支えていこう」と呼び掛けた。 


  女性地方議員:性的嫌がらせ被害 半数「ある」”
毎日新聞 2015年08月21日

 「子どもも産んでないのに」「女はおとなしく」−−。こんな言葉を浴びせられるなど、女性地方議員の半数あまりが議員活動中に性的嫌がらせを受けていたとの報告集を、女性議員らでつくる全国フェミニスト議員連盟が作製した。今後、各地の議会事務局や図書館に購入してもらい、人権教育などでの活用を呼びかけていく。

 東京都議会で昨年6月、女性蔑視のやじが問題となったことを受け、議連は会員の現職・元職約200人と、女性都議や都内の女性市区議など計600人以上を対象として同7〜8月にアンケートを実施し、143人から回答を得て、その結果を報告集にまとめた。

 議員活動中に他の議員や職員から性的な嫌がらせや不快な言動を受けたことがあるかを尋ねたところ、52%に当たる74人が「ある」と答えた。回数は「1〜5回」が50人と最も多く、「数えきれない」も13人いた。

 被害を受けた際の在職期数は1期目が44人で最も多かった。具体的な被害としては、尻をなでられたり、抱きつかれたりする身体的接触のほか、議会質問などを巡り「子どもも産んでないのに」「女の子だからおとなしくしていなさい」といった言葉を浴びせられた事例が報告された。

 自分以外の女性議員が被害を受けたのを見聞きしたと回答したのは65人。「子どもを産まない女はA級戦犯」と言われていたケースもあった。男性議員の被害も21人が見聞きし、体形をからかわれたり「(子ども)できないの?」と言われたりしていたという。

 議連で調査を担当した東京都八王子市の陣内泰子市議は「全国に同じような体験をした議員がおり、これを明らかにすることで議会を変えていく力にしたい」と話す。

 報告集はB5判64ページで500円(送料別)。議連ホームページ(http://www.afer.jp/)からメールで申し込める。【稲田佳代】


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