みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

12月25日(土)のつぶやき

2010-12-26 01:23:26 | 花/美しいもの
11:28 from Tweet Button
きょうのブログ。○ウインターイルミネーション『冬華の競演』2010年のテーマは「富士と海」byなばなの里 #goo_midorinet002 http://t.co/Qc9YQPp
by midorinet002 on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウインターイルミネーション『冬華の競演』2010年のテーマは「富士と海」byなばなの里

2010-12-25 09:42:02 | 花/美しいもの
クリスマスイブの昨夜は、ともちゃんとふたりで、
「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」(2009年)を見てすぐ寝ました。

夕方から雪になるとの予報でしたが、クリスマスの朝は晴れてよい天気。
おひさまの光のなか、白い雪らしきものがちらほら落ちてきます。

今年も早々と行ってきた
「なばなの里」のウインターイルミネーションを紹介しますね。

 なばなの里HP

ウインターイルミネーション『冬華の競演』(なばなの里)

今年のメーンテーマは「富士と海」。

点灯式に間に合うくらいの早い時間に行ったのですが、
すでにたくさんの人、ひと、ひと。
真ん中の「水上イルミネーション」の池を通り抜けると、
いよいよ「光のトンネル」と「富士と海」です。
    

光の回廊「華回廊」(200m)120万球の輝きとのこと。
     

   

  

   

応援クリック人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

「光のトンネル」をくぐり抜けると幻想的な世界。
とはいえ、すでに人でいっぱいなので、
まず全体を見渡せる展望台にあがりました。
高台の展望台から見るイルミネーション。
   

  

2010年 テーマは『富士と海』

今回新登場!テーマは『富士と海』
8,000坪(約26,400㎡)の広大なあじさい・花しょうぶ園は、2007年シーズンより毎回テーマを持たせたイルミネーションでお楽しみ頂いています。今回はあじさい・花しょうぶ園を太平洋の大海原と見立て、背景には「日本一の山 富士山」をイルミネーションで表現致しました。又、大海原にはイルカの親子が仲良く泳ぐ姿もイルミネーションで表現されます。前回のスケールを上回るダイナミックなイルミネーションをご期待下さい。  


下へ降りて間近で見る富士山と海。
   

ひとの頭を気にしないで激写。
  

   

  

   

一方通行で、帰りにとおる「虹(レインボー)」。
100mのトンネルに七色のLEDが輝いていて素敵でした。
  
「水上イルミネーション」も点灯。
 
すっかり冷えたので、なばなの中にある「里の湯」に入ってきました。
この温泉、「鏡池」の裏にあるのですが、
ゆったりしてて、人も少なくて、きれいなので好きです。

今年のなばなの里のウインターイルミネーション『冬華の競演』は今まででいちばん。
LEDの青い海が幻想的で、色を変える壮大な富士山がとってもきれいでした。

最後まで読んでくださってありがとう
人気ブログランキングへ  クリックを

 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月24日(金)のつぶやき

2010-12-25 01:25:18 | 花/美しいもの
11:40 from Tweet Button
ふくらむクリスマスローズ、水仙の蕾、春を待つ踊子草/深刻な医師不足に悩む自治体  #goo_midorinet002 http://t.co/bhCaBkw
by midorinet002 on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふくらむクリスマスローズ、水仙の蕾、春を待つ踊子草/深刻な医師不足に悩む自治体 

2010-12-24 10:56:05 | 花/美しいもの
きょうは楽しいクリスマスイブ♪
クリスチャンじゃないので特になんにもしないけれど、
子どもたちが小さかったころは、ケーキを買ってきてわいわいと食べていました。

明日はクリスマス!で思い出して、
クリスマスローズの茂った外葉を切り取ったら、

なかからかわいい蕾があらわれました。

クリスマスには間に合わなかったけれど、
これから次々に可憐な花を咲かせてくれることでしょう。
  
クリスマスローズが好きで、いろんな品種の苗を植えたのですが、
どんな花が咲くのかも楽しみです。

ムラサキハナナ、水仙・・・春を待つ花たち。
  

わびすけ(椿)の花後。
やっぱり椿の花は首から落ちますね。

イチゴノキの花は、これからが盛りです。
 
花のあと、イチゴのような赤い実をつけます。

踊子草もたくさん生えてきて、春を待っています。


  

かぶさっていたノウゼンカズラの蔓と葉を始末したら、
苔があおあおと生き返ったようになりました。
  
この苔は、大きな石の上に何十年も生えているのですが、ちょっと気むずかしくて、
上に葉やゴミが落ちたりすると、すぐに茶色くなってしまうのです。

  
その手前の秋明菊、寒い日が何日か続いたら一気に白い綿毛になりました。

  
風にふかれてふわふわと飛んでいきます。



応援クリック人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

ちょっと気になるニュース。
産婦人科や小児科の医師不足はどこも深刻のようです。
どこに暮らしていても、子どもを安心して生み育てることができるシステムが必要ですね。

 病院建て替え悩める自治体 お金かけても施設は遊休化…
(2010年12月7日) 【中日新聞】

見通し立たぬ医師確保 “見切り発車”で計画も
 ドアをワイヤ錠で留めてある産科などの病棟。経費節減のため照明も落としてある=長野県安曇野市の安曇野赤十字病院で 老朽化に伴う公的病院の建て替え計画が、各地でめじろ押しだ。しかし、全国的な医師不足のため、施設に見合った医師数を確保できる見込みがないまま、改築に着手する病院も多くみられる。働きやすい環境を整えなければ医師は来ないし、医師が来なければ、結果的に無駄な投資に終わる可能性もある。(市川真)

 長野県安曇野市に今年7月、建て替えされた安曇野赤十字病院がオープンした。「きれいでホテルみたい」と見舞客は目を見張るが、病棟3階フロアは電気が消され、病室のドアは鎖でつながれたまま。常勤医師がいないため、閉鎖したままの産科などの病棟だ。
 「お産の取り扱い再開を望む地域の要望は非常に強いが、医師が来なければ何ともしがたい。残念だ」。沢海明人(さわうみあきひと)院長は悔しさをにじませる。
 医師が足りないのは産婦人科だけではない。呼吸器科と脳神経外科も常勤医がおらず、小児科や救急、内科も募集中だ。病院のウェブサイトには「医師急募」の文字が並ぶ。
 同病院は2005年度まで、年間分娩(ぶんべん)数500を超し、地域の妊婦にとって頼りになる存在だった。ところが、3人いた常勤医の1人が退職、開業したのをきっかけに、慶応大から派遣されていたほかの2人も引き揚げ、翌年度から分娩を扱えなくなった。今は信州大からの非常勤医師による外来のみ行われている。
 地域一帯では、分娩できる病院が減っているものの、“産科難民”が出ているわけではない。妊婦の多くは、隣の松本市などに通院しているためだ。別の病院で双子を産んだ安曇野市の母親は「友だちは30分ぐらいかけて車で通院している。困っているとは聞かないなあ」と話す。
 そんな時に持ち上がったのが、老朽化による建て替え計画だった。01年度から赤字が続く病院側は、当時の南安曇郡5町村(05年10月に合併)に資金援助を要望。合併協議会や、地元と病院でつくる検討委員会を通して議論し、行政が建て替え費用約90億円の3分の1を超す34億円の支援を決めた。財源は全額合併特例債を充てることにした。同時に、産科を再開させることなどの重点項目を病院に要望した。
 沢海院長によると、検討委の議論の中で、医師の確保が難しい産科などの診療科を集約するかどうか話し合われたが、「新市に総合病院は必要」という結論に至ったという。しかし、地元との約束は果たされないままだ。
 病院が産科を再開できずにいることに対し、市側は苦慮する。支援を決めた当時の平林伊三郎前市長は「病院を新しくすれば医師が来てくれると思っていた。われわれの期待は甘かったのかな」
 同病院はいま、信州大などに医師派遣を頻繁に働きかけているが、返答ははかばかしくない。大学にも人員的余裕はないからだ。
 30〜40年前に建てられた各地の公的病院が今、続々と建て替え時期を迎えている。施設に見合った医療スタッフを確保できるのか、自治体側は頭を痛める。
 静岡県の袋井市と掛川市の市民病院が統合し、13年度当初に開業予定の新病院。現在の両病院の医師数より、産婦人科や小児科、呼吸器内科などで常勤医を20〜30人は増員する必要があり、「市長や病院長が大学に派遣を要請するつもり」(新病院建設事務組合)という。
 愛知県の稲沢市民病院も14年度中の完成を目指して計画中。救急や小児科などを中心に、常勤医を現在より10人増やす必要があり、「大学医局に派遣を働きかけたい」。休止中の分娩の扱いは「医師確保が難しいので当面行わない」という。現在のところ、両病院とも医師確保の見通しは立っていない。

診療科転用も検討を 伊関友伸准教授 
 地域医療に詳しい城西大(埼玉県)経営学部の伊関友伸准教授(行政学)の話
 医師が働きやすい環境にするためにも病院建て替えは理解できるし、地域医療にとって公的病院は必要で、自治体は維持のためのお金を出すべきだ。しかし、医師が集まらず、病床を閉鎖している病院は全国にいくつもあるのも現実だ。
 産婦人科は全国的に不足しており、安曇野赤十字病院がお産の取り扱いを再開できるほど、まとまった医師数を確保するのは難しい。産科病棟が欲しいという気持ちは分かるが、閉鎖中の病床を他の診療科に転用して再開した方が、病院経営的にはよいだろう。
 外来診療をしていない休日や夜間の時間帯に、軽症患者が安易に救急外来に訪れる“コンビニ受診”といった患者側の問題もある。医師という人材をいかに大切に扱うか、住民も意識を変えていく必要がある。 



最後まで読んでくださってありがとう
人気ブログランキングへ クリックを

 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月23日(木)のつぶやき

2010-12-24 01:31:04 | 花/美しいもの
18:53 from Tweet Button
きょうのブログ。○おススメ『快楽白書2011』40代からの深まる大人の快感/『おんなの気になる病気と医療の新常識』 #goo_midorinet002 http://t.co/Jn6P84o
by midorinet002 on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おススメ『快楽白書2011』40代からの深まる大人の快感/『おんなの気になる病気と医療の新常識』

2010-12-23 17:50:36 | ほん/新聞/ニュース
12月に入って『快楽白書』(けらくはくしょ)で検索してくる人が多くて、
ブログのアクセスが増えています。

今年も出ました『快楽白書2010』/おいしいコーヒーを飲みながら・・・(2009-12-14)
とはいえ、↑ブログはまだ『快楽白書2010』の記事なので
高島屋9階の自由書房に行って「婦人公論」を買ったときに、
『快楽白書2011』も買おうと思ったのですが、見つかりませんでした。

12月1日発売なので、店のどこかにあるはずですが、
「けらくはくしょはどこにありますか」と聞くのも恥ずかしく
買わずにそのまま帰宅。
カルコスに行った時に、女性本コーナーをじっくり捜したら、ありましたっ!
『快楽白書2011』
いっしょに、『おんなの気になる病気と医療の新常識』も買いました。

毎年12月に発売される「婦人公論別冊」の「快楽白書」、
5年目の今年も、女性の性の情報満載で、おもしろかったですよ。

 快楽白書2011 婦人公論 1/15号別冊
40代からの深まる大人の快感
 

快楽コンフィデンシャル
成熟世代の体はこう変わる!
更年期をめぐる10のエピソード
女にとっては「粘膜」が最大の問題です
工藤美代子
回答者◎小山嵩夫

[現場探検ルポ]最先端のラブドール
"美女たち"の森を訪ねて

オトナが受けたい愛の講義
File 01 好奇心とスキンシップが"妙薬"
「セックスが寿命を延ばす」の本当のところ

File 02 エロスの達人の告白
団 鬼六 インタビュー
「セックスで奇跡が起こりうる」なら、もうちょっと生きてみようか
「絶倫食」には、欲望とロマンがつまっている!
小泉武夫
大人のカップルのための人気レジャーホテル入門
金 益見
女っぷりはランジェリーで上がる
龍 多美子

究極の”トリセツ”付きルポ
女がすすめる"トリセツ"付き女のための安心・快適アダルトグッズ
亀山早苗

インタビュー
井上荒野
"体が雄弁"な季節を過ぎて、ふたりのエロスに辿りつく
秋川雅史
誰かを想っている女性は、なんてまぶしいのだろう

作家が読み解く、欲望の方程式
渡辺淳一×工藤美代子
男と女 かくも違う生き物なのか

最新医療情報
女性ホルモンを知って、快適な生活を送りましょう!
ED改善のヒントは、血管の若さにあり  


 婦人公論別冊 快楽白書2011 2011年 1/15号(中央公論新社)

「快楽白書2011」、中高年の性 実態を紹介

 中高年の性に正面から向き合った「快楽(けらく)白書2011」(中央公論新社、743円税別)が出版された。女性だけでなく、男性も参考になる情報が満載されており、パートナーと共に手に取りたい一冊になっている。
 雑誌「婦人公論」の別冊として毎年出版されており、今年で5冊目。読者アンケートでは平均年齢50歳の女性186人が「若い頃より、セックスはよくなりましたか?」「40歳以降のセックスがもたらす、体や心によい効果は?」といった質問に回答。中高年の性の実態を紹介している。
 性交痛や、ED(勃起障害)といった、他人に相談しにくい悩みへの対処法、女性ホルモンに関する知識なども丁寧に解説しており、参考になる。また、「うちの夫のセックス、おかしくないですか?」をテーマにした妻からの疑問や相談に、イラストレーターのみうらじゅんさんらが軽妙に答えるコーナーは読み物としても楽しめる。
 ほかに、大人っぽい下着など、買いにくい商品を集めた通信販売のページや頼れる医療機関リストなども掲載しており、内容は多彩で実用的だ。
(2010年12月21日 読売新聞)


応援クリック人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。


 『おんなの気になる病気と医療の新常識』女性のための「いい病院」 

[第1章]
おんななら「生」と「性」のプロになろう! 
[第2章]
気になる症状からチェックするおんなの病気
[第3章]
気になる病気と頼れる病院の選び方
[第4章]
安心して受診したい美しくなるための医療


オマケ。
この二冊の本は図書館で見つけて読んでいるのですが、
とってもおもしろいですよ。

  

Woman女性のからだの不思議(上)(下)
(著者:ナタリー・アンジェ/訳:中村 桂子/桃井 緑美子/集英社)

〈本書の内容〉
上巻
1 卵細胞の解体新書 生命の始まり
2 過去を散りばめたパッチワーク
 モザイク状をした女性染色体
3 膣の微生物エコシステム その清潔さはヨーグルトと同じ
4 クリトリスの進化適応論 臨機応変なもうひとつの脳
5 子宮と生理機能 生物進化の最高傑作
6 子宮内部は製薬工場 解明が待たれる分泌プログラム
7 乳房をめぐる考察 美しさに秘められた謎
8 母乳は聖なる水 自然の完全食品
9 卵巣フェロモンの誘惑戦略 実りの妖精に出会う場所
------------------------------------------------
下巻
10 性ホルモンの自家栽培 エストロゲンのリサイクル
11 女性ホルモンと欲望 毛皮を着たヴィーナス
12 閉経を迎えるとき 女性ホルモンの変動
13 おばあさんは進化の女神 閉経は人類繁栄の鍵
14 攻撃性の経路 テストステロンのはたらきかた
15 雌社会の仁義と掟 攻撃から身を守る
16 筋肉がひらく女性の未来 強さを身につける
17 愛の神話が生まれる瞬間
  一分間四十拍のリズムに乗って
18 遺伝的進化の到達点 新たな地平に向かって  


最後まで読んでくださってありがとう
人気ブログランキングへ  クリックを

 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月22日(水)のつぶやき

2010-12-23 01:30:53 | 花/美しいもの
08:22 from モバツイ
連れ合いを岐阜駅に送ります。あとはいなば内科を受診。先月の血液検査の結果をききがてら。
19:06 from Tweet Button
『本は、これから』『ふりまわされない』『現代思想12月号』特集-新しい依存症のかたち #goo_midorinet002 http://t.co/W0Zqzh2
by midorinet002 on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『本は、これから』『ふりまわされない』『現代思想12月号』特集-新しい依存症のかたち

2010-12-22 18:10:45 | ほん/新聞/ニュース
12月の庭仕事も終盤。
っていうか、残りわずか、あと10日。

トウダンツツジと梅の木に、ギンモクセイの枝がかぶさっていたので、
高枝切りを延ばして、手の届く枝を切り落としました。

ついでに梅の木の古い枝も切ったので、

木と木の間に隙間ができて、見通しがよくなりました。


上を向いて仕事をしたので、腕と腰と首が痛いです。

応援クリック人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

つれあいが自治ネットの会議(合宿?忘年会?)があるそうなので、
朝8時に家を出て、車でJR岐阜駅まで送りました。

寝る前に、先日買った『本は、これから』を読んだので、
無性に本屋に行きたくなり、医者に行ってから、
図書館と本屋さんのはしごをすることにしました。

『本は、これから』
みんな「本」を愛している!


 新刊の紹介:本は、これから池澤夏樹編 
37人が思いを馳せる、書物と人間の未来形
  みんな、「本」を愛している!


■編者からのメッセージ
 ぼくはワープロで書いた最初の芥川賞作家だった。当初はフロッピーで入稿するということをしようとして、受ける側にその用意がなくて混乱したこともあった。以来、メモやノートや詩は紙にボールペンで書いても、原稿はすべてキーボードで書いてきた。
 しかし本そのものは今もって紙に印刷し、製本するという形で流通している。読者は本を手に持って、一ページずつ開いて読む。時にはぱらぱらとめくる。
 それが変わろうとしている、と世間は言う。本当だろうか?
 (中略)
 ここに集められた文章全体の傾向を要約すれば、「それでも本は残るだろう」ということになる。あるいはそこに「残ってほしい」や、「残すべきだ」や、「残すべく努力しよう」が付け加わると考えてもよいかもしれない。
 みんな本を愛している。 (池澤夏樹)
・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・ 


岐阜県図書館で本を10冊借りての帰り道、いつもの「カルコス」によりました。

何冊か買う予定をしていたうちの2冊。
信田さよ子さんの著書『ふりまわされない』と『現代思想』12月号を見つけました。

1月の新春ジェンコロで、信田さんが『現代思想』に執筆されている
「『生存戦略」 としての依存症」と、前に紹介した『ママの研究』を
取り上げるので、まだ読んでない『現代思想』を買いに来ました。

『現代思想』12月号の特集の執筆者は、信田さんのほか、宮地尚子さん、
熊谷晋一郎さん、綾屋紗月さん、牟田和恵さん、と知った顔もあり、豪華メンバーです。

『現代思想』12月号:青土社

  『現代思想 2010年12月号』(青土社) 
特集=新しい依存症のかたち  「回復」 へのプログラム
目次
【依存症という問い】
四十六年後の問題提起 / なだいなだ

【依存症サバイバル】
「生存戦略」 としての依存症 / 信田さよ子
薬物依存とトラウマ 女性の依存症者を中心に / 宮地尚子
痛みとアディクト / 熊谷晋一郎+綾屋紗月

【討議】
「回復」 につきあいつづける ダルクの度量 / 近藤恒夫+石塚伸一+重田園江

【依存のかたち】
自立と依存の境界侵犯 ポストアディクションの時代 / 挽地康彦
薬物依存とその精神をめぐって 処罰と治療とに響き合うもの / 佐藤哲彦
医療内アディクションと神経化学的自己 / 美馬達哉
依存から出発する正義と平等 キティ 『愛の労働あるいは依存とケアの正議論』 を読む / 牟田和恵
愛のキアスム 食の病と依存 / 野間俊一
マクドナルドにおける従業員たちの組織への密着 / エレーヌ・ヴェベール (訳=伊吹浩一)

【回復へのプログラム】
〈もう一つの知〉 アルコール依存症者たちの体験とスピリチュアリティ / 葛西賢太
ドラッグ・コート制度 / 尾田真言
同床異夢? 依存問題の当事者活動と援助職者の間で / 西村直之 ほか
 


『ふりまわされない」は、さすがご実家のカルコス。
ポツプがついて、めだつところに平積みになっていました。

  

  『ふりまわされない~会社、仕事、人間関係がらくになる7つの物語』
信田さよ子 (著) /ダイヤモンド社 (2010/9/17)
 

内容紹介
私たちは、毎日決まった日課に沿って生きています。
決まった電車に乗り、決まった駅で降り、決まった道を歩く。そんな日常生活を送りながら、あまり気づいていないことがあります。
それは、世間で常識とされている考え方は、私たちにとって助けになるどころか、ときには苦しみを多くすることがある、ということです。それが自分にぴったりしていれば、苦しくなるはずがありません。
数え上げれば、数限りない常識が社会の中には存在しています。
「正しいことをしなさい」「まじめになりなさい」「自分に厳しくあれ」「決断力を持て」……これらの言葉は、日々の生活のすみずみにまで染みわたり、気づかないうちに私たちをふりまわしています。
私は現在、15年前に開設した原宿カウンセリングセンターで、年間700人近いクライエントと接しています。
約40年にわたるカウンセリング経験を振り返ると、印象的で忘れられない人たちの話が思い出されます。
彼ら彼女たちはみなまじめな人たちですが、例外なく、頭の中にある「これが正しい」という常識にふりまわされていました。
正しいことをしているはずなのに、何一つうまくいかず、どんどん追い込まれるだけで、行き詰まっていました。

真剣に生き、まじめに仕事に取り組んでいる人たちが、なぜ追い込まれてしまうのだろう? 私はしばしばこんな疑問を抱き、考え込んだものです。
本書では、その人たちがふりまわされている考えの正体をはっきりさせ、具体的な対応法を提案してみました。
「ふりまわされない」ということは、らく(=イージー)になることです。
苦しんだ末に燃え尽きたり、うつになったりしては本末転倒ではないでしょうか。
生き残っていくためには、ふりまわされず、イージーに生きることを大切にしましょう。
「自分を大切に思えて、らくに生きられるために何が必要なのだろう?」
そう考えていただくために、本書を書きました。
カウンセラーとしての長年の経験がそこにはいっぱい詰まっています。
これらを7つの物語に託してみました。そこには興味深い仕掛けとドラマがあなたを待っているでしょう。
お読みになれば、あなたはきっと少しでも元気になれるでしょう。そして、明日から生きていくためのヒントをつかみとっていただければ幸いです。(「まえがき」より)
内容(「BOOK」データベースより)
もう、他人の言葉に傷つかない…もう、むやみに自分を責めない…もう、何かにとらわれすぎない…生き残っていくためには、ふりまわされず、イージーに生きることを大切にカウンセラー歴40年のプロが贈る興味深い仕掛けとドラマ。
著者について
信田さよ子(のぶた・さよこ)
臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長。
お茶の水女子大学大学院修士課程修了。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年、原宿カウンセリングセンターを設立。
アルコール依存症、摂食障害、DV、ひきこもり、子どもの虐待などに悩む人やその家族のカウンセリングを行う。クライエントは15~80歳まで、カウンセリング歴は40年を超える。
著書に、『アダルト・チルドレンという物語』『依存症』(以上、文藝春秋)、『母が重くてたまらない』(春秋社)、『カウンセリングで何ができるか』(大月書店)、『家族収容所』『選ばれる男たち』(以上、講談社)、『加害者は変われるか?』(筑摩書房)、『共依存・からめとる愛』(朝日新聞出版)、『タフラブという快刀』(梧桐書院)、『父親再生』(NTT出版)ほか多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
信田 さよ子
臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年、原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、DV、ひきこもり、子どもの虐待などに悩む人やその家族のカウンセリングを行う。クライエントは15~80歳まで、カウンセリング歴は40年を超える
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



4時過ぎにかえったら、空がすっかり暗くなっていました。
そういえば、今日は冬至。一年でいちばん昼が短い日です。

長い冬の夜。

本は、これから、読みます。


最後まで読んでくださってありがとう
人気ブログランキングへ クリックを

 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月21日(火)のつぶやき

2010-12-22 01:29:09 | 花/美しいもの
18:33 from Tweet Button
生活習慣と病気の関係/コレステロール:(上)「高いと長生き」巡り論争(下)男女の治療、一律にせず #goo_midorinet002 http://t.co/EZMWSe2
by midorinet002 on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生活習慣と病気の関係/コレステロール:(上)「高いと長生き」巡り論争(下)男女の治療、一律にせず

2010-12-21 18:02:32 | 健康/くらし/薪ストーブetc
12月18日の岐阜新聞の生活欄「すこやかゼミ」に、
「生活習慣と病気の関係」という記事が載っていて、
とても興味深く読みました。



国立がん研究センターの「多目的コホート研究」という研究で明らかになった
日本人の解析結果、おもしろいです。
webを捜したのですが、記事がアップされていないので、本文を少しだけ紹介。

生活習慣と病気の関係
やせすぎは健康上高リスク
コーヒーで肝臓がんを予防

2010.12.18 岐阜新聞

約11万人の健康状態を追跡して日本人の生活習慣と病気の関連を明らかにしようとする国立がん研究センターの「多目的コホート研究」が1990年の開始以来、20年を迎えた。最近も、ご飯をたくさん食べる女性は糖尿病になるリスクが高いといった目を引く結果が発表されるなど、続々と成果が上がっている。
「多目的コホート研究」成果
□日本人のデータ

 コホートとは年齢や居住地など一定の条件を満たす特定集団を指す。開始当時は岩手と秋田、長野、沖縄各県の計14市町村と東京都葛飾区の40~59歳の健康な住民を対象にし、さらに93年には別の住民集団を追加した。これらの集団でがんや心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などを発症した人と、喫煙や飲酒、食事、運動などのアンケート項目や健診結果、保存血液の分析結果がどのような関係にあるのかを解析する。・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・以下略・・・・・・・・・・・・・


以下の国立がん研究センターwebに元データが詳しく出ているので、
関心がある方はホームページをご覧ください。

 「多目的コホート研究」(国立がん研究センターweb)

 多目的コホート研究(JPHC Study)現在までの成果

応援クリック人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

毎日新聞にも、16日と17日に二日続きで、コレステロールのこと。
「コレステロールは高い方が長生きする」という発表があったばかりで、
悪玉のLDLも善玉のHDLも高目の身には、この記事はとっても参考になります。

コレステロールを考える:/上 「高いと長生き」巡り論争 
 日本脂質栄養学会が「コレステロールは高い方が長生きする」とする見解をまとめ、波紋が広がっている。高コレステロールは心疾患などにリスクがあるという従来の医学の常識を覆すもので、反論も相次いでいる。コレステロールをどう考えるべきか、論争を追った。【小島正美】

 ◇脂質学会、常識覆す見解/動脈硬化学会は批判
 現在の診断基準は、日本動脈硬化学会(北徹理事長)が07年に定め、悪玉のLDLコレステロールが140(1デシリットル当たり140ミリグラム)以上を脂質代謝異常(高脂血症)とする。多くの医療現場でこの基準に沿い、治療や生活改善の指導が行われている。
 これに対し、日本脂質栄養学会は9月、「長寿のためのコレステロールガイドライン」をまとめた。学会理事長の浜崎智仁・富山大和漢医薬学総合研究所教授ら15人で策定委員会を構成。「総コレステロール値あるいはLDLコレステロール値が高いと、日本では総死亡率が低い」とした。全体は14章から成り、高コレステロールの方が脳卒中を発症しにくいことなども記した。
 特徴は「総死亡率」との関連を重視した点で、ガイドラインの名称にも「長寿のための」と冠した。浜崎教授は「95年以降に公表された日本の五つの大規模な臨床試験報告を見ると、40~50歳以上の集団ではコレステロールが高くても、がんや脳卒中、心臓疾患など総死亡率は増えていない」と語る。
 たとえば、大櫛陽一・東海大医学部教授らが解析した神奈川県伊勢原市の「老人基本健診」受診者約2万2000人の追跡調査(95~06年)。男性はLDL140~159の群で総死亡率が最も低く、女性では180以上で最も低かった。策定委員も務めた大櫛教授は「コレステロールが高めの方が肺炎やがんの死亡率が低い傾向にある」と話す。
 浜崎教授は「LDL140以上でも、たいていは薬を飲む必要はない」とし、現在の診断基準が「コレステロール降下薬の使い過ぎを促している」と警告している。
   *
 一方、日本動脈硬化学会は10月、反論の声明をホームページに載せた。日本脂質栄養学会が引用する論文を「ほとんどが査読(複数の研究者による検証)を受けた論文ではない」とし、コレステロール値と動脈硬化性疾患の発症との関係は「多くの科学的検証を経た疫学的論文の一致するところ」と記した。
 総死亡率との関連づけも「年齢や喫煙、高血圧などの要因を考慮して分析する必要がある」と一蹴した。動脈硬化性疾患の疫学を専門とする三浦克之・滋賀医科大教授は「肝臓疾患などでコレステロール値が下がることがあり、コレステロールと総死亡に因果関係があるとするのは無理」と批判する。
 日本医師会も会見で異議を唱え、「高いリスクをもつ家族性高コレステロール血症の患者に服薬を中止している例があると聞く」などと憂慮を示した。
 論争は疫学データの選択や統計処理の問題も絡み、複雑化している。厚生労働省生活習慣病対策室も「学会同士の学問的な論争。国が何かを言う立場ではない」と静観の姿勢だ。
   *
 日本脂質栄養学会のガイドラインを問題視しながらも、コレステロールについてさらなる議論を求める意見もある。
 日本疫学会のウェブ版で今月上旬、自治医科大の調査データの解析結果が報告された。92年から男女1万2334人(平均年齢55歳)を対象に調査し、約12年間追跡した。最初の5年間の死亡を除いても、総コレステロール値が160(LDLだと約80)以下で脳出血、心不全、がんが多かった。
 同データを解析した名郷直樹・東京北社会保険病院臨床研修センター長は、脂質栄養学会のガイドラインを「大きな問題がある」としながらも、「低コレステロールと死亡には関連がうかがわれる。コレステロール降下薬の使い方を含め、もっと議論すべきではないか」と話した。

==============
 ◇コレステロール

 細胞膜やホルモンなどに欠かせない脂質。肝臓で作られ、食事からも吸収される。結合するたんぱく質の違いによって、善玉のHDLコレステロールと悪玉のLDLコレステロールに区別され、HDLはLDLを減らす働きがある。日本動脈硬化学会は「LDLが140以上」のほか、HDLが40未満、中性脂肪が150以上も脂質代謝異常としている。
毎日新聞 2010年12月16日 東京朝刊


コレステロールを考える:/下 男女の治療、一律にせず 

◇頸動脈の肥厚を考慮 善玉・悪玉の比率にも着目
 佐賀県武雄市の「ニコークリニック」を受診した女性(60)は、悪玉のLDLコレステロールが212(1デシリットル当たり212ミリグラム)と高かった。日本動脈硬化学会の診断基準では、LDLが140以上の人は「脂質代謝異常」とされ、医療現場でもコレステロールを下げる薬が処方される例が少なくない。
 しかし、同クリニックの田中裕幸院長は「閉経後の女性は一般にLDL値が上がる。140を超えたからといって、すぐに薬を出すことはしない」。この女性は他に異常はなく、魚をよく食べ、運動もしていたため、特に治療はしなかったという。
 田中院長は薬を処方しない理由として、「一般的に女性はLDLが200程度まで上がっても、心筋梗塞(こうそく)の発症率が増えないという臨床研究報告が多い」ことを挙げる。
 同学会がまとめた「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」(07年)でも、「女性における冠動脈疾患の発生率は低く、女性の高LDLコレステロール血症は男性以上に他の危険因子の存在を考慮して管理することが必要」としている。「他の危険因子」とは高血圧や糖尿病、喫煙などで、併せ持つ人ほどリスクは高まる。
 田中院長は、コレステロール降下薬を処方するかを判断する際、頸(けい)動脈の「肥厚」(IMT=内膜中膜複合体厚)を調べるという。肥厚は超音波エコー検査で確認できる。頸動脈は動脈硬化を検査しやすい血管で、体全体の状況も反映するとされる。厚みが大きく、血管が狭くなっていれば、動脈硬化が進行している表れだ。
 田中院長は今年4月までに、患者の男女114人(45~69歳)を対象に、LDLの数値と頸動脈の肥厚を調べた。男性ではLDLが高いと肥厚も厚かったが、女性では相関が見られなかった。むしろ肥厚と関係していたのは、脂肪酸の一種のアラキドン酸だったという。「性差を考慮した治療が重要」と、田中院長は強調する。
 個々の数値ではなく、LDLとHDLの比率が重要だとする見方もある。三井記念病院総合健診センター(東京都千代田区)の山門實所長は、内外の人間ドック健診データの分析に基づき、「HDLに対するLDLの割合(LH比)が2・5倍以上だと、頸動脈の肥厚が厚くなる傾向がある」と指摘する。
 悪玉のLDLが正常値でも、善玉のHDLが極端に低ければ、動脈硬化症のリスクが高まることになる。
    *
 先月下旬、「血清コレステロールの管理基準を巡って」と題された公開討論会が、東京大で開かれた。日本脂質栄養学会が「コレステロールが高い方が長生きする」とする独自のガイドラインを発表したのを受け、NPO法人「臨床研究適正評価教育機構」が主催した。
 医療関係者3人が講演した後に討議し、会場から意見も募ったが、脂質栄養学会のガイドラインへの批判の声が多かった。北野病院(大阪市北区)の越山裕行・糖尿病内分泌センター長は「コレステロールを下げることは有害という考えは明らかに間違いだ」などと語気を強めた。
 一方、同NPOの桑島巌理事長(東京都健康長寿医療センター副院長)は「高コレステロール血症が動脈硬化を促す危険因子なのは多くの疫学調査で明らかであり、コレステロールの高い方が長生きと結論づけるのは危険」としながらも、次のように述べた。「脂質代謝異常の基準を男女一律にLDL140以上とすると、不要な治療を促す要因になりかねない。女性の更年期以前と以降の基準値も示す必要がある」
 日本脂質栄養学会は近く、反論の声明を出した日本動脈硬化学会に、質問書を出す予定だ。批判が多い今回のガイドラインだが、コレステロール論議に一石を投じたのも事実。生活習慣病の治療・予防にかかわり、多くの人が関心を寄せるコレステロールだけに、今後も徹底した前向きな論議が期待される。【小島正美】
毎日新聞 2010年12月17日 東京朝刊



最後まで読んでくださってありがとう
人気ブログランキングへ クリックを

 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする