みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

名古屋市議報酬 適正額の議論を尽くせ/赤一色。満開の矢口桃と紅卜伴

2016-03-21 08:12:15 | ほん/新聞/ニュース
数日前に咲きはじめた矢口桃が、
あっという間に、満開になりました。

赤色一色です。







矢口桃の下に咲く紅卜伴(ベニボクハン)椿。
  
濃い紅色の一重咲きで、紅色の唐子の小輪花を咲かせます。
中心の葯が白い白芯卜伴(ハクシンボクハン)、ピンクの桃色卜伴もあります。

●紅卜伴(ベニボクハン)‘紅唐子’=‘日光’
●白芯卜伴(ハクシンボクハン)‘卜伴’=‘月光’


河津桜は散りはじめ、葉桜になっています。


クリック してね 


名古屋市では、
市議会議員の報酬を巡って、議会と市長の対立が激化。
報酬を上げた議会の議決に対して、河村市長も再議で抵抗。

それぞれの思惑だけで動いているように見えます。

前と同じように、市民が置き去りになっている、
と思うのは、わたしだけ、ではないでしょう。

  社説:名古屋市議報酬 適正額の議論を尽くせ  
2016年3月18日 中日新聞

 市長主導で年八百万円に半減された名古屋市議の報酬を、議会側が巻き返して千四百五十五万円に引き上げるという。適正な報酬とは何かという議論を欠けば、どちらも市民の理解は得られまい。

 河村たかし市長が議員報酬半減などを柱とする議会改革案を打ち出したのは二〇〇九年。議会側の反発に対し、一一年三月には政令指定都市初のリコールによる出直し市議選に持ち込み、自身が結成した地域政党「減税日本」を最大会派に躍進させた。

これを受けて市議会は四月、条例で規定された千六百万円余を当面の間、八百万円に半減する特例条例案を全会一致で可決した。

 ところが、昨年四月の市議選では自民、民主、公明の既存勢力が巻き返し、三会派で三分の二の議席を獲得。議会側は報酬見直しに向けて動きだした。

 三会派は、市特別職報酬等審議会に報酬の適正額を諮問するよう市長に求めたが、市長は「報酬八百万円の恒久化」だけを諮問。報酬審は「市長の政治理念に基づくもので、報酬審の審議になじまない」と答申した。

 市長が適正額の諮問を拒否したことを受け、三会派は、月額給与は本来の規定から15%減とする年千四百五十五万円への報酬引き上げと七五から六八への定数削減の条例案を提出。本会議で一時間弱の議論を経て、即日可決した。

 市長は、この報酬の条例に異議があるとして再議に付すことを表明。二月定例会最終日の十八日に再び審議されることになった。

 このまま進めば、適正な額はいくらかという根幹部分の議論を尽くさぬまま報酬が引き上げられることになる。市長も議会側も、これではとても市民への説明責任を果たしたとは言えまい。

 「報酬半減」という看板は分かりやすく、強烈だ。河村市政の特徴を象徴的に示すが、では八百万円という額に合理性はあるか。

 一方、それではやっていけないという議会側も、何が足りないのか、なぜ千四百五十五万円とするのかの説明はできていない。

 その手法の是非は別にして、河村市長が主導した報酬半減の試みは、議員の仕事、議員の報酬はいかにあるべきか、地方自治とは何かを考えるまたとないきっかけだったはずである。市長と議会側が意地を張り合って増減させるような報酬額であれば、とても市民の理解は得られまい。

 それが適正な報酬か。駆け引きで事を進めるべきではない。


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3月20日(日)のつぶやき

2016-03-21 01:14:08 | 花/美しいもの

子ども食堂だけでは足らない 子どもの貧困対策(赤石千衣子) - Y!ニュース bylines.news.yahoo.co.jp/akaishichieko/…


性暴力の実相・第3部(5)セクハラ「職」「心」失う nishinippon.co.jp/feature/sexual…


医療型障害児入所施設:429人に虐待歴 6人に1人 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20160…


Reading:警視庁へのDV相談 去年は最多の約5000件 NHKニュース nhk.jp/N4OG4NqU


<知らなくていいの? 税の仕組み>海外への資金移動(白井康彦)/たねなし金柑の蜜煮 goo.gl/AYmKkH


“ちゃぶ台返し女子”が提言!「女性が自分のために生きるのはワガママではない」|ウートピ wotopi.jp/archives/35587 #wotopi @wotopinewsさんから


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<知らなくていいの? 税の仕組み>海外への資金移動(白井康彦)/たねなし金柑の蜜煮

2016-03-20 18:16:19 | ほん/新聞/ニュース
汗ばむほどのあたたかい日が続きます。
昨日の子と、外でバタバタと音がすると思ったら、
サルの群れが来ていて、通路の南瓜、冬瓜、タマネギをとって、
屋根の上に駆け上がるところでした。

カボチャは重しをしておいたコンテナから、
隙間をこじ開けて器用に盗んでいました。
つれあいは、猿たちを追いかけて山へ。

わたしは、木に残っていたねなし金柑を、
猿に食べつくされる前に全部とって蜜煮を作ることにしました。

金柑に十字の切れ目を入れて、
少しずつ甘みを足しながら、ことこと1時間ほど弱火で煮ました。

量も少ないし、密閉瓶に詰めると形が崩れるので、
浅いガラス容器に入れて、そのまま冷蔵庫煮に入れました。

密閉瓶に入れると、安心して一年くらいしまいこんでしまうのが常なので、
冷蔵にして、早目に食べ寝ることにしましょう。

陽気がよいので、午前中から、庭木の剪定。
その間に、お昼ごはん用に、
生協の乾麺を水に浸けて「すいすいうどん」に。

1時間ほどで柔らかくなったので、
お湯を沸かして5分間ゆでました。
  
「ゆで時間11分」のうどんなので、約半分の時短です。
 10割蕎麦も乾麺のまま5分ゆでました。 
  
冷やしたぬきの合い盛りにしたいので、
  
お揚げを少し甘みを漬けて炊いて、
汁をそのままうどんとそばのつゆにします。

うどんとそばの冷やしたぬきのできあがり。
汗をかいたので、ひんやりしておいしいです。

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木曜日の中日新聞生活面は、
白井さんの<知らなくていいの? 税の仕組み>シリーズ。
税金対策として海外に資金をうつす富裕層の問題がテーマです。

 <知らなくていいの? 税の仕組み> 海外への資金移動 
2016年3月17日 中日新聞

 海外の税金が安い国や地域に資金を移し、国内での税負担の一部を免れる動きが強まるのでは-。格差是正に向けて、富裕層や企業により多く課税すべきだという声があるが、これに対してしばしば出される反対意見だ。海外への資金移動には国も規制を設けているが、その効果は不透明。税制の専門家らからは、より効果的な手立てを求める声が上がっている。

 「タックスヘイブン(租税回避地)を使った課税逃れは世界的な大問題。その解決を目指す英国の市民団体に注目しています」。公益財団法人「政治経済研究所」(東京)理事の合田(ごうだ)寛さん(72)は言う。

 英国の団体とは、会計の専門家や学者らが二〇〇三年に設立した「タックス・ジャスティス・ネットワーク」(TJN)。タックスヘイブンを調査研究し各国に規制強化を求めている。合田さんは、TJNが発信する情報に注目し「各国の団体が公正な税制の確立のために動いている。われわれも加わっていきたい」と話す。

 タックスヘイブンは、現地で得た収益に対し、税金が掛からなかったり安かったりする国や地域。カリブ海のケイマン諸島がよく知られるが、そのほかにも世界各地にある。税金が安かったりするほか、法規制がゆるかったり、受け入れ資金に関する秘密が保持されやすかったりする。そのため、税金対策として大企業や個人の富裕層が資金を移す先になってきた。

 こうした国や地域に海外から流れ込んだ資金の規模は明確でないが、二千兆円を超すとの見方もある。日本からの流入もかなりの額に上ると指摘されてきた。ただ、脱税ではなく節税に当たるケースがあるほか、財産を移しても現地で把握されないこともあるため法的措置は難しかった。

 経済協力開発機構(OECD)が近年、規制を強化しており、日本も足並みをそろえる。さらに、海外への資金移動への監視や規制強化に乗り出している。二〇一四年には、国外に五千万円を超える財産がある国内居住者に、その内容を報告させる「国外財産調書制度」がスタート。虚偽記載があったり、故意に提出しなかったりした場合の罰則などを設けた。昨年七月には、一億円以上の有価証券を持つ資産家が海外に移住する際、株式の含み益などに所得税を課す「出国税」も新設された。

 ただ、こうした規制の効果は不透明なのが実情だ。「抜け道が多い」との指摘がしばしばされており、学者や税理士らが昨年二月に設立した民間税制調査会でも「富裕層などに対する課税強化を打ち出せば資金が国外に漏れ出すというジレンマは、現段階では克服しにくい」という意見が強かった。

 しかし、だからと言って低中所得者層の負担が重い消費税増税路線を進むしかないのだろうか。「その筋書きは公正ではない」と強調するのは名古屋市北区の司法書士、水谷英二さん(57)だ。昨年五月に、TJNに注目する合田さんらさまざまな分野の市民団体の関係者とともに「公正な税制を求める市民連絡会」を設立。TJNの代表らとの意見交換を計画する。水谷さんは「日本の国民は税制への関心が低い。タックスヘイブンの問題などを分かりやすく伝えていきたい」と話す。

 一七年春に、もう一段階の消費税増税が予定されており、多くの国民はその影響を免れられない。税の不公平感を軽減するには、こうした課題にも目を向ける必要がありそうだ。
 (白井康彦) 


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3月19日(土)のつぶやき

2016-03-20 01:14:56 | 花/美しいもの

「隠れ待機児童」約5万人いた 厚労相が明言 【 #保育園落ちた日本死ねhuffingtonpost.jp/2016/03/18/chi… @HuffPostJapanさんから

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なばなの里2~満開の河津桜、真紅の寒緋、黄色のサンシュユ、チューリップは咲きはじめ goo.gl/Mb5M0a


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なばなの里2~満開の河津桜、真紅の寒緋、黄色のサンシュユ、チューリップは咲きはじめ

2016-03-19 18:12:35 | 花/美しいもの
先週、長島温泉に行ってきました。
「なばなの里」は、河津桜がジャスト満開。

園内は、河津桜のピンク色でうめつくされ、
上を見上げて歩いていると、首が疲れるくらい(笑)。

 なばなの里オフィシャルサイト 






















  

開花速報~なばなの里で見ごろの開花状況をおしらせ

開花情報を見ると、この週末は散り始めているようです。

クリック してね 


河津桜に交じって、ところどころに真紅のボタン咲きの桜が咲いていて、
寒緋桜と教えてもらいました。




  

しだれ梅園の梅は、ほぼ咲き終わり。
足元の水仙とまっ白な雪柳がきれいでした。
  

ハクモクレンも開花。椿も満開です。
 

大輪ミツマタ
  

とてもきれいで、こころ惹かれたのが、黄色のサンシュユの花。

こまかい清楚な花ですが、
 
これだけまとまって咲くと目を奪われます。
  



 花広場では「チューリップまつり」も開催。
まだチラホラでしたが、これから色とりどりのチューリップが咲くことでしょう。


イルミネーションも5月の連休までやっているので、
まだまだ、見どころか多くて楽しめそうです。

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3月18日(金)のつぶやき

2016-03-19 01:16:05 | 花/美しいもの

性暴力の実相・第3部(3)「恋愛」と思い込もうと nishinippon.co.jp/feature/sexual…

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「東京、ある程度不便でないとダメ」待機児童問題で務台俊介・衆院議員が発言【保育園落ちた日本死ね】 huffingtonpost.jp/2016/03/17/ldp… @HuffPostJapanさんから

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チョコレートを食べると脳の働きが良くなる(研究結果) huff.to/1TeG75W pic.twitter.com/lDFr9azOaA

寺町みどりさんがリツイート | 64 RT

高校生と政治 届け出制は自由を侵す/早咲きの矢口桃 ピンクネコヤナギ 口紅水仙 goo.gl/MkVLfM


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高校生と政治 届け出制は自由を侵す/早咲きの矢口桃 ピンクネコヤナギ 口紅水仙

2016-03-18 17:46:25 | ほん/新聞/ニュース
けさウオーキングから帰ったら、
山のほうから「ホー ホケキョ」と聞こえてきました。
ウグイスの初鳴きです。

「梅にウグイス」の梅の花はそろそろ終わり。
小梅の高く伸びた枝を3本のこぎりで切りました。

桜は連休中に咲く、との予報ですが、
うちの庭では、早咲きの矢口桃が咲きはじめました。

真っ赤な花が満開になると見ごたえがあります。

矢口桃は成長が早くて、もう4メートルくらいの木になっています。

矢口桃の下には、ピンクネコヤナギ。
  
その横には、口紅水仙も咲きました。
  


 

畑のキャベツと鶏ムネ肉のオイスター炒め。
プラスマーボー豆腐でゆうごはん。

翌日は、海鮮中心の夕ご飯。


クリック してね 


後半は、
「高校と政治活動」の朝日新聞と毎日新聞の社説です。

従来は「20歳以上」の選挙権を、「18歳以上」と改正したのですから、
公選法で認められている権利は、「18歳の以上」の人にもとうぜん認められるものです。

  社説:高校生と政治 届け出制は自由を侵す
2016年3月18日 朝日新聞

 「18歳選挙権」に逆行する動きと言わざるを得ない。

 愛媛県立高校の全校がこの春から校則を改め、校外での政治活動に参加する生徒に、事前の届け出を義務づける。

 デモに参加しようとする高校生をためらわせ、政治への関心をそぎかねない。

 政治活動は、憲法が保障する思想良心、表現の自由にかかわる権利である。学校は、指導の名でその基本的な権利を縛るべきではない。

 まして校外の活動だ。「危険がないか把握する必要がある」とする高校もあるが、そこまでの管理は必須とはいえない。

 愛媛県立の全高校に再考を求めたい。全国各地の高校も追随すべきではない。

 文部科学省は昨年、校外でのデモなどの政治活動への参加を解禁した。その一方、ことし1月には届け出制も容認した。

 個人的な政治的信条の是非を問うようなものにしないことなど、配慮が必要としている。

 だが届け出れば、教員は生徒にどんな活動か尋ね、指導することになりかねない。そうなると事実上の許可制ではないか。

 何歳であれ有権者には、どんな政治主張に関心があるかを自分の胸にとどめる自由がある。

 愛媛県で届け出制の端緒をつくったのは県教委だ。教頭らを集めた主権者教育の研修会で、校則などの変更例を示した。

 海外旅行や地域行事への参加とともに「選挙運動や政治活動への参加」を挙げ、「1週間前に保護者の許可を得てホームルーム担任に届け出る」とした。

 判断は各校に任せたと県教委は言うが、校則を変えた場合は報告するよう求めていた。

 学校は無言の要請と受け止めたはずだ。だからこそ、全校が一斉に見直したのだろう。

 朝日新聞が2月、全都道府県と政令指定市を調べた結果、6自治体が「届け出不要」としたが、愛媛県を含む27自治体は「各校に任せる」と答えた。

 33自治体は「検討中」「未検討」などと答えた。どの自治体も、高校に届け出制の導入を求めるべきではない。

 そもそも18歳選挙権を決めたのは大人たちである。投票を認めながら、政治活動への参加を管理する姿勢は筋が通らない。

 学校や教委がすべきなのは規制ではない。生徒の主体性を大切にしながら、政治への意識を高める「主権者教育」である。

 校則や高校生の政治活動のありかたは本来、生徒自身が考えるべきことだ。彼らに議論する場をつくることこそ、主権者を育てる教育にふさわしい。 


  社説:高校と政治活動 届け出制は行き過ぎだ
毎日新聞2016年3月18日

 主権者教育の推進にそぐわない動きである。

 選挙権年齢の18歳以上への引き下げに対応し、生徒によるデモや集会への参加など、学校外での政治活動に事前届け出を義務づける動きが具体化している。愛媛県は59ある全ての県立高校が届け出制を採用するため、校則を改めることが分かった。

 届け出制は生徒の自主的な活動を妨げるおそれがあり、行き過ぎた学校による関与だ。とりわけ、県教育委員会が主導した愛媛のケースは突出している。同様の対応が広がらぬよう、政府は届け出制を容認した見解を速やかに改めるべきだ。

 選挙で投票できる年齢は参院選から18歳以上に引き下げられる。

 これを受けて文部科学省は1969年以来、学校外での高校生の政治活動を認めてこなかった通知を撤廃し、参加を容認した。高校生の一部は有権者として選挙運動が認められるうえ、主権者教育の一環として若者の政治への関心を育むためだ。 

 ところが、いくつかの自治体の教委は届け出制を検討し、文科省は教育現場向けの「Q&A」で「必要かつ合理的な範囲内の制約」として導入を認めてしまった。愛媛県の場合、政治活動への参加を1週間前に担任に届け出る校則を県教委が例示していた。

 県教委は届け出制を「生徒の所在確認など安全管理に必要」だとし、「思想信条を調べたり、活動を抑制したりする意図はない」と説明する。生徒の活動をできるだけ把握したいという理屈だ。校則の例示もあくまで参考としてであり、学校の自主判断が前提だと強調している。

 だが、届け出をする際に担任とのやり取りなどが生じれば、実際は集会などに参加しにくくなるおそれがある。愛媛県教委は校則を変える場合は報告するよう学校側に求めている。結果的に一律対応を誘導したと取られても仕方あるまい。

 解せないのは、校外の政治活動を解禁する一方で、届け出制を認める文科省の対応だ。

 「Q&A」は届け出制について「個人的な政治的信条の是非を問わない配慮が必要」とも指摘している。だが、大阪府教委は「事実上の許可制になる恐れがある」として届け出は不要とのガイドラインを策定した。届け出制がそれほど広がっていないのも、生徒の自主性確保との両立が難しいことの表れだろう。

 校外活動を解禁した文科省の新通知は学校が禁止、制限できる例外として「違法、暴力的なおそれが高い」「学業や生活に支障がある」場合などを示す。全般的な届け出制はこうした趣旨すら逸脱する。生徒の主権者としての行動を尊重すべきだ。 


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3月17日(木)のつぶやき

2016-03-18 01:13:26 | 花/美しいもの

進まない待機児童解消の裏にある「男性のための女性活躍」 huffingtonpost.jp/genki-katsube/… @HuffPostJapanさんから

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警察庁:ストーカー被害2万件 DVは最多6万件超…昨年 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20160…

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東京新聞:DV被害、最多6万3000件 リベンジポルノ1143件に:社会(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/nation…


彼氏は避妊に協力してくれますか? (1) 中絶を繰り返した結果、不妊になることも | マイナビニュース news.mynavi.jp/articles/2016/… #マイナビニュース


読書日記:上野千鶴子さん 帰還兵を苦しめる戦場の記憶/日野菜のさくら漬け goo.gl/AtqqD9

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読書日記:上野千鶴子さん 帰還兵を苦しめる戦場の記憶/日野菜のさくら漬け

2016-03-17 21:32:49 | ジェンダー/上野千鶴子
ハウスにたくさんある日野菜カブで、さくら漬けを作りましょう。

さくら漬け、と言っても、桜を入れるわけではありません。
日野菜カブのほんのりピンク色を生かした漬け物です。

まずは、根と葉を分けて、
葉の部分はみじん切りに、

根の部分は、斜めの薄切りにします。
  
それぞれ、本の少しの塩でもんでしんなりさせておきます。
  
熱湯を回しかけて塩分を抜いてしぼります。


甘みに蜂蜜小さじ1、千鳥酢と柚子酢を好みで入れて、
さいごに白キムチ少し入れて、よく混ぜます。

漬け物器に入れて、一晩おけば食べられます。
3日ぐらいでなじんで食べごろになるので、
冷蔵庫に入れておけばけっこう長く食べられます。

薪ストーブでは安納芋の焼き芋づくり。
  

夕ご飯は、岐阜で買い出ししてきたお刺身です。


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話しは変わりますが、
火曜日の毎日新聞夕刊の読書日記の
筆者は、上野千鶴子さんでした。

上野さんが3冊目にとりあげてみえる、
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチさんは、
「チェルノブイリの祈り」でノーベル文学賞を受賞、
この本も含めて、何冊か読んだばかりです。

  読書日記 今週の筆者は社会学者・上野千鶴子さん 帰還兵を苦しめる戦場の記憶  
毎日新聞2016年3月15日 夕刊

 *2月16日〜3月14日
 ■帰還兵はなぜ自殺するのか(デイヴィッド・フィンケル著、古屋美登里訳・2015年)亜紀書房・2484円
 ■精神疾患言説の歴史社会学−−「心の病」はなぜ流行するのか(佐藤雅浩著・2013年)新曜社・5616円
 ■戦争は女の顔をしていない(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著、三浦みどり訳・2016年)岩波現代文庫・1447円


 安倍政権の戦争法が昨年9月19日に成立した。それから毎月19日に、命日みたいに抗議デモが行われている。参加者は「あきらめない」と叫んでいる。戦争法の施行は3月末から。政権としては一刻も早く自衛隊を戦地に派遣して、既成事実をつくりたいだろう。わたしたちは戦後初めて「兵士の死」を経験するのだろうか? あまりのおぞましさに、想像するのも苦しい。

 兵士は生きて帰ってきても、平和な日常に戻れない。ご無事でお帰りなさい、終わり、というわけにいかないのが、いったん兵士になった者の「戦後」だ。なぜなら彼らは戦場という常軌を逸した非日常の記憶と共に、生きていかなければならないからだ。その消え去ろうとしない記憶に苦しめられる元兵士を、「戦争神経症」の名で呼ぶ。せっかく九死に一生を得て戻ってきたのに、平和の中で、自ら命を絶つ者たちがいる。

 フィンケルの「帰還兵はなぜ自殺するのか」によれば、アフガニスタンとイラクに派遣された兵士は約200万人、うち50万人がPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみ、毎年240人以上の帰還兵が自殺している。ある日戦地へ行った夫が帰ってくる。夫は抑鬱(よくうつ)と暴力とで、人が変わったようになっている。妻には、愛する夫の変貌がどうしても理解できない。夫は精神科に通い、苦しみ抜いて、その苦しみから解放されるために死を選ぶ。米陸軍には自殺防止会議がある。自殺対策は軍の重要課題なのだ。海の向こうの話ばかりではない。日本でもイラク派遣の自衛官のうちすでに29人が自殺している。国民の平均自殺率を超える異常な数字だ。戦死者は出さなかったのに、自殺者を出したのだ。

 思えばPTSDという概念が広まる契機の一つになったのは、ベトナム帰還兵士を扱ったアラン・ヤングの「PTSDの医療人類学」(みすず書房、2001年)だった。日本軍は「戦争神経症」という概念を知っていたが、それをひた隠しにした。皇軍兵士に、そんな惰弱な精神は許されなかったからだ。「神経衰弱」から「鬱病」までの日本近代の精神疾患言説のうち、それと知られていたのに大衆化することを阻まれた唯一の例外が「戦争神経症」であることを論証したのが、佐藤雅浩の労作、「精神疾患言説の歴史社会学」である。

 昨年のノーベル文学賞受賞者、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの「戦争は女の顔をしていない」は、独ソ戦に参加した赤軍女性兵士の記憶を辿(たど)ったものだ。ソ連軍やパルチザンに100万人以上の女性兵士がいたことは忘れられた。なぜなら、語ってはならなかったからだ。生きて帰ってきた男性兵士は英雄だが、女性兵士は「あばずれ」「男まさり」で、結婚相手には不向きだった。彼女たちは勲章を隠し、戦傷病の支援も受けず、ひたすら過去を隠して生きてきた。戦後30年以上経(た)ってインタビューに訪れたアレクシエーヴィチに、元女性兵士たちは堰(せき)を切ったように封印した記憶を語り出す。そこにあるのに聞かなければ届かない、その声をあらしめたアレクシエーヴィチは、ロシア語圏の石牟礼(いしむれ)道子ともいうべき存在である。彼女のもうひとつの著作「チェルノブイリの祈り」に「解説」を書いた広河隆一はこう言う。「私たちはいつか、フクシマで……アレクシエーヴィチを生み出すだろうか?」

 筆者は上野千鶴子、松井孝典、津村記久子の3氏です。
 ■人物略歴
うえの・ちづこ
 東京大名誉教授、認定NPO法人「ウィメンズアクションネットワーク」理事長。「おひとりさまの老後」など著書多数。


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3月16日(水)のつぶやき

2016-03-17 01:13:52 | 花/美しいもの

性暴力の実相・第3部(1)セクハラ「当たり前」 /西日本新聞
nishinippon.co.jp/feature/sexual…


<わたしの転機>水野元且さん 空き家の購入きっかけ、有効活用へNPO設立/赤、白、桃の卜伴椿。 goo.gl/KD05Cm


歯磨き、舌掃除、歯茎マッサージ・・・家でできる誤嚥防止の口腔ケアを具体的に解説します。中日メディカルサイト | 自分でできる3技法紹介 iryou.chunichi.co.jp/article/detail…

寺町みどりさんがリツイート | 3 RT

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