めいすいの写真日記

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越後ワイナリー

2009-10-29 | 旅の写真


新潟へのバス旅行。途中で、越後ワイナリー ( 南魚沼市浦佐5531-1 ) に立ち寄りました。
赤い旗には「選り抜きの銘醸・味わいの逸品 越後ワイン」の文字が躍っています。
ここのワインは南魚沼市にある、この会社専用のぶどう畑で栽培したぶどうを使っているとのことです。
ここに来て、初めて新潟でも本格的なワインを作っているのだということを知りました。
当然のことかも知れませんが、ここのワインはすべて新潟県産のブドウを100%使用しているとのことです。 


 入り口からはいると、ワインを販売するお店があり、そこからはガラス戸越しにビン詰め室が見えます。
 しかし残念ながら、私達が行った時には稼働はしていませんでした。


 案内されて地下に降りていくとワインの貯蔵室があります。ガラス越しなどで上手く撮せませんでしたが、
通路の右側はステンレス製のタンクが並んでいて左側には赤ワインを貯蔵する樽が並んでいました。
樽はフランス製のオーク材でトロンセという最高のものとか。一つの樽で瓶300本分の貯蔵が出来るそうです。


 ここのワイン製造の特色は、豪雪地帯ならではの「雪中貯蔵庫」。屋根などに積もった雪を250トンも貯蔵し、年間を通じて空調に使うということです。
 二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギーです。



 工場内は、こぢんまりとはしていますが、清潔できちんと整理整頓が行き届いていて好感が持てました。 
 また、いろいろな種類のワインを試飲させてくれて説明してくれます。なかなか美味しく手ごろな価格なので多くの人が買い求めていました。
 私もと・・・あれれ、お金と財布を置いたまま写真を撮していますね。



 二本買うことにし、「越後プレミアム2007」(赤)と「越後フルーティー2008」(白) を選びました。
 赤は樽貯蔵ということがすぐに分かる味。辛口でコクがあります。
 白は甘口で呑みやすい。女性に好まれるかも知れません。

  PENTAX K7 + TAMRON 17-50mm F2.8 で撮影

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雲洞庵を訪れる ・・・ 日本一の尼寺、越後一の寺、天地人の寺

2009-10-29 | 旅の写真


 新潟へのバス旅行。現在放映中のNHK大河ドラマ「天地人」で賑わいを見せる雲洞庵を訪れました。

 雲洞庵 ( 新潟県南魚沼市雲洞660 ) は、藤原房前 (681-731・・・藤原不比等の子、太政大臣) の母である藤原先妣尼がこの地に庵を結んだため、開祖であるという伝承を持ちます。養老元年(701年)には、房前が母の菩提を弔う為、この尼寺を創建しました。ずいぶんと古い歴史があります。

 その後、時を隔てて「天地人」の主人公、与六 (後の直江兼続) と喜平次 (後の上杉兼勝) が少年期に、この寺で学問を学びました。当時の住職は北高全祝や通天存達で優れた僧でした。

 写真は赤門。昔は藩主とか貴人でないとこの門の扉は開けられなかったといいます。東京大学の赤門(昔は加賀藩)の例もあり、朱塗りの赤門は高貴な門であったということです。
 門の右側に書かれているのは「雲洞庵の土踏んだか」の文字。この言葉は、この地では広く知られているようです。



 この赤門から、本道に至る参道の敷石の下1mには、一石一字の法華経が埋められていて、参道を踏みしめて歩くと霊験あらたかだということです。このことが「雲洞庵の土踏んだか」というキャッチフレーズになりました。辺りは杉木立に囲まれて静かな佇まいを見せていました。



 本堂を背景とした石仏。禅寺(曹洞宗)らしい雰囲気が出ていました。



 本堂へ。飲むと長生きできるという御利益たっぷりのお水を入り口で呑みます。周辺からの湧き水でとても美味しい。本像は「釈迦牟尼仏」です。
 


 中央の仏像が藤原房前が母の墓前を弔うために祀った「阿弥陀如来」。そういえば藤原氏の栄華を伝える宇治の平等院の本尊も阿弥陀如来でした。



 直江兼続の兜の前立ての「愛」という字は、この寺の僧、通天存達の教えからなるといわれています。ちなみに「愛」は現在のような男女の愛ではなく、「領民愛」ということで用いられていたらしい。そうでないと、戦闘の時、兵士達が戦う意欲をなくしてしまいますよね。
 ところで兜をかぶっている美男子は誰でしょう?近くで行われていた「天地人博」(新潟県南魚沼市六日町で開催)で撮影してもらいました。

 PENTAX K7 + TAMRON 17-50mm F2.8 で撮影

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