夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

今年観た映画50音順〈ま行〉

2010年12月24日 | 映画(ま行)
《ま》
『マルチ・サーカズム』(原題:Multiple Sarcasms)
優秀な建築家ガブリエルは、ふと芝居を書こうと思い立つ。
本職を投げ出して執筆する彼に、妻アンはいらだちを隠せない。
両親の仲を心配する娘リジーは、
ガブリエルの良き女友だちであるキャリーに相談するが……。
劇場未公開だったのもわかる地味な作品ですが、私は好きでした。
最後は映画の中のお芝居に笑って泣いて。
ティモシー・ハットンってちょっと武田鉄矢に似てるかも。

《み》
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(英題:The Girl with the Dragon Tattoo)
スウェーデン/デンマーク/ドイツの作品。
世界中でベストセラーとなった北欧ミステリーの映画化、第1弾。
社会派雑誌『ミレニアム』のジャーナリストのミカエルは、
大物実業家の不正を告発した記事で、逆に名誉毀損の有罪判決を受ける。
そんな彼に、大財閥ヴァンゲル・グループの前会長ヘンリックから、
40年も前に失踪した姪の事件を調べてほしいとの依頼が。
収監されるまでの半年間、孤島にある邸宅の離れに住み込んで調査することに。
一方、ヘンリックの依頼でミカエルの信用調査をしていた女性リスベットは、
その後もミカエルのPCをハッキングし続け、事件解決の手掛かりをミカエルに与える。
情報提供者の正体を知ったミカエルは、リスベットに協力を要請するのだが……。
酔っぱらった状態で観始めましたが、面白いのなんのって。
152分間、目がらんらん。ハマりました。

《む》
『結び目』
専業主婦の絢子は、自動車工場を経営する夫、認知症の義父と三人暮らし。
夫から薦められたクリーニング店に立ち寄ったところ、
店主はかつての教師、啓介だった。隣には若くて可愛らしい妻。
絢子は中学校時代、啓介と道ならぬ関係になり、
それがきっかけで啓介は教師を辞め、絢子の人生も狂った。
平静を装うものの、突然の再会にふたりの心がざわめき始める。
暗鬱な空気の中、ふたつの「大好き」で光が射します。

《め》
なし。

《も》
『モノクロームの少女』
新潟県長岡市に住む幼なじみのくるみと広志は、中学校校舎跡にやって来る。
震災のさいに、好きな人から貰った物を校舎で落としたくるみ。
それを探すのが目的だったが、美少女の写真を見つける。
写真の中の少女が何か言いたげに見えて、
少女の身元を割り出し、持ち主に届けたいと考えるのだが……。
壊れた校舎、ほこりをかぶった部屋、モノクロの少女の写真と、
ホラーっぽくて嫌だなぁと思いましたが、青春ファンタジー。

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