『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』(原題:The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim)
監督:神山健治
声の出演:市村正親,小芝風花,津田健次郎,本田貴子,村治学,田谷隼,山寺宏一,中村悠一,
森川智之,入野自由,斧アツシ,大塚芳忠,沢田敏子,飯泉征貴,坂本真綾他
元日にTOHOシネマズ西宮で3本ハシゴの〆。
客はかろうじて私ともうひとり。正月早々、上映終了時刻が23時の回にはそんなに客は来ないか。
アメリカ/イギリス/日本作品で、できればこれも字幕版を観たかったけれど、ここでは吹替版の上映しかなし。
“ロード・オブ・ザ・リング”3部作を手がけた製作陣が、その200年前に遡る戦いの物語を長編アニメ映画化。
誇り高き騎士の国ローハンでは、偉大なる王ヘルムのもと、民も平和な日々を送っていた。
ある日、ヘルムが招集した領主のうちのひとりで横柄なフレカが、自らの息子ウルフとヘルムの娘ヘラを結婚させよと言う。
ウルフとヘラは幼なじみでお互いに好意を抱く仲ではあるが、ヘラは誰とも結婚する気などない。
また、ヘルムはフレカの息子にヘラを嫁がせる気持ちなど皆無で、あっさり断る。
憤慨したフレカはヘルムに殴りかかり、ヘルムが殴り返したところ、一撃でフレカは死亡。
ウルフもローハンから追放されることになり、ヘルムを激しく憎む。
ウルフの消息はわからないまま時が経つが、出先で猛獣を退治したヘラが何者かに拉致される。
ヘラのいとこフレアラフや侍女オルウィンらがひそかにつけて行くと、なんとそこにはウルフがいた。
ローハンを征服することを目論むウルフが同志を集め、リーダーとなって襲撃の機会を図っているらしい。
ヘラの救出には成功したものの、ウルフは大軍を率いてローハンに襲いかかり……。
夜も遅いし、134分の長尺だし、絶対眠くなるだろうと思っていたのに、全然そうならず。
“ロード・オブ・ザ・リング”は一通りしか観ていないけれど、思いのほかわかりやすい話で没入できました。
さまざまな登場人物のことをもっと覚えていれば、もっともっと楽しいと思います。
私が「おおっ、この人は」と思い出せたのはサルマンだけですからね。(^^;
200年前から始めて、シリーズをまた辿るのが良いかもしれません。