みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

活躍する女性ビジネス相談員 家庭含めアドバイス(稲熊美樹)

2015-08-26 15:59:53 | ほん/新聞/ニュース
一昨日の8月24日の中日新聞生活面、
稲熊美樹さんの記事でした。

働く女性の立ち位置での視点が、
職場復帰されてからも、ますます冴えています。

  活躍する女性ビジネス相談員 家庭含めアドバイス
2015年8月24日 中日新聞

 女性の起業家支援に、女性のビジネス相談員が活躍し始めている。女性らしい視点を生かしたアイデアを、新たな商品やビジネスにつなげるのが得意だが、全国的にはまだまだ希少な存在。「女性の起業を増やすには、女性相談員の育成も必要」という声が上がっている。

 「単なるインテリアコーディネーターの仕事とは違って、生活全部を良くしたいと思っていることを分かってくれた。女性の相談員ならではと思いました」

 整理収納やインテリアのコーディネートなどを手掛ける鈴木貴子さん(51)=愛知県岡崎市=は、岡崎ビジネスサポートセンター「Oka-Biz(オカビズ)」に最初に相談した一年半前のことをこう振り返る。

 三人の子を出産後、建築会社を経て、インテリアコーディネーターとして独立した。だが病気になった夫(59)の介護のため、四年ほど仕事を中断。事業を再び軌道に乗せようとしていた時だった。

 相談に乗ったのは、岐阜商工会議所で起業相談の経験があるオカビズ副センター長の高嶋舞さん(33)。三人の保育園児を育てる母でもある。

 鈴木さんが高嶋さんと相談して行き着いた事業コンセプトは「私が仕えることによって、お客さまの心が舞うように楽しい生活を送れるようになること」。相談を受けたのが男性相談員なら、「何の夢物語を語っているのか」と、ピンときてはもらえない可能性が高いアイデアだった。

 しかし高嶋さんは「面白い」と賛成し、鈴木さんは今年一月、「仕舞(しま)いコーディネーター」として本格的に再出発。二人で仕事を紹介するリーフレットの文言を練ったり、情報発信のためのブログを始めたりした。

 生活全てをコーディネートする発想は、特に四十~六十代の女性に受けが良い。鈴木さん本人の自宅の収納やインテリアを実際に見てもらいながら、「仕舞う」ことの意義を伝えるセミナーは順番待ちも。着実に顧客を増やしている。「介護経験がビジネスでの強みだと認識できたのも、高嶋さんのおかげです」と感謝する。

 オカビズは市と商工会議所が設置。女性相談員は高嶋さんを含め三人おり、相談者の三割が女性だ。

 一方、静岡県富士市の市産業支援センター「f-Biz(エフビズ)」でも、三人の女性相談員がおり、特に女性の創業や新事業の相談に実績を上げている。毎日一人は女性相談員が応じているのが特徴で、女性からの相談が65%を占めている。

 エフビズの小出宗昭センター長によると、主婦が起業する際の壁は、仕事と家庭との両立。「女性の相談員は働く女性で、起業家の先輩といえる。現実感を持って伝えられる」と話す。子連れでも相談できるようにするなど、女性が相談しやすい体制を整えている。

 中小企業白書によると、全国で一年に起業する約二十万人のうち、女性は三割ほど。一方の女性相談員は「統計はないが、ほとんどいない」(経済産業省)という。

◆感覚が市場に近い
 <中小企業支援に詳しい山口義行・立教大経済学部教授(金融論)の話>女性は一人の消費者として暮らしており、どんな商品が求められているか、感覚が市場と近い。そうした視点は起業や中小企業支援でも必要で、女性相談員は求められる存在。女性経営者には育児など女性特有の困難さがあるが、女性相談員はそれに共感でき、他の経営者からの情報も集まりやすく、アドバイスもしやすい。
(稲熊美樹) 


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ところで、
このところ大量の野菜たちが届きます。

手間がかかるせっかくの無農薬野菜、
残すともったいないので、工夫して食べています。

ウオーターレンジで作った、ピーマンの丸焼き。

一度にたくさん作れて、
一度にたくさん食べられます。

シンプルに、減塩醤油をスプレーしただけ。
肉厚ピーマンがおいしいです。

長ナスの味噌煮も、
レンジで3分ほどチンして、
味噌を溶きいれてさらに3分ほど加熱。

そのまま蒸らして、食べる前に
かつお節とミョウガをかけました。

火を使わないので、暑さがしのげます。

鶏ムネ肉とミョウガのから揚げ

から揚げを作った粉が余ったので、
ミョウガも揚げてみました。

フキノトウの天ぷらみたいな食感で、
ミョウガの香りがしてオツな味です。

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