『耳をすませば』
監督:平川雄一朗
出演:清野菜名,松坂桃李,山田裕貴,内田理央,安原琉那,中川翼,荒木飛羽,住友沙来,
音尾琢真,松本まりか,中田圭祐,小林隆,森口瑤子,田中圭,近藤正臣他
TOHOシネマズ伊丹にて、前述の『もっと超越した所へ。』の次に。
原作は柊あおいの同名漫画。1995年にスタジオジブリでアニメ映画化されて大ヒット。
観たおぼえはあるのですが、内容をほとんど覚えていないのです。
そんな状態で本作を観て、ん!?こんな話だったっけなぁと頭の中がハテナマークだらけ。
アニメ版の後日譚になるそうで。
結論から言って、全然好きじゃない。(^^;
たぶん私は平川雄一朗監督の作品があまり得意じゃないですね。
本が大好きな中学生・月島雫(安原琉那)は、学校の図書室の常連。
借りた本の図書貸出カードに必ず自分より先にある名前が気になる。
ある日、親友の原田夕子(住友沙来)の相談に乗るうち、
借りた本をベンチに置き忘れてきたことに気づいて戻ると、ひとりの男子がそれを読んでいた。
彼こそ雫より本を先に借りているその人、天沢聖司(荒木飛羽)。
自分だってその本を読んだくせに、小馬鹿にしたような態度を取られて憤る雫だったが、
猫を追いかけて入った不思議な店“地球屋”のオーナーが聖司の祖父(近藤正臣)であり、
また聖司が素晴らしいチェロ奏者であることを知り、急激に親しくなる。惹かれ合うふたり。
夢を叶えるためにイタリアへと旅立ち、演奏活動を続ける聖司(松坂桃李)。
一方の雫(清野菜名)は児童書の編集者として出版社に勤めるが、
10年に渡る長距離恋愛。
そばにいない聖司にどうしても会いたいと思った雫は、イタリアへと向かうのだが……。
海外ロケにさほど意味があるとは思えなくて。
これは音楽家として活躍するならばイタリアまで行かなきゃいけなかったんですかね。
原作もやっぱり遠くへ行くんですか。
清野菜名、好きですよ。
だけど思い悩んで泣く彼女の声がウザイとすら思ってしまいました。(^^;
なんというのか、あれですよ、全編にわたってあざとい。
これが一般的にウケのよいハッピーエンドなのかもしれませんが、
帰ってきた聖司にプロポーズされて結婚して終わりかいっ!
はいっ、どうぞお好きに。