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『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』

2021年04月10日 | 映画(さ行)
『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』
監督:橋本一
出演:坂口健太郎,北村一輝,吉瀬美智子,木村祐一,池田鉄洋,
   青野楓,杉本哲太,奈緒,田中哲司, 伊原剛志他
 
TOHOシネマズ梅田別館から本館へ移動して。
 
大ヒットしたTVドラマシリーズらしいのですが、これも未見。
未見でも話についていけないことはありません。
現在と過去を繋ぐ不思議な無線機の存在だけを知っていれば大丈夫そう。
 
2021年。
内閣情報調査室次長の三谷(杉本哲太)が交通事故で死亡する。
車が壁に激突した時点で運転手も三谷も死亡していた模様で、
長期未解決事件捜査班の三枝(坂口健太郎)と桜井(吉瀬美智子)は事件の可能性を疑う。
同様の事故が起こっていないかを調べた三枝は、
2009年にも政務官の交通事故死が2件あったことを知る。
無線機を用いてその当時にいるはずの刑事・大山(北村一輝)に連絡を取ったところ、
いずれも事故当時に猛毒ヘロンを吸わされていたらしく……。
 
三枝と大山が連絡を取り合って事件を解決、あるいは未然に防ぎ、
過去を変えることもできちゃったりするようです。
 
長期未解決事件捜査班の面々のチームワークが良くて、
特に私は鑑識官・小島役の池田鉄洋の顔を見て嬉しくなりました。
ちっともタイプじゃないんですが、俳優としても面白い、
脚本家としても面白いじゃないですか、この人。
 
公安警察が出てくる作品を観るたびに思う、怖いとこだなぁって。
『謝罪の王様』(2013)には「公安に消されるぞ」みたいな台詞があったかと思いますが、
いったい公安ってどんな組織なんだと興味が募るばかり。
ほんとに消されちゃうことがあるんだろうなぁ。
 
官房長官役の鹿賀丈史のなんと憎たらしいことよ。
この人、もう絶対善人役はできませんよね。
いろんなところで悪役のイメージありすぎ(笑)。
 
無線が都合良く繋がりすぎるし、都合悪く切れすぎます。
でもそうじゃないと物語が進まないからしゃあないか。
 
上映終了後にお手洗いにいたおばさま方は、「テレビと全然ちゃうやん。
テレビより全然おもしろかったわ」などと話していました。
テレビと映画、どちらもご覧になった方、いかがでしたか。
 
オリジナルの韓国ドラマがとても気になります。

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