夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『サイボーグ009』

2020年05月03日 | 映画(あ行)
『サイボーグ009』
監督:芹川有吾
声の出演:太田博之,畠山京子,石橋良,ジュディ・オング,大竹宏,増岡弘,
     藤村有弘,曽我町子,内海賢二,八奈見乗児,川久保潔,はせ・さんじ他
 
こんなのもAmazonプライムビデオで観ることに。
 
ご存じ、石ノ森章太郎の同名漫画のアニメ化。
「ご存じ」と書いてはみたけれど、私は知らないんです。
私の生まれる前の1964年から連載が始まって、
今も売れつづけ、累計発行部数が1000万部に達しているって凄いなぁ。
 
本作は1966年に制作された劇場版第1弾。誕生編ということか。
なんだかこういう絵を見ると安心します。
しゃべり口調も硬いところが逆に新鮮。
 
並外れた身体能力を持つカーレーサー・島村ジョーは、レース中にクラッシュ。
駆けつけた救急車によって搬送されるが、それは偽の救急車。
実は事故自体が陰謀によるものだった。
彼に目をつけた闇の組織“ブラックゴースト”は、瀕死のジョーを拉致すると、
サイボーグ化手術を施し、サイボーグ009を誕生させる。
 
目覚めると、石に埋もれても銃で撃たれても傷ひとつ負わない体になったジョー。
困惑するジョーはほかのサイボーグと引き合わせられる。
彼らはそれぞれ違う国籍を持ち、社会からドロップアウトした者ばかり。
世界征服を企むブラックゴーストのために行動することを課せられていたが、
そのサイボーグたちが突然、彼らの手術を担当したギルモア博士を人質に取って逃亡。
009も「愛と自由のために戦う」という彼らについて行く。
 
人質だと思っていたギルモア博士こそがこの計画の立案者で、
当初はブラックゴーストの指示で手術をおこなっていたが、
とんでもない過ちだと気づいて、組織を離れることを決意したのだ。
サイボーグたちは一丸となり、ブラックゴーストと戦う。
 
絶対負けないとわかっているから(笑)、安心して観ていられます。
ブラックゴーストが次々と繰り出す凶悪ロボットたちに勇敢に立ち向かい、
各々の能力を駆使して戦う姿は、子どもだったら興奮しただろうなぁ。
いろんな国のサイボーグというのもグローバルで楽しいじゃないですか。
 
劇場がすべて休業にならなければこんなのを観ることもなかったでしょう。
ほかのもいろいろ観てみるかな。

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