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夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

今年観た映画50音順〈や行〉

2010年12月28日 | 映画(や行)
《や》
『矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまネバダ』
アメリカ、ネバダ州。
矢島美容室を営む父が理由も告げずに家出。
残された母マーガレット、長女ナオミ、次女ストロベリーは途方に暮れる。
そんななか、ストロベリーの小学校では、
宿敵ラズベリーがソフトボールの新チームを結成。
同じ小学校に2チームも要らぬと、
ストロベリーの所属する元のチームは存亡を賭けた対決を迫られる。
一方、女優志望のナオミは、ミス・ネバダ・コンテストの決勝に出場を決める
が……。
「矢島美容室」がとんねるずのユニットだということだけは知っていたものの、
今まで見たこともないし、まったく知りませんでした。
でも、これは十分楽しめましたねぇ。
私と同じく知らなかった人のために配役を説明しておくと、
マーガレットに木梨、ナオミにDJ OZMA、ストロベリーに石橋。
こんな面子の女装はイカツイですが(笑)、
脇役の大杉漣、山本裕典、黒木メイサなどを含め、
出演者がみんな、楽しそうに演技しているのが良いです。
ちょいと出場のモッくんに笑わされました。

《ゆ》
『ユキとニナ』(原題:Yuki & Nina)
フランス/日本の作品。
ユキはパリに暮らす9歳の女の子。パパはフランス人、ママは日本人。
同い年のニナとは大の仲良し。
ニナの両親はすでに離婚しているのだが、ある日、ユキの両親も離婚することに。
ユキはママの故郷である日本に行かねばならない。日本には行きたくない。
なんとか離婚を阻止しようと、ユキはニナと相談して、あの手この手でアピール。
しかし、もうどうにもならないらしい。
ユキとニナは家出するのだが……。
即興演出で有名な諏訪敦彦監督。
それがなんだか鼻につくこともあるのですが、ラスト20分が秀逸。

《よ》
『よなよなペンギン』
日本とフランスのアニメ制作会社によるコラボレーション。
飛ぶことを夢みて、ペンギンの着ぐるみを着用し、
夜な夜な街を歩き回る少女ココ。
開店したばかりのペンギンストアとやらを訪れたココは、
第一号の客として、異世界ゴブリン村へと招かれる。
ところが、ゴブリン村は、闇の帝王ブッカ・ブーの攻撃を受けている途中。
どうやらココは、「飛べない鳥が村を救う」という迷信を信じる村人に
勇者と間違われて連れて来られたようだ。
はみだしっ子が異世界ではみだしっ子を見つけ、
友情を育むという、わりとありがちな展開なのですが、
その分、安心して観ることができます。

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