『四畳半タイムマシンブルース』
監督:夏目真悟
声の出演:浅沼晋太郎,坂本真綾,吉野裕行,中井和哉,諏訪部順一,甲斐田裕子,佐藤せつじ,本多力他
なんばパークスシネマにて、前述の変態映画『LAMB ラム』の次に。
森見登美彦、大好きです。
本作は「ヨーロッパ企画の代表作『タイムマシンブルース』の物語を『四畳半神話体系』の登場人物たちで描き直した」
とのことなのですが、すみません、そっちの『タイムマシンブルース』のほうを知らないんです。
でもやっぱり観ておかねばなりません。
8月12日の京都。
主人公の「私」は、後輩の明石さんにひそかな想いを寄せている。
私が下宿するアパート“下鴨幽水荘”はほとんどの部屋にクーラーがない。
唯一クーラーが設置されている部屋に入居しているのが私。
灼熱地獄の外から帰ってきたら、なぜか私の部屋に人がいっぱい。
しかも勝手にクーラーが点けられている。
怒りに燃える私だったが、みんなでわぁわぁ言っているうちに、
クーラーのリモコンに蓋が外れていたコーラのペットボトルが当たり、中身が噴出。
なんとリモコンが故障してしまう事態が起きる。
そんなとき、彼らの目の前にタイムマシンが現れる。どうやら本物らしい。
過去と未来のいつに飛ぶべきか。
そうだ、リモコンにコーラが降りかかる寸前に戻ればいいじゃあないか!
という、とっても楽しそうな話です。
居合わせた全員が一度にタイムマシンには乗れないので、じゃんけんで勝った3人がまず先乗り。
その中に私の悪友・小津も含まれていて、飛んだ先で好き放題。全然帰って来ない。
残った私たちがヤキモキしはじめた頃に、25年後の未来からモッサリした青年が飛んで来ます。
あちこちで辻褄の合わぬことが起きてしっちゃかめっちゃかになり、
とっても楽しいはずが……爆睡してしまいました。
確か『夜は短し歩けよ乙女』(2017)でも寝てしまったのですよね、私。
森見さんが関わる作品のアニメ版と相性が悪いのか、
いやいや、『四畳半神話体系』と『有頂天家族』は超の付くお気に入りだし。
全編寝ていたわけではありません。
でも肝心のラストを観逃し、気がつけばエンドロールが流れていました。
こりゃもう1回観なければどうにもならん。書けません。ごめんなさい。
観たいけど、ディズニープラスは契約しないよん。
Netflixすらあまり観る時間を作れずにいるのに、無理っ!